グルメランキング
 
 
クルーズ旅行体験記
 
 

母娘二人旅にカナダ・ニューイングランドクルーズを満喫してきました!

初めてのクルーズ乗船という事でお勧めのプリンセスクルーズに乗船決定。

航路は季節限定のカナダ&ニューイングランドの旅!ニューヨーク発着という点も魅力的でした。

クルーズのスケジュールとの組み合わせは重要なのでフライトはデルタ航空には羽田発・成田着を選択。ニューヨークでの前泊・後泊を入れない為クルーズのスケジュールとの組み合わせは余裕を持った形を選びました。出発前クルーズのインフォメーションが手元に届いた時から乗船が待ちきれない状態。


【1日目】ニューヨーク&乗船

羽田からロサンゼルス経由でニューヨークに入ったフライトは朝の到着。乗船までには時間があったので、初めのニューヨークを観光する事に。ホテルを取っていればはホテルにスーツケースを預けて観光に行きますが、ホテルを取っていなく、乗船のチェックインにも早すぎる私たちはスーツケースを預ける場所がない・・・。出発前から心配していましたが、結局解決策は見つからず現地に行ったら何とかなるだろうとちょっと楽観的に考えていました。現地に到着した所でなによりスーツケースを預けない事にはどこにも行けないなと早速困りながら、情報もないので空港のインフォメーションに聞いてみました。
するとペンシルバニア駅に荷物クロークがあるとの事!駅から1ブロック先の旅行会社にも有料サービスがある事を教えてくれました。

とりあえず行き先が決まったのでペンシルバニア駅まで出発。初ニューヨークでタクシーがちょっと怖かったので、メインの駅まで直行のエアポートバスを利用。時間はかかりましたが、電車の様に乗り換えもないし観光バスの様に景色も楽しめたので案外お勧めです。ペンシルバニア駅までにグランドセントラル駅も通るので窓越しに写真を取りました。

ペンシルバニア駅の荷物クロークは列車利用者限定で列車の切符を持っていないと預けらないと一度断られながら、困った顔をしてもう一度お願い。やっぱり預けさせてくれました、何事も言ってみるものですね!テロ以来ロッカーや荷物クロークはほとんどない様なのでフライトから乗船まで時間がある場合は要注意。
ニューヨークの観光はグランドゼロを見て、お買い物をしていたらあっという間に終わってしまいました。それでも地下鉄も乗れていい時間だったと思います。

場所がよくわからなかったので、ペンシルバニア駅からタクシーで港へ。ニューヨークのタクシーは基本イエローキャブでしたが形は様々。最初に捕まえたタクシーはセダン型でスーツケースがなかなかトランクに収まらない始末…。さらに元気のなさそうなドライバーに港の場所がわかるか聞いた所知らないと・・・。車から降りてもう一度タクシーを捕まえ直す事になってしまいました。タクシーの形もドライバーもちゃんと見て捕まえないといけないなと勉強。
次に捕まえたタクシーが無事港まで行ってくれたので一安心。混んでいる道も避けてくれて無事チェックインに間に合いました。

乗船後は避難訓練を受けていざ出航!外はかなり寒かったですが自由の女神を見ながらニューヨークを離れていくところを最上階のデッキで満喫。

これからみっちりクルーズの旅は楽しむぞと意気込んでいたのに、なんと疲れと酔いでディナーも食べずに寝入ってしまいました…。夜遅くに目覚めた為この日のディナーはバイキングで軽く。

【2日目】 寄港地:ニューポート

最初の寄港地で早速テンダーボート体験です。外に出たいにもどこに行けばいいのかさっぱりわからずうろうろしながら案内を見つけ、いざテンダーボートへ!と思った所、下船ピークに当たったらしく順番待ち。よくよく考えればこれだけの人数がいるのだから出るには時間がかかりますね。もちろん帰りのテンダーボートも長蛇の列。
ニューポートでは上流階級の建てたお屋敷が多々あるということなので観光案内所からのトロリーバスに乗って見に行きました。立ち寄ったのは1つ2つでしたがヨーロッパ風のお屋敷が続々立ち並んでいました。内装はまるでベルサイユ宮殿の様。母は早速「NEW PORT」Tシャツを買っていました!

船に戻り前日に頂けなかったディナーへ。私たちは小テーブルで2人でのディナーが基本。2人だけでは寂しい?と思いましたが担当のクルーがとてもフレンドリーなのでそんな事はありませんでした。そしてなによりディナーがおいしい! メインもデザートも2点、3点と欲張ってトライもあり! と事前に聞いていたので、日本では考えらえませんが、食べたいと思うメニューが重なった時は、ためしにお願いしてみました。 すると、適度な分量にして出してくれたので、毎晩大満足な夕食を楽しむことが出来ました。


【3日目】寄港地:ボストン

この日は唯一エクスカーション(オプショナルツアー)に参加。出発前にエクスカーションは予約していかなかったのですが驚いたことに乗船後は多くの人気エクスカーションは完売。事前準備は必要だと実感しました。午後エクスカーションに参加しましたが、残り僅かの所を予約できた状態です。(時期にもよりますが、必ず参加したいコースがあったら、前もって予約することをお勧めいたします)
午前中はクインシーマーケットで買い物を楽しみ、午後からボストンの市内観光&ケンブリッジ観光へ。このエクスカーションは母が必ず行きたいと決めていた様で、車窓と途中下車しながら紅葉の街を見てきました。私のお気に入りはハーバード大学。建物の雰囲気と木々の組み合わせがとても素敵でした。


【4日目】寄港地:バーハーバー

国立公園があると聞いていたので、港からトロリーバスチケットを買って1時間半の観光。トロリーバスの運転手さんが私たちに特等席をくれたので運転席の隣で景色を満喫。アーカディア国立公園に登る山道が見事の紅葉。公園は山の上にあるので、上からカリビアンプリンセスを入れて街が見渡せました。
ロブスターが有名との事でしたが、プリンセスに乗って以来ずっと食べている私たちはなかなかお腹が空かなくて残念ながらロブスターを断念…。
早めに船に戻ったのでアフタヌーンティーを楽しみながら、ゆっくりした時間を過ごしました。日本人のイメージする旅行は日程が詰まった慌ただしい旅行が多い様な気がするので、こんな時間を楽しめる事がすごく貴重。この頃になると船内で仲良くなった旅行者や、顔見知りになったクルーが増えてきたので何もない時間も充実していました。クルーの中には以前日本船で働いていたという事で日本語堪能なクルーもいて少し驚き。


【5日目】寄港地:セントジョン

毎日新しい街の観光に出かけていると慣れてくるもので、セントジョンでもトロリーバスを早速発見。リバーシングフォールズへ向かいました。逆流現象が見られるのは時間が決まっているので見れませんでしたが、不思議な渦巻きは見れました。普通水の渦巻く方向は北半球か南半球かで決まっていると思いますが、この川は両方に渦を巻く!
カナダにいると実感したのは全てのものに英語とフランス語の両方が表記されている事。何も考えずアメリカドルを利用していましたが、今思えばカナダドルへの両替は不要だったのでしょうか?

この日は私の誕生日!船に戻ったら部屋のドアにデコレーションとバースディカードが。誕生日なのでスペシャリティダイニングに行こうかとも考えましたが担当のクルーに必ず来る様にと言われていたのでいつものダイニングへ。誕生日ディナーはバスディーソングとプリンセスのロゴ入りケーキ付き!記念日のクルーズ乗船はいい思い出になりますね。夜はビンゴをして、ダンスパーティーに参加して楽しみました。

【6日目】寄港地:ポートランド

残念ながら天候が悪くハリファックスは抜港に。代わりにポートランド立ち寄りです。抜港になっても船内新聞はすぐ差し替えされ、新しい寄港地のエクスカーションまで出る早さには感動。アメリカ入国が早まったからと外国籍の旅行者は船内で入国手続きが必要に。これもまたなかなかできない体験かなと思います。
下船しましたがポートランドも雨だったので少し散歩をして帰ってきてしまいました。本当は天気のよい日にゆっくり観光したかったなと心残りです。
午後からはダンスレッスンに参加、初めてのチャチャチャとルンバのエクサイズです。フォーマルナイトなのにディナーに行く前にいい汗をかいてしまいました。母はさらにゴルフの練習にまで行って盛りだくさん。ドレスアップしてディナーを食べ、食後はミュージカルショーを見に行くなんて日本だったら特別な日ですね。

【7日目】終日海上

最後をゆっくり過ごせるように午前中には荷造を済ませ、船内のイベントへ。お昼には中央広場でカクテル作りの大会が開催されていました。大人が音楽に乗ってカクテルを振っている姿がとてもかわいらしくて、こんなに盛り上がれるのは海外ならではでしょうか。プリンセルクルーズグッスの販売会なんかもありました。
担当クルーと仲良くなりすぎて最終日もいつものダイニングに。結局一度も他のダイニングには行かずじまいでしたが、素敵な担当クルーがいるからこそだと思います。もちろんSPECIAL CREWに投票してきました。

【8日目】下船&帰国

ゆっくりの下船予定だったので最後の朝食をしっかりと堪能。偶然担当クルーがついているテーブルに通されたので嬉しかったです。朝食が終わるまで「最後の日だけどまだ旅行は終わってないからゆっくり楽しんで」と言ってくれました。
ニューヨーク市内に行く時間の余裕はなかったので、プリンセスクルーズの送迎を使って空港へ。夕方以降の出発であれば、ニューヨーク市内観光&送迎というエクスカーションもあった様で参加できず残念。それでもクルーズの余韻に浸りながら帰路につきまいした。出発前はニューヨークでの後泊も検討していましたが、クルーズの贅沢な気分のまま帰国できてよかったなと今では思っています。

今回は特にクルーズに乗ろう!と決めて旅行の計画を始めたわけではなかったですが、間違いなくクルーズ旅行を選んで正解だったと思います。母も快適なクルーズ旅行がすっかり気に入ってしまった様で次回はどこの航路に行こうかと船内でパンフレットを眺めているほどでした。素敵な経験ができ、いい思い出が1つ増えました。

初めてのクルーズ旅行でしたが、今まで船旅なんて夢の世界と思っておりました。 よくよく聞いてみると、食事もついて、パーティーやイベントもついてこの予算で行けるなんて、何より最高のプランです。 IACEトラベルの担当の方から、[それでもあまりご存知の方が少ない]と聞きましたので、私からも是非紹介してみたく、レポートさせていただきました。