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1695話
バエロスを含めて海で獲れたモンスターの解体が終わり、レイとケニーがギルムに戻ってきたのは、午後三時すぎくらいという時間だった。
バエロスを始めとして、解体中のモンスターの臭いに惹かれて近づいてきたゴブリンを倒すこと、数度。
森では様々なモンスターがいるのだが、今回レイ達を襲ってきたのは、その全てがゴブリンだった。
レイはそれを見て、自分の日頃の行いが良いからだと、そう言ったのだが……それに対して、ケニーは素直に頷くことは出来ず、呆れの視線を向けてしまう。
幾らレイのことが好きなケニーであっても、普段のレイの行いが良いからだとは、到底頷けなかったのだ。
そんな視線を向けられたレイは、若干納得出来ない様子だったが。
レイは善良な一般人を相手に、自分から喧嘩を売るといった真似をすることはない。
少なくても、レイ自身はそう思っている。
……ケニーもそう言われれば、レイが何らかの理由がなく自分から相手に喧嘩を売ったような話を聞いたことはないような? と首を傾げもしたが、それを含めても今までレイがしてきたことは善良とは言えないだろう。
ケニーから見ても、貴族の四肢切断を平気でやったりするようなレイは、とてもではないが日頃の行いが良いとは言えなかった。
ともあれ、途中で昼食としてレイのミスティリングから取り出したサンドイッチや串焼きといった簡単な料理は食べたが、ケニーはともかくレイにとってその程度ではとても満腹にはならない。
「で、どうするの?」
「そうだな。バエロスを含めて満腹亭にでも行ってちょっと何か料理を作って貰おうかと思ってる」
「その、私も行っていい?」
「ああ、そうしてくれ。モンスターの解体を手伝ってくれたんだから、その礼って訳じゃないけど……」
「いいのよ。……それより、満腹亭に行ってもいいの? このくらいの時間だと、お昼が終わって休憩中じゃない?」
気遣わしげにそう言ったのは、満腹亭が連日どれくらい繁盛しているのか、ケニーにも分かっているからだろう。
美味くて安くて量も多い。
そんな店が繁盛しない筈もなく、それこそ毎日のように満員になっており、食堂の外にテーブルや椅子を用意しているといるのだ。
どれだけ繁盛しているのか、それこそ考えるまでもないだろう。
(喫茶店とかじゃなくてこういう食堂でも、オープンテラスって言うのか?)
レイにとってオープンテラスというのは、お洒落な店がやってこそというイメージがある。
実際にはそこまで珍しい様式ではないのだが、日本のいた時にレイの住んでいる辺りでオープンテラスの店なんてものはなかったし、そういうのを知ることが出来るのはTVでだけ。
そうなれば、当然のようにオープンテラスの特集をやっているのはお洒落な店となり、それを見たレイがそのようなイメージを持っていてもおかしくはないだろう。
ともあれ、それだけ忙しく……今の時間は客が少なく、貴重な休憩時間なのに、そこに邪魔してもいいのかと。そう言うケニーの言葉に、レイは少し考え、頷く。
「満腹亭を仕切っているディショットは、料理への探究心という意味ではかなり強い。そんなディショットがバエロスのようなモンスターの食材を見れば、間違いなく創作意欲が湧いてくる筈だ」
それは、レイの中に確信としてあった。
料理人という点では、ディショットと同じような立場の者はギルムにも多くいるだろう。
だが、レイが知ってる限り、ディショット程真摯に料理に対して向き合っている者というのはそう多くはない。
それこそ、未知の食材を……それもギルムでは到底入手出来ないような魚のモンスターを見せられれば、嬉々として食いついてくるのは間違いなかった。
(バエロスだけじゃなくて、いっそ普通に魚を見せてみても面白いかもしれないな)
バエロスを始めとしたモンスター以外に、レイが今回のバカンスで入手した魚介類の類は、全て会わせれば数トン単位になる。
レイが捕まえたもの以外にも、ガランカで購入したものも合わせればそのくらいは余裕であった。
それだけ魚介類があれば、普通であれば数年くらい……いや、毎日魚介類を食べるのでなければ、下手をすればより長い間魚介類に困ることはないだろう。
ただ、食べるのがレイやセト、ビューネといった面々であるのを考えれば、場合によっては一年と経たずに……もしくは数ヶ月で全て消費してしまう可能性も皆無ではないのだが。
「そう? 分かったわ。じゃあ、私は馬車を返したら満腹亭に行くわね」
笑みを浮かべ、ケニーはそう言う。
レイも頷き、馬車から降り……そして二人は別行動をする。
ケニーにしてみれば、レイと二人きりの食事であれば、満腹亭のような場所ではなく、もっと雰囲気のある店で食べたいというのが正直なところだったのだが……それでもレイと一緒に食事を出来るのであれば、と不満は口にしない。
そもそも、今回の食事というのはレイが獲ってきた魚介類の類を食べる為というのが大きかった。
そうである以上、やはり食材を持ち込んで料理出来るような場所が必要であり……ケニーが希望する雰囲気のある店というのは、そういうことが出来ない。
正確には出来る店もあるのかもしれないが、少なくてもケニーはそのような店を知らなかった。
「ああ。今日はケニーに色々と助けて貰ったからな。ご馳走するよ」
「ふふっ、期待してるわ」
そう言い、ケニーは馬車と共にギルドへ向かう。
レイが言った、ケニーに助けて貰ったというのはお世辞でもなんでもない。
実際、モンスターの解体をする時にケニーが手伝ってくれなければ、色々と食材としては使い物にならなくなっていた可能性が高い。
もしくは、まだ食べられる部分を骨にくっつけたままになったか。
それなりに料理をするケニーのおかげで、食材の無駄を最小限にすることが出来たのだ。
そういう意味では、レイにしてみればケニーに感謝をしないという選択肢は存在しなかった。
ケニーの乗った馬車を見送ると、まずは満腹亭に向かおうと道を歩き始め……
「ちょっと、この一夜干しをしっかり見なさいよ! アタシの手作りなのよ!? それなのに、この値段というのどうことなのよ!」
「お前の手作りって分かったら、誰も買わねえだろうが! おい、こら! 筋肉を剥き出しにして迫ってくるな!」
……ふと、どこからか聞き覚えのある声と悲鳴が聞こえてくるが、レイはその声にのする方に視線を向け、予想通りの人物がいることを確認すると、それ以上は声を掛けたりせずにその場を立ち去る。
ビストルの商談の邪魔をすることもないだろうと判断しての行動だった。
ビストルと交渉をしていた相手にしてみれば、レイが声を掛ければ、それこそ救いの神のようにも思ったのだろうが……残念ながら、そのようなことにはならない。
(ま、頑張れよ)
ビストルがどれだけ頑張って、毎晩のように干物を作っていたのかを、レイは知っている。
だからこそ、その労力が報われるように祈りながら……そのまま、満腹亭に向かうのだった。
「やっぱりこの時間になるとあまり人はいないな」
満腹亭が見える場所までやって来たレイが周囲を見回すが、そこに人の影はそれ程多くない。
ただ、それでも以前の……増築工事を始める前に比べれば、かなり多くなっている。
それでも昼や夕方といった時間帯に比べれば、周辺にいる者の数は多くはない。
少し遅めの昼食……もしくは早めの夕食。はたまたちょっとおやつ代わりにといった感じで満腹亭やその周辺にある食堂、もしくは屋台を目当てにしている者もそれなりの数はいたのだが。
そうして満腹亭に入ると……
「あら、いらっしゃいレイさん」
そう言い、ディショットの妻のエネドラがレイを見て嬉しそうに立ち上がる。
エネドラにとって、レイという存在は店を救ってくれた恩人だ。
勿論別にレイが満腹亭に関わることになった時は、別に店が廃業の危機だった訳ではない。
それでも店の利益という点では、今よりも明らかに低かったのは事実だ。
だが、レイの教えてくれたうどんにより、店の売り上げは一気に伸びた。
……客が多くなりすぎて、家族だけでは店を回せなくなったのは予想外だったが。
その上、今はギルムの増築工事によって多くの人間が働きにギルムまでやってきており、そのような者達によって過去例を見ない程の売り上げを毎日のように叩き出している。
それこそ、忙しくて体力が保たないと思ってしまう程に。
そんな状況ではあったが、エネドラは疲れた様子の一つも見せず、レイを迎えた。
食堂の中にはまだ何人かの客がいるのだが、そんな客達もエネドラの言葉に何があったのかとレイに視線を向ける。
「久しぶり。ちょっと珍しい食材を手に入れたから、ディショットに見て貰いたくてやって来たんだけど……」
「見せてみろ」
レイが最後まで言うよりも前に、厨房から現れたディショットがそう告げる。
相変わらずの無愛想ぶりだったが、レイはそんなディショットの態度を気にした様子もなく、ミスティリングから何匹かの魚や貝、海藻、タコ……といった魚介類を取り出していく。
それを見たディショットは、少しずつその無愛想な表情を驚きで露わにしていき……最後にバエロスの切り身を出すと、その驚愕は誰が見ても明らかなものとなる。
「この肉……いや、魚だな。これだけの大きさとなると……モンスターか?」
「ああ。バエロスとかいう魚のモンスターだ。かなり珍しいモンスターらしくて、図書館で探してようやく分かった。身はかなり美味いらしい」
「……触っても?」
「いいぞ。出来ればこれで何か料理を作ってくれると嬉しい。さっきまで解体してたから、昼食抜きなんだよ」
正確にはサンドイッチや串焼きを食べてはいるのだが、その程度はレイにとって食事ではなくおやつという認識にすぎない。
「分かった。ちょっと試してみたい料理も出来たしな。ちょっと待ってろ」
「後からもう一人くらから、そっちの分も頼む」
そうレイが言うと、ディショットは頷いて食材を手に、厨房に戻っていく。
「ふふっ、あの人のあんなに嬉しそうな顔を見るのは久しぶりね」
エネドラの言葉に、レイを含めて店の中で今のやりとりを見ていた客達は、内心で『嬉しそうな顔!?』と突っ込む。
直接声に出してはいないが、間違いなくレイと客達の心が一つになっていただろう。
付き合いが短いレイ達にとっては分からなくても、恐らく妻のエネドラには理解出来たのだろう。
半ば無理矢理レイが自分を納得させると、やがて店の扉が開いて一人の客が入ってくる。
「あ、レイ君。お待たせ」
「いや、そこまで待っていない。ディショットが料理を作っているところだから、もう少し待ってくれ」
レイとその客……ケニーの会話から、レイの言っていた連れが誰なのかを理解したエネドラは、ケニーの分の水をレイと一緒のテーブルの上に置く。
店の中にいた数少ない客達は、ケニーを見るとレイに嫉妬の籠もった視線を向けていた。
エレーナを始めとする、史上希に見るレベルの美女を見慣れているレイだったが、そんなレイから見てもケニーは間違いなく美人と表現出来るだけの顔立ちだったので、そのような視線を向けられても特に気にする様子はない。
「それで、どんな料理が食べられるの?」
「さてな。その辺りはディショットに完全に任せてるから、出てくるまでは分からないな。……とか言ってる間に出て来たぞ」
レイの言葉通り、ディショットが皿を手にレイ達のテーブルに近づいてくる。
普段であれば、料理を運ぶのはエネドラの役目なのだが……今回は試作料理ということで、レイの感想を聞きたいのだろう。
「食え。まだ料理名は決めてないが、不味くはない筈だ」
不味くはないという言葉とは裏腹に、ディショットの表情には料理に対する自信が浮かんでいた。
そんなディショットに促されるようにしてレイは皿を見て……
「へぇ」
その皿に入っていた料理を見て、感心する。
分類的には、恐らくスープになるのだろう。
見えるのは、魚を薄く切ってうどんを巻いた具。
一口サイズに切られているそのうどんを見る限り、海苔巻きのようにしてうどんを巻いてから切ったのだろうというのは容易に予想出来た。
その具を口の中に入れると、魚の風味とうどんの食感……そして、海藻が口の中で渾然一体となる。
(海藻?)
口の中の食感を疑問に思い、皿の中にある別の具をスプーンで解体する。
するとうどんの魚巻きとでも呼ぶべき具が崩れていったがその中には切れ目を幾筋も入れられた海藻もあった。
魚の切り身でうどんを包んでいたのではなく、海藻でうどんを包み、それを更に魚の身で包んでいたのだと理解したレイは、感心しながらスープ……いや、うどんを楽しむのだった。
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