駅前にあるふくろう商店街に小さな食堂を営む夫婦が暮らしていました
（宇太郎のいびき）
うるさい！
立つんだジョー…。
うるさい！うるさい！
あっ蹴った！
動くと喜ばれる。
その気配を感じた私はガンガン蹴りまくりの暴れまくりでそれがよくなかった
ウーちゃん！すごい痛い…。
ま〜あかん！もう子どもなんかいらん。
へその緒中で巻いちゃったかもしれん。
えっ…。
下手すると二重巻き。
何か重大な…。
最善を尽くしますが…。
えっ？あの私お母さんの顔見たいです！そして私私…生まれたい！
そのころ病院の待合室では…
あっ写真館の…。
あら和子さん。
あ…あっあの。
あの〜！えっ？今？はい。
どうした？
（貴美香）萩尾写真館の和子さん。
今日が予定日…。
私ここ空けるでね。
いやいやいやいやいやないからそれ。
・
（産声）生まれた…。
男の子かな？あの声は。
来ました！よっしゃ〜！こっちも行くでね！はい〜！いった〜い！・
（産声）えっ？あ！えっ？えっ？生まれた？終わった…。
元気な女の子やよ。
これ…。
ん？猿みたい…。
こちらが一足先に生まれた男の子。
まだ名前もないこの時２人は出会いました。
そして時は流れ…

（豊島）鈴愛さん。
楡野鈴愛さん！あっは…はい！やってまった…。
私は小学校３年生になりました
律〜！
（笛の音）
この子が鈴愛と同じ日に生まれた男の子萩尾律
すごい！川をまたぐ糸電話発案者は鈴愛！
（２人）イエ〜イ！でも何で川なの？まずは木曽川。
最終的にはさんずの川の向こうとこっちで…。
さんずの川？じいちゃんはばあちゃんが死んでから元気がない。
鈴愛はじいちゃんとばあちゃんを糸電話で話させてやる！お〜い！行くよ〜！あっ何か言う気や。
「律〜！」。
聞こえた！鈴愛〜！
（菜生）うわっ虫！えっ嘘！ハチ！？
（龍之介）あっ！うっ…あっ！うわ〜っ！やってまった…。
その日の夜
今日糸電話やった。
懐かしい。
お母ちゃんもやったか？うん。
鈴愛とやった。
鈴愛がまだおなかん中にいる時。
おかあちゃんはあんたを産むまで腎臓悪かったしちゃんと生まれてきよら〜すか心配で心配で…。
生まれてきてからもちっちゃくてちっちゃくて…。
こんな大きなって…。
ありがとう。
お母ちゃん大丈夫や！鈴愛は生きとる！うん…。
そして翌朝
昨日律が川に落ちた。
え？鈴愛と糸電話やってて。
何であんたはそういう事すぐにおかあちゃんに言わんの？・
（和子）すみませ〜ん萩尾です！来た…。
（和子）朝早くからすみませ〜ん！
晴バーサス和子。
この対決の行方は？
2018/04/08(日) 05:45〜05:50
ＮＨＫ総合１・神戸
５分で「半分、青い。」　第１週「生まれたい！」[字]

岐阜県で食堂を営む楡野家に難産の末、女の子が誕生。名前は鈴愛。同じ日に同じ病院で生まれた男の子、律。二人は生まれた時からそばにいる、特別な存在として育っていく。

詳細情報
番組内容
岐阜県のとある田舎町。家族で食堂を営む楡野晴（松雪泰子）と宇太郎（滝藤賢一）夫婦のもとに、難産の末、女の子が生まれる。宇太郎の父・仙吉（中村雅俊）と母・廉子（風吹ジュン）も大喜び。一方、町内で写真館を営む萩尾和子（原田知世）と弥一（谷原章介）夫妻にも、同じ日に同じ病院で、男の子が生まれた。女の子の名前は鈴愛、男の子の名前は律。ふたりは生まれた時からお互いのそばにいる特別な存在として育っていく。
出演者
【出演】永野芽郁，松雪泰子，滝藤賢一，佐藤健，余貴美子，風吹ジュン，中村雅俊，【語り】風吹ジュン
原作・脚本
【作】北川悦吏子

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
サンプリングレート : 48kHz

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