岐阜おくひだ1号、春の目覚め 旧奥飛騨温泉口駅へ移動し展示
旧神岡鉄道のディーゼル車両「おくひだ1号」が七日、冬季保管されていた飛騨市神岡町船津の旧神岡鉱山前駅の車庫から、同町東雲の旧奥飛騨温泉口駅へと走った。十一月まで同駅で展示する。 旧神岡鉄道の廃線を走るレールマウンテンバイク「ガッタンゴー」の今季の運行開始日に合わせて実施。神岡鉄道の元運転士、森下伸広さん(63)の運転で、二・九キロを走行した。 線路沿いの桜も開花しており、鉄道ファンがカメラを持って詰め掛けた。地元の神岡小学校の四年生を招いた乗車体験会もあった。 ガッタンゴーは十一月二十五日まで営業するほか、1号とは別の「おくひだ2号」を使った運転体験も昨年に続き行う予定。運営するNPO法人「神岡・町づくりネットワーク」の鈴木進悟理事長(65)は「おくひだ号を見るとわくわくする。今年も無事故で安全に運行できれば」と話していた。 (浜崎陽介) 今、あなたにオススメ Recommended by
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