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絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 作者:鬼影スパナ

ダンジョンプロデューサー・ケーマ

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ウサギダンジョンの裏側で

(時間ギリギリになってしまった。あと眠い。これは書き直しあり得るで……すやぁ……)

「これは……思っていた以上に安全なダンジョンだな。何か裏があるのかもしれん、念のため2泊しよう。報酬は変わらないと思うが……良いか?」
「問題ありませんよ。ねぇイチゴ?」
「はいっ、トコイさん、ぜひウサギさんたちと仲良くしてくださいっ」

 そういうトコイの兄貴は、ウサギが可愛くて仕方ないという気持ちが透けて見えるほどソワソワしていた。好都合である。
 まぁ実際裏はあるし危険もあるのだが。なにせこのダンジョンは『ダンジョンバトル用』だ。


 その夜、俺は性別を理由にテントを分け、トコイと別行動をとることに成功した。
 そして、一旦超変身を解いてダンジョンの裏方側、元々のダンジョンへ【転移】でやってきたところで、オレンジ色のウサギが俺に向かって飛びついてきた。

「うおぉお、ケーマぁっ! すげぇっきゅよケーマ! DPがガンガン入ってるきゅよー」
「おう、そりゃよかった」

 このダンジョンを作るのに使ったDPは、ほぼミカンのDPだ。しかし、なんだかんだ使ったDPはそんなに多くない。ダミーコア5000DPを含めて、せいぜい2万DPくらいだろう。
 ミカンのマップでは一日当たりのDP量とかは見れないようだが、トコイはまごうことなき実力者。もう1日滞在すれば、結構な量が入ってくるだろう。
 しかもこれとは別にイチカやニクも滞在している分も入っている。

「ちょっとミカン。ケーマは私のマスターなんだから私より先に抱き着いてんじゃないわよ」
「いいじゃねーっきゅか。ロクコはロクコで抱き着けば」

 ちなみに、あのウサギがぴょんぴょん飛び跳ねている環境部屋だが……出入り口が2つある、大きな『牢屋』となっている。
 『安全地帯』で『牢屋』。深夜の時間帯にはこの『牢屋』の出入り口を閉じる為、内部の冒険者たちのDP収入は牢屋効果で3倍、閉じ込め効果で2倍の計6倍に跳ね上がる。

 今中にいてDPになるのはトコイの兄貴だけだが、今までトノサマバッタとかをちまちま狩ってDPを貯めてたミカンからすると、相当なものなのだろう。(もっとも地脈収入はウチのダンジョンの1日10DPと比べたらはるかに多いようだが)
 というかバッタでDPになるってのが驚きだった。
 イナゴの養殖でもしようかってなもんだが……ミカンの特性かもしれないし、ヘタに手が付けられなくなったら危険だ。止めておく方が無難だろう。

「しっかしあのおとこ、できる」「撫でるのうめーの」「ケーマもしょーじんしろよ」

 白ウサギを操作している裏方、イッカクウサギの3兄弟がモフモフとしつつこちらをチラ見して言う。すぐにウサギの操作に戻ったのかこちらの返事を待たずに目を閉じてごろんと寝転がっていた。モンスターの操作について、憑依型の操作なので元の体は放置されてしまうのだ。
 この憑依型の操作は、モンスターを自分の体のように動かせるが、本体が動かせなくなったり、メニューから一部の権限を持たせないと操作できない欠点(つまりウチだとダンジョンの配下でないニクとイチカには無理)なんかがある。

「んきゅ。次の段階のはまだいいんきゅよね?」

 ミカンが耳を毛づくろいしつつ、俺に尋ねてきた。
 この次の段階、というのはダンジョンバトルに向けての仕込みである。

「そうだな、もっと客が入ってる状態じゃないと意味が無い。少なくとももう2、3人は欲しいな」
「少なくとも今回は使わないってこときゅね。ソルジャーラビットたちは出番無しきゅよ」
「時期が来ればむしろ忙しいことになるんじゃないか? ま、今のうちにたっぷり練習しといてもらえ」
「味方を襲うとか、まぁ慣れてもらわないとってとこきゅよねー」

 今回のダンジョンバトルでは、防衛をお客さんにやらせる予定なのだ。

 以前俺がハクさんと一緒にダンジョンを作りダンジョンバトルをした際に没にした方法――冒険者を防衛戦力にする――を使うわけだ。奇しくもあの時挨拶したトコイがその第1候補となる。
 没にした理由は色々あったのだが、今回はあくまでも目的は「一泡吹かせる」なので、こういう不確かな策を使えるのだ。

 そのための仕込みとして、やることは単純だ。
 味方から襲う役のモンスターを用意してウサギたちを襲わせる。その時は安全地帯が解除されるというギミック付きで。

 これにより『ウサギを守る』という行動を刷り込ませる。
 ウサギが襲われるのは異常ではなく、このダンジョンでは普通の事。であれば、ウサギを守るために戦うのも普通の事。
 そうなれば実際のダンジョンバトルでもこの延長線上になる。『ウサギを守る』ために侵入者を排除させるのだ。
 ……いくらなんでも無報酬ってわけにもいかないから、頑張ってくれた冒険者にはウサギたちからささやかなプレゼントが送られるようにしとこうかな。

 現状ではマッチポンプ以外の何物でもないが、ダンジョンバトル当日はこれが真実になるであろう。当日居合わせた冒険者諸君は、ぜひともダンジョンの防衛戦力として活躍してもらいたい。



 尚、ダンジョンバトルが行われる日取りが正式に決まった暁には……ワタルもウサギダンジョンに来る予定である。当然ダンジョンバトル当日に。

 ハクさんにメロンクリームソーダを3杯奢る約束で、協力してもらることになったわけだが……
 うん、勇者が防衛戦力とか……ひどいダンジョンになるな。誰が突破できるんだか。ネズミの群れなら一部は通り抜けることもできそうだが、数人だと守りを抜けられる気がしないね。

 そしてあと用意するべきは攻める方法だが――こればかりは相手の情報が不足していた。

「そういえば、結局相手がどんなやつかってまだ分からないのか?」
「まだ連絡は無いわね」

 ハクさんに連絡を頼んでから、数日経っていたがまだ連絡が来ていない。
 さすがに敵対している魔王派閥相手では手紙を届けるのにも時間がかかるのだろうか。罠を警戒して封筒を開く前に大量の検査とかしてそうだ。

「あ。そういえばこのダンジョンに来た時は人化してたきゅよ。けどあれはたぶん悪魔(デーモン)系っきゅね」
「え、分かるのか?」
「たぶん、きゅよ? 人化してたけど、その時にヤギの角が生えたんきゅよね。あれは一部解除したんだと思うんきゅよ。で、どーぶつなら獣王派閥のはずだから」

 ミカンはあごに手を当てて「どやー」と得意げに鼻をスピスピ鳴らした。ウサギなのにどや顔とは器用な奴め。

 というか人化って一部解除とかできるのか……で、ミカンの推理によればヤギの角で動物じゃないとなったら悪魔系という可能性が高いわけだ。
 聞いている分には俺もその可能性は高いと思う。魔王派閥という名前に対しても悪魔はぴったりだし。

「そういう大事なことはもっと早く教えてくれよ」
「今思い出したんきゅよ。ハクさまの前できんちょーしてて、それどころじゃなかったっていうか……ケーマのおかげで心に余裕ができたんきゅよ!」
「そうかい」

 ともあれ、悪魔系となると聖水とかが弱点になるのだろうか。……オフトン教の聖水は効き目無さそうな気がするな。

 そんなことを考えていたら、ロクコが「あ、そういえば」と口を開く。

「629番、集会はどうするの? 私は出るけど」
「集会? ちょっとまてロクコ、何の話だ?」

 ミカンに対しての言葉だったが、思わず口を挟む。

「あれ? ケーマに言ってなかったっけ? ダンジョンコアの集会、そろそろじゃない」
「……そういえば、もうそんな時期だったっけか。ってか、聞いてないぞ」
「言ったじゃない、去年に」
「それは言ったとは言わないんじゃないかな」
「じゃあ今言ったわね」

 ダンジョンコアの集会が1年に1回あるって話は去年も聞いたし、ハクさんと一緒に三つ巴のダンジョンバトルをしたからよく覚えている。……あれから1年経ったという事か。

「そんなのボクも行くに決まってるきゅよ。ほんとーは行きたくねぇっきゅけど、集会で改めて宣戦布告されるかもだし、出ねぇと何されるか分かんねーし……」
「なるほど。で、具体的にはいつなんだロクコ?」
「もうそろそろかしら」
「いやだから、日取りとか」
「今日だけど」

 そう言うと、ロクコの体が光ってきた。ミカンもだ。

 ま た か。

「浮気しちゃだめよケーマ、イチカに見張るよう言っておいたからね」
「あ、ケーマ。イチゴたちとダンジョンの留守番たのむきゅよー」
「だから、そういう日時についてのことはもっと早く言えよ!」

 俺達が見送る中、ロクコとミカンの体は光に包まれて消えて行った。


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