こんにちわ、リョウスケです。
いつの時代も、世の中の変遷とともに、人の価値観や考え方は変わり、多様化していっております。そして、その価値観や考え方の移り変わりに、その時代の年寄り達はついていけず「今時の若いもんは・・・」だなんて説教しちゃったりします。
ちなみに、この「今時の若いもんは・・・」って言葉は、今の時代の年寄りたちだけが使っている言葉ではなく、大昔からその時代の年寄り達が好んで使っている言葉のようです。
発祥は諸説ありますが、紀元前1600年に現在のトルコ近辺で栄えた王国跡で発掘された粘土板の書簡にも「今時の若いもんは・・・」といった文面が刻まれており、その時代の若者を嘆いていたようです。
ですので、もしかすると、今時の若いもんも、将来年寄りになった時には、「今時の若いもんは・・・」だなんて言っているかもしれませんね。
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さて、こんな私も、今時の若者達と一緒に仕事をする機会が多いです。
もしかすると私の周りにいる人達だけかもしれませんが、私の思う、今時の若者たちの印象は、「お行儀が良い人達」ってところですね。
お願いしたことはしっかりと行いますし、生産性を意識した仕事を実現しているように思えます。私の若い頃とえらい違いですよ。はっきり言って今の若い人たちは、優秀な人が多いと思います。少なくとも、私の若い頃より、優秀ですよ。
ただ、少しだけケチをつけるのなら、自主性がないというか、自分を高める努力に欠けるというか、仕事にこだわりがないというか・・・、言い方が悪いかもしれませんが、自分の仕事なのにもかかわらず、どこか他人事のように考えている子が多いように思えます。
まあ、これは、まだ若いからというのもあると思いますので、これから仕事に対する意識を高めてもらいたいと思いますね。
ところで最近は、会社に所属して真面目に働くなんて恥ずかしい、みたいな論調の言葉をよく目にします。
例えば、「社畜」なんて言葉もそうですね。
ブログやSNS上では、「無職最高だぜ。」「みんな会社なんて所属せずフリーランスで働こう。」って言葉も溢れかえっています。
こういったゴミクズのような考えが発信されて、かなり多くの人に共感されているのをみると、ほんとこれからの日本は大丈夫なのかな、って不安になってしまいますよ。
もちろん、これらは極端な例かもしれませんが、「仕事よりもプライベート重視」という考えが、広がりつつあるのは間違いありません。
まあ、会社なんて、一人一人の社員を守ってくれるわけではありませんからね。
会社は、「個」よりも「全」を重視するものですので、ある意味仕方ありません。
そして、会社が「個」より「全」を重視する以上、社員達も、会社に忠誠を誓って、会社のために生きていく必要はありませんよ。
ただ、仕事よりもプライベートを重視すると言う考えをはき違えてしまい、仕事への努力を怠るような生き方をするのであれば、よっぽど要領が良く、優秀な人を除いて、それ相応の「結果」になってしまう可能性があることは、覚悟しておいた方がいいですね。
その「結果」というのは、「給料」であったり、「立場」であったりします。
「給料」が低ければ、それに見合った生活レベルとなってしまいますし、今後衰退していくこの日本で、資産形成の重要性は高まっていく中、大きなハンディキャップを抱えることにもなります。
また、「立場」って、今の世の中では、あまり重視されておらず、若い人の中には、「昇進したくない。」と言っている人も多いですが、年齢が上がれば上がるほど、立場の低さというものは、惨めな思いをすることも多いと思いますよ。
自分より若い人に、立場を追い越されてしまって、指示命令されることになりますし、場合によっては怒られたりすることもありますからね。そして、自分に適さない「ルール」を作られて、それに従わされてしまう可能性もあります。
しかし、そんな仕事への意識が低いポンコツの人達に限って、立派なプライドを持っています。いや、むしろ、会社で冷遇されて、その結果を受け入れることができず、心の中に鬼が育ってしまったのかもしれません。
そういった人達は、訳の分からないことを言い始めますからね。
例えば、「定時に帰れない雰囲気があって帰れない。うちの会社最悪ー。」とかね。
いやいや、人の顔色伺わず、とっとと帰ればいいでしょ。勝手に忖度して「残る」という判断しているのは貴方でしょ。
え?もしかして、いい大人に「定時になったので皆帰りなさい。」って声かけてあげなきゃいけないの?
まさに高校生のバイトレベルの意識の低さですよ。
どこまで人任せなんだよ(笑)って、私は思っています。
「俺が貧乏なのは国のせいだー。時代のせいだー。企業のせいだー」なんて言っているダサい人達がいますが、あれと一緒ですよ。
人は、自分で考えて、自分で行動して、自分で責任を取らなきゃいけません。
「仕事よりもプライベート重視」という考えは、確かに素晴らしいですが、この考えをはき違えてしまい、その結果、貧しい生活に陥ったとしても、それは貴方自身のせいということを認識しておくべきですね。
管理職として働いている私としては、今の若い人達には、仕事もプライベートも重視してもらいたいところです。
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