2008年11月、東京都台東区において誕生した日本初の本格コメディ映画祭「したまちコメディ映画祭in台東」(略称したコメ)。昨年第9回目を終え益々の盛り上がりを見せるコメディ映画の祭典が今年も開催の運びとなりました。
「したコメ」は、「映画(Cinema)」「したまち(Down town)」「笑い(Comedy)」という3つの要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元の皆さん、映画・喜劇を愛する皆さんが一体となって盛り上がれる、これまでの首都圏の映画祭にはない住民参加型の映画祭を目指しています。
日本有数の芸術・文化施設の集積地域「上野」と、日本の喜劇発祥の地であり、いまなお古き良き庶民文化が脈々と引き継がれている下町「浅草」を舞台に、台東区在住のクリエイター、いとうせいこう総合プロデューサーを中心に、「コメディ」を単に面白いだけのものに留まらず、芸能・文化・歴史など多角的な側面から捉えていきます。そして、世代を超えた多くの方々にコメディ映画に親しんでいただけるよう、国内外の新作・旧作・名作・珍作・異色作から選びに選び抜いた最上級のコメディをプログラミングしていきます。
かつて映画街として隆盛を極め、歴史ある大衆芸能や芸術文化を大切にする台東区から、その魅力を国内外へ発信します。また、映像文化や芸術・芸能活動を支援し、文化力の向上を図ります。そして、区民が映画に親しむ機会を一層充実させ、地域と連携しながら、地域に根ざした映画・映像文化の振興を図ります。
名称 | 第10回したまちコメディ映画祭in台東 (略称「したコメ」) |
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開催期間 | 2017年9月15日(金)~18日(月・祝) | ||||
会場 |
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主催 | 「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員会 | ||||
事務局 | 台東区役所文化振興課 | ||||
後援 | 経済産業省/観光庁/東京都/台東区/東京新聞/文化放送/公益財団法人ユニジャ パン/一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人映画産業団体連合会/一般社 団法人外国映画輸入配給協会/東京都興行生活衛生同業組合/協同組合日本映画監督協会 | ||||
協賛 | 鶯谷健診センター/スターチャンネル/朝日信金/シモジマ/JT/浅草ホテル旅館 組合/上野中央通り商店会/花やしき | ||||
協力団体 | 上野観光連盟/一般社団法人浅草観光連盟/下谷観光連盟/浅草みなみ観光連盟/台東区商店街連合会/上野商店街連合会/協同組合浅草商店連合会/オレンジ通り商店街振興組合/上野のれん会/浅草うまいもの会/東京商工会議所台東支部/セグラスツーリズムエージェンシー/浅草ビューホテル/肉のさいとう初音/銀座萌黄亭/株式会社鮒忠/東京国立博物館/雷5656会館/株式会社明治座/シティ・ライツ/ゲッティ イメージズ ジャパン株式会社/全国米穀販売事業共済協同組合/株式会社テックソリューション/浅草新仲見世商店街振興組合/株式会社サンライズ社 | ||||
企画運営 | 株式会社東急レクリエーション | ||||
お問い合わせ | 「したまちコメディ映画祭in台東」運営事務局 お問い合わせはこちら | ||||
プレス | ご取材や情報掲載についてはこちら | ||||
携帯ページ | http://www.shitacome.jp/m |
上野恩賜公園は日本初の公園であり、文化施設の集合地域として広く知られております。総面積約53万平方メートルの公園内には、東京国立博物館、東京藝術大学、東京文化会館、国立西洋美術館などが点在し、さながら文化芸術の一大集積地となっております。上野ではコメディをArtの側面から捉え、アーティスティックなコメディを提供します。
日本の映画興行史は、そのまま浅草興行史に重ねることができます。明治36年、日本初の活動写真の常設館として公園六区に「電気館」がオープンしました。その後、映画は無声映画からトーキーの時代に突入しますが、昭和4年5月9日、日本最初のトーキー映画であるアメリカ映画『進軍』『南海の唄』もまた浅草で封切られました。また浅草は、エノケン、渥美清、萩本欽一、ビートたけしなど、多数のコメディアンを輩出した東の笑いの聖地でもあります。