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プロローグ:回復術士は想い人を探す
無事、ジオラル王国の再建が始まったのを見届けて再び旅に出る。エレン……ノルン姫だけはジオラル王国の再建に残ってもらう。
ジオラル王国では多くの貴族や文官が死に、政治を行うのにラナリッタの領主が集めた人員を使うしかない状況。もし、彼らに任せれば、ジオラル王国が内側から乗っ取られる。
それは許せない。俺のおもちゃだ。俺の思うがままに作り替えないといけない。
そうでなくても、この不安定な情勢。ここから立て直すには、一流の統治者では足りない。超一流が必要。だからこそ、エレンを置いてきた。
「まだ、竜騎士たちは来ていないな」
ジオラル王国の付近にある森に俺たちは来ていた。
これから魔王領に戻る予定だ。
さすがに徒歩では遠すぎるので竜を使う。
竜騎士たちは、帰ってもらっていた。
彼らにはイヴ宛ての手紙を渡しており、加えてジオラル王の処刑を行う日の翌日に来てもらうように依頼していた。
さすがに王都に竜で来れば目立つので、王城への隠し通路がある森が待ち合わせ場所だ。
「空気が美味しい、ずっと城の中にいては息が詰まってしまいます。ただでさえ、フレア王女の姿をしていると肩が凝りますからね」
そう言いながら、フレイアは背筋を伸ばす。
フレイアは桃色の髪をした美少女。
ここ最近はずっとフレア王女の姿をしていたこともあり、フレイアの姿を新鮮に感じる。
「だな。英雄と呼ばれ、尊敬されるのは悪くない気分だが、そう見られている以上、下手なことはできない」
俺とフレイアは救国の英雄として祭り上げられ、エレンの指示を受けて忙しく働いていた。
ジオラル王の暴走がこの国に与えたダメージは大きく、救国の英雄である俺たちを偶像にしてアピールしなければ、民たちは前を向けない。
その甲斐あってか、ゆっくりとだがジオラル王国は前に進み始めた。
……今思い出しても石投げ王都一周から帰ってきたジオラル王は傑作だった。全身膨れ上がって血を流して、それでも死んでいない。
仕方ないので、国民の前で首を刎ねてやると、【癒】の勇者ケアルを英雄と称える声が沸き上がった。なかなかの快感だ。
「ケアルガ様、セツナは王城ぐらしより、旅のほうが好き」
「そうね。私も同意するわ。そのほうが私たちにあっているもの」
狼耳美少女のセツナと、美少女剣士のクレハも、城を離れられるのがうれしいらしい。
「セツナはともかく、クレハがそう言うのは意外だな。大貴族のおまえなら慣れているだろう」
「そうでもないわ。確かに私の家は大貴族だけど、常に戦場に出て、一体でも多くの魔物を斬ることで民を守るのが誇りよ。あまり長く王城にとどまったことはないわね」
腐りがちな貴族たちの中にいて、そのスタイルは珍しい。だからこそ、クレハは真っ直ぐに育ったのだろう。
「グレンは美味しいお肉が食べられるから、ずっとお城ぐらしでも良かったの!」
みんながお城を出られて喜んでいるなか、グレンだけは残念そうな顔をしている。
今は子ギツネ形態で俺の肩に乗っている。
憎たらしい性格だが、子ギツネ姿は可愛いので頭を撫でると、こやーんと鳴いた。グレンはあざとい。
城の中でもその愛くるしい見た目と仕草で頻繁に肉をねだっており、特に城の女性たちに大人気だった。
俺たちは空を見上げる。
予定通りなら、そろそろ竜騎士たちが来るころだ。
「ケアルガ様、来た!」
真っ先に竜を見つけたのはセツナだ。
狼の性質を持つため、視力や気配の感知に優れている。
俺たちが手を振ると、竜がアクロバット飛行を披露してくれる。
彼らなりの挨拶だろう。
無事、迎えに来てもらえてよかった。陸路で魔王城まで行くのはしんどいし、時間もかかる。
少しでも早く戻りたい。魔王領が心配だ。なにせ、魔王が交代した直後、向こうは向こうで不安要素が多い。
◇
竜の背に乗り空を舞う。
俺たちを迎えに来たのは、行きと同じ竜騎士たちだった。
竜騎士に声をかける。
「魔王城のほうは変わりがないか」
「今のところは平和ですね。もちろん、些細なごたごたや、小競り合いは起こっていますが予想の範囲内です」
それを聞いて安心する。
イヴに何かあれば俺の復讐相手が増えてしまう。
せっかく後一人で復讐が終わるところまで来たのに、いまさら復讐相手を増やしたくない。
「なら良かった。イヴと長老たちはうまくやっているみたいだな」
イヴは頭の回転が速い少女ではあるが、圧倒的に経験が足りない。
そのため、今まで魔王に迫害されていた種族の長老たちが実質的に政治を行い、イヴは最終決定をするというスタイルで統治を行っている。
イヴが彼らの操る人形になる懸念はあるが、これが一番現実的な方法だ。
「イヴ様の手腕に関する悪い噂は聞きませんね」
「帰ってから褒めてやらないとな」
イヴは寂しがりやで甘えん坊だ。
そして、かなりすけべだ。今頃、俺を想って枕だけじゃなく下着も濡らしているだろう。
一日中、イヴを可愛がってやりたい。
竜が加速する。
このペースなら、中継地点であるラナリッタには日が暮れるまでに到着するだろう。
◇
混沌の街、ラナリッタにたどり着く。
ここに立ち寄るのは竜を休ませるためだ。
いかに竜とはいえ、ジオラル王国から魔王城まで一日で飛ぶのは不可能だ。
どこかで休憩を挟まないといけない。その休憩地点にラナリッタ付近の森を選び、俺たちはラナリッタで羽を伸ばす。
さすがは自由都市だ。ジオラル王国の黒い騎士をはじめとした軍勢に蹂躙されたはずなのに、ほぼほぼ復旧が終わっている。
この街は来るものを拒まず、すべてを飲み込んで発展していく街。それ故にすさまじい熱量を秘めている。
商店も盛況で景気が良さそうだ。
「予定通り、ここから別行動だ。フレイアたちは先に宿に向かってくれ」
「かしこまりました。ケアルガ様」
「また後で会いましょう」
「悪いな。あまり遅いようなら先に食事をすませてくれ」
ラナリッタにやってきたのは、竜たちの休憩に適した位置にあるからだけじゃない。
情報収集のためだ。
それも、裏の情報網を使う。
ラナリッタは、来るものを拒まない性質ゆえに、ならずものや裏社会の人間が多い。
彼らの情報網は優秀で、分野によってはジオラル王国の諜報部すら上回る。
「ケアルガ様、邪魔しないから連れてって。セツナはケアルガ様を守るために生きてる。ケアルガ様に守られてるだけじゃ、セツナに価値はない」
彼女の真剣な目と、その言葉に苦笑する。
「わかった。護衛として連れていこう」
あまり大勢で押し掛けると向こうに警戒されるが、セツナ一人だけならぎりぎりセーフだろう。
汚い話もするし、彼女たちに見せたくない顔を見せてしまう。それも一人で情報屋に向かいたかった理由だが、セツナだけは何があっても俺を裏切らない。
「セツナちゃんだけずるいです」
「そうね、私たちもついて行きたいのを我慢しているのに」
「適材適者だな。裏社会の人間は奇襲が得意だ。セツナのするどい感覚が護衛には適任だ。じゃあ、行こうか」
「ん。ケアルガ様の傍でお守りする」
そうして、別行動を開始した。
有益な情報を仕入れられるといいが。
◇
スラム街のはずれを進んでいく。
このあたりは空気がよどんでいる。浮浪者や物乞いたちが溢れ、非合法な品や奴隷を売る店が並んでいる場所だ。
セツナが顔をしかめる。かつてはセツナもここの商品だった。
今もセツナと同じような存在がここで売られている。
「奴隷を売る店が多いな。元奴隷のセツナは面白くないだろう?」
「……それはそう。でも、仕方ないとも思う」
セツナは幼いながらも達観していた。
彼女は見た目とは裏腹に大人なのだ。
俺たちは、一件の酒場に入る。
そこで手数料を払い、秘密の暗号を口にすることで奥に通された。
この先に情報屋がいる。
酒場の奥にある部屋には、やせぎすだが頭の良さそうな男が座っていた。
「兄さん、あんまり金があるようには見えねえが、ここの情報は高いぜ」
「金ならある。これで足りるか?」
「……へえ、十分だ。驚いたね。若いのに稼いでいるんだ。これだけの金を積んでもほしい情報ってなんだい?」
「調べてほしい男がいる。その男が、今どこにいて、何をしているかを至急知りたい。他にもその男に関わる人物を含めて、ありとあらゆる情報がほしい。金に糸目は付けない」
俺は胸元から紙を取り出す。
その紙にはブレットの人相をスケッチしており、俺が知るありとあらゆる情報を書いてある。
「大物だ。【砲】の勇者ブレット。……あんたも変態神父に掘られたってくちかい?」
一瞬、言葉を失う。図星だったこともあるが、それだけじゃない。
「二つの意味で驚いた。一つ、あんたが奴が孤児院で善人面をしながら裏でやっていることを知っていること。二つ、その情報をただで提供したことだ」
「その二つの問いに応えてやるよ。知っているのは、【砲】の勇者ブレットが俺たちの客だからだよ。あいつの孤児院にいる少年たちは美形ばかりだ。そいつは偶然じゃねえ、裏の店がそういう子供を斡旋してる。裏の連中は繋がっている。兄ちゃんも気を付けな。裏の店を使った客の情報は流れる。まあ、【砲】の勇者ブレットは、わかってて俺らを使っているみたいだが。情報を買う側としても来るしな」
……ブレットはそう言う奴だ。欲望のままに生きているが、馬鹿ではない。そういうリスクを抱えても大丈夫なように動いている。
「んで、ただでこの情報を教えたのは見せ金ってやつだな。あんたが上客になりそうだから、これぐらいの情報を持ってますよってアピールだ」
「いいだろう。情報屋としては信用できそうだ」
「ああ、信用してくれ。錬金術士のケアルガさん。それとも、もう一つの名を呼んだほうがいいか」
苦笑してしまう。
まさか、そこまでばれているとはな。
「想像以上だ。なら、依頼しよう。その金貨すべてを前金で支払う。やつについて情報を集めてほしい。あんたも、奴が今どこにいるかはわかってないだろう?」
「その通りだ。だが、調べようはある。ブレットの旦那は病気だ。必ず、好みの美少年を手に入れようとして俺らの網にかかる」
「期待している。……それからな、ブレットに【癒】の勇者ケアルが探しているって情報を売ってくれても構わない」
情報屋が頬をかく。
「あら、ばれちまってました」
「そういう商売をしているのだろう。それに、俺が探していると知れば、あいつは動くさ。俺が望むようにな」
ブレットにとって理想の少年がケアルなのだ。俺が探していると知れば、股間を膨らませて会いに来るだろう。
「わかったぜ。引き受けよう。あんたにどうやって連絡をすればいい?」
俺と情報屋は詳細を詰めておく。
わかったことを逐一、ブラニッカに用意している拠点に届けるように依頼した。
さすがに、魔王領まで手紙を届けてもらえはしない。
常識的に考えればブレットはすでに死んでいる。
捜索なんて無意味。
だけど、確信めいた予感が俺の中にあった。奴は何かしらの手段で生きている。
ジオラル王国の諜報部に捜索をさせているし、それでも足りないと判断したから情報屋を訪れた。
魔王領につけば、魔族や魔物すら使う。
最後の復讐、何としてでもやり遂げる。
そのためには、奴を見つけないといけない。
俺は絶対にあいつを逃がさない。
変だな。
一周目では、あいつに怯えて、逃げたい、怖いとばかり思っていたのに、二周目の今はあいつに会いたくて仕方ない。
俺が味わった以上の、苦痛を、恐怖を、屈辱を、痛みを、あいつに味合わせる。
そのことを想像するだけで、昏い笑いが込みあげてきた。
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