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主権放棄を国会で認めた河野外相の外相失格

外務省が劣化しているのも無理もない。

なにしろトップである河野外相が外交を放棄しているからだ。

そして、その事を国会で悪びれることなく認め、平然としているからだ。

あり得ない事である。

何も知らされないまま、突然オスプレイが横田基地に配備される事を報道で知った住民は猛反発している。

当然だろう。

住民ならずとも、日本国民は怒らなければいけない。

なにしろ、日本国民の安全を脅かすオスプレイの配備について、主権者である国民が何も知らされないまま配備されたからだ。

これこそ主権放棄の日米同盟関係を象徴する事件だ。

そして、いつもの私ならこう続ける。

日本政府に怒って見ても仕方がない。

なにしろ日本政府でさえ何も知らされないのに、どうして日本政府が住民に事前に知らせることが出来るのかと。

日本政府に文句を言うよりも、主権放棄の日米同盟関係を見直さなくてはいけない。

その不平等さの元凶である日米地位協定の一日も早い改正こそ、国民は日本政府に要請しなければいけないのだと。

ところが、今回ばかりは違っていた。

外務省は事前に知らされていたというのだ。

共産党の志位委員長がきのう4月5日記者会見で明らかにした。

すなわち、外務省が3月16日に在日米軍司令部から通報を受けていた事を明らかにした上で、「3週間、外務省が隠していた。(国会に対してはもとより)国民、自治体、にも一切知らせなかった。隠ぺいの態度だ」と非難したのだ。

もしこれが事実ならとんでもない外務省だ。

徹底的に吊し上げなければいけない。

そう思っていたら驚いた。

隠ぺいを追及された河野外相は4月4日の衆院外務委員会で次のように答えたというのだ。

「米側からは調整が整うまで公表を控えるよう要請されていた」と。

なんという外務大臣だ。

米軍から3週間も前に知らされておきながら、米軍の命令に従って国民に隠したというのだ。

しかもそれを当たり前のように国会答弁で明らかにして、恬として恥じない。

私は外務省に35年間いたがこんな主権放棄の外相ははじめてだ。

いや、外務省を辞めてからも15年間の間、さまざまな主権放棄の外務大臣を見てきたが、国会答弁で、米側に命令され、それに従って国民に隠しました、と公言して、申し訳ないと思うどころか、平然と開き直った外相は見た事がない。

まさしく国民に背を向けた主権放棄の河野外務大臣だ。

外務官僚の劣化どころではない。

魚は頭から腐るというが、外務大臣の劣化の極みだ。

そして、そんな河野外務大臣を任命したのは安倍首相である。

安倍外交が行き詰まるはずである(了)

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