両親殺害の兄弟、刑務所で再会 同一区画に収容 米

2018.04.07 Sat posted at 14:04 JST

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(CNN) 米カリフォルニア州の矯正当局は7日までに、1989年に両親を殺害した罪で服役中の兄弟を刑務所内の同一の居住区画に収容したことを明らかにした。

矯正当局の報道官によれば、ライル・メネンデス受刑者(50)は2月22日、同州サンディエゴにある矯正施設に身柄を移送され、今月4日にエリック・メネンデス受刑者(47)と同じ居住区画に収容された。

身柄移送はライル受刑者が求めたもの。同受刑者はこれ以前、カリフォルニア州北部の刑務所に勾留されていた。

刑務所が要請を検討した結果、兄弟を一緒に収容することを妨げる理由は見いだせなかったという。

ライル受刑者とエリック受刑者は1996年7月から収監されており、仮釈放なしの終身刑に服している。

裁判では当時10代の両受刑者が、殺害の背景には父親による長年の性的虐待があったと主張。一方、検察側は、1400万ドルに上る両親の財産を奪う目的だったと指摘していた。

裁判の様子はテレビ放送され、大きな話題となった。

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