東京から福岡、あえて新幹線で行く 9割以上が飛行機を選ぶ区間、「のぞみ」はアリか?(写真20枚)
JRのシェアが7.5%しかない東京~福岡間の移動。そこで飛行機ではなく、約5時間を要する東海道・山陽新幹線「のぞみ」にあえて乗車しました。この選択、アリでしょうか、ナシでしょうか。ただ、新幹線ならではの良さ、あるかもしれません。
東海道・山陽新幹線における「4時間の壁」
東京~福岡間の移動において、JRのシェアは7.5%しかありません(2016年度。JR西日本、国土交通省の資料による)。
同区間の所要時間は飛行機の場合、空港アクセス時間を含めて約3時間ですが(羽田空港から福岡空港までのフライト時間は2時間弱)、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は1069.1kmを走行し、約5時間かかります。
移動のシェアについて同じ資料によると、東京~岡山間はJR 62.3%、東京~広島間はJR 62.7%、東京~山口間はJR 28.9%です。新幹線が飛行機に対し競争力を発揮するのは所要4時間までで、俗に「4時間の壁」などといわれますが、東海道・山陽新幹線でも所要時間が4時間を越えるあたりから、飛行機のシェアが大きくなっています(新幹線の所要時間は東京~広島間が4時間弱、東京~新山口間が4時間30分弱程度)。
さて2018年3月、東京~福岡間の移動において、「7.5%の1人」になってみました。
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