うちの柴犬ももと変なことをいろいろやっていたら、なんと! あの人気柴犬雑誌「Shi-Ba(シーバ)」の取材を受けることになった。動物雑誌の取材撮影とは一体どのように行われるのか、その裏側を含め(そして衝撃の完成品まで)衝撃の一部始終を大公開だ!
多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!
前の記事:「自己啓発漫画「会社の飲み会に10年ぶりに行ってみた」」 人気記事:「柴犬が大根おろしに似てるので「柴犬おろし」を作ってみた」 > 個人サイト ヨシダプロホムーページ ●裏シーバ1号 「メール」
先日、僕のもとに、 一通のメールが届いた。
人気柴犬雑誌「Shi-Ba」からの取材の依頼である。
最近はもう99.9%SPAMな僕の受信トレイ。現代の全パターンと言えるほどの 多様なSPAMをもらっているので、また新手のそれかと思ったが、
本当だった模様。たまにはメールをちゃんと見てよかった。ももとの取材をご丁寧に依頼してくださり、受けさせていただくことにした。
●裏シーバ2号 「お風呂」
そして取材の前日となったのだが、もも、見ていると なんか薄汚れてる気がしてきた。白い所がなんかグレイ。散歩中にアホみたいに
田んぼにINするからであろう。取材撮影なのだから、被写体はキレイな状態にしとくべきや! というわけで
お風呂に連行。が、ももったらまぁ
お風呂が嫌い。なので、嫌がりに嫌がったけど、なんだか勢いで
湯船にドボン。普段はここまで入れないけど、よりピカピカにするにはやむをえない。
「ぷぎゃー」
嫌がるけど、甘い言葉で懐柔しつつ洗い続けた結果、 細くなった。
何だこれ。フライドチキンか。ちょっと引く。
犬って、毛によりだいぶ盛られている事実を突きつけられた。でも、なんとか洗い倒し、
ピカピカになった、ような気がする。あまり変わってない気もするが、やれることはやったのだった。
●裏シーバ3号 「小物」
そういや撮影の際に、「過去にデイリーで行ったももネタをいくつか再現できたらぜひ!」とのこと。そうか、ではわかりやすく、 犬の頭にデフォルトで「?」をつける画期的な装置を発明したことがあるので、あれを再現しようと思い、久々に取り出してみたところ、
ボロすぎる。あれから幾星霜とでもいうような劣化具合。ほぼ干からびたヘビ。これは絵的にまずいので、
こっそり新調しておこう!ってことで、「?」装置を
再誕させておいたのだった。これで取材の事前準備は万端やでぇッ!
●裏シーバ4号 「掃除」
編集部のみなさんが来てくださるので、取材撮影が行われる実家のリビングを、きれいめに掃除。 したところ、非日常なキレイさに、もも何かを察したのか、奥の窓の向こうで
部屋に入ってこない。
「…なんかいつもと違うわ…」
なにこの距離感。何かを予感したようだが、気にせず過ごしなさい。
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