『ゆるキャン△』は無理なので、『へやキャン△』を目指してみる。その①【木皿編】


 みなさま、こんにちは。
『ゆるキャン△』を観てからというものキャンプがしたくて堪らないけどそのポテンシャルが皆無なヒダマルです。

 まぁあれだよね、主にね、お金がない。

 


 しかし……っ。

 アニメの各話、そのラストにて、彼女たちは実演して見せてくれたではないか。お金をかけずとも、キャンプを楽しめることを。

 ウナギの寝床でだって、工夫次第でキャンプを楽しめることをっ。

 


 そう、


 全貧乏キャンパー希望の星、

 

『へやキャン△』を……ッ!!

 

 

アカシアの器。

 ってコトで、買ってきました。
 これ。

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 アカシア素材の器です。

 野外キャンプサークルの部長・大垣千明ちゃんが、お洒落なキャンプを実現するために仕入れたアイテムですね。これは直径10センチくらいです。

 

 彼女のものより浅い器ですが、そこはご容赦ください。
 もっと似た物を探せばあったと思いますが、これはセカンドストリートで200円だったからこそ買ったのです。

 何度も言いますが、ヒダマルはあれだよね、お金がない。

 

 

ヤスリがけ。

 この器は「ラッカー塗料」という保護剤が塗られています。この塗料は熱で溶けてしまうので、このままでは熱々のスープなどの食べ物は入れられません。

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 大垣千明ちゃんは、この問題を解決するため「ヤスリで磨いて、ラッカー剥がせばよくないか?」と柔軟に考え、その日のうちに実行したのです。

 期末テスト直前なのに。

 

 

 ではヒダマルも、早速やってみます。善は急げ。

 紙ヤスリ(100均)でごしごし磨いていくと、どんどん粉を吹いてきます。20分くらい削り続けたでしょうか。

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 こんな感じになりました。こなこな。
 そして、粉を洗い落としたのが、こちら↓

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 素材のママって感じですね。
 水の弾きが悪くなりましたが、これで熱々料理を入れても大丈夫でしょう。


 更に、アニメに倣って、オリーブオイルを塗り込んで仕上げましょう。
 オイルを垂らして、

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 ティッシュで、ごしごしすると……、

 

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 うむ、良い味出てきました。つやつやです。

 

 


 では、ヒダマル謹製「玉ねぎとベーコンのコンソメスープ」を入れて食してみます。

 美味しそう~♪

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 へっへっへ、これでヒダマルも、お洒落キャンパーに一歩近づけるぜ。わくわく。

 では、いただきま~

 


 くっっさッ!?

 

 

匂い問題。

 ……いや、分かってましたよ。
 これはアニメの真似をしたかっただけでね、削ってる時から既にむんむん臭ってたもんね。

 そう、「塗料を剥がしたアカシア製木皿には、独特の臭いがあります。お酢を混ぜた水につけ置き、よく脱臭して使いましょう」なのです。

 ナレーションの大塚明夫さんが言ってました。

 


 具体的に、どんな匂いかと言うと…………、う~ん、どっかで嗅いだことあるような、ないような……?

 まぁ、ザックリ分けると「木の匂い」ですね。木材。ただ、ちょっと酸っぱいというか、鼻の奥でつっかえるような感覚があります。

 

 苦手な人は苦手かもしれませんが、ヒダマル的にはそんなに気になる匂いでもないので、このまま使おうかな。

 

 

まとめ。

 アカシア製の器は手に入れて、熱々料理も食べれるようにヤスリがけした訳ですが。これだけでは、お洒落な『へやキャン△』とは言えませんね。道のりは遠いぜ。

 千明ちゃんも「ぶっちゃけ、木皿と鉄鍋とネイティブ柄の布があれば、お洒落キャンプなんだと思う」って言ってたし。

 


 じゃあ、あとは最低でも「鉄鍋(スキレット)」と、「ネイティブ柄の布」
 スキレットはどっかで買うしかないとして……。ネイティブ柄の、布かぁ……、

 出費が痛いなぁ……、

 

 

 


 ……うん。

 

 

 作るか。


(つづく)