12月6日の健康医療系アップデートが起こってからもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。
アップデートで被害を受けた方々、アフィリエイト収益の方は回復できましたか。うちの某サプリで上がっていた比較サイトのメインキーワードの順位はこんな感じです。
健康医療系アップデートの前までは○○サプリで5位くらいだったサイトです。
全く回復しそうな雰囲気がありませんwwww
色々と対策をしてみましたが、検索順位はこんな感じで全く戻りそうにないので放置しています。
というか健康医療系アップデート前から比べると前月比で報酬は76%減になってしまい、このままアフィリエイターとして生き残るのが困難となってしまいました。(というか心折れました)
10分の1減だと思っていましたが、計算してみると4分の1にまで落ちていました。
ということで、アフィリエイターとしての最後に「100万以上稼いだサイトの作り方」を暴露して終わろうと思います。(今から通用するかどうかは保証しません)
目次 [表示]
0.はじめに
今回のサイトの概要
- ジャンル:○○サプリメント
- メインキーワード:○○サプリで1ページ目を狙う
- 収益予想:100万以上
- SEO手法:中古ドメインを使わないホワイト寄り
- 構成:商品レビュー記事+ジャンルの専門記事
- ドメイン取得日:2015年12月
- 放置期間:2016年12月まで放置
※○○の部分は各自で想像してみてください。マルチビタミンとか
最初狙っていたメインワードのGRC推移
2016年はほとんど検索順位はついていないが、2017年に入りコンテンツを定期的に追加することで検索順位が上がっている
GRCによるインデックス推移
2016年12月時点ではインデックス数はたったの9。1年かけてもインデックスは100弱。
○○サプリの売上推移
青:発生 赤:確定
3月頃から発生するようになり、10月に発生100万超え。翌月11月には確定でも100万超え。12月に健康医療系アップデートで売り上げは20万以下に。
このサプリ比較サイトを作ったきっかけはあるセミナーに出てドメインを取って少しコンテンツが入っていた。途中で作成をやめた(飽きた)けど、ドメインエイジが1年くらいついていたのでSEO的にも今から新規ドメインを取るよりも有利だから作りこんだというのがあります。
あと、〇〇サプリで検索したところ、新規参入が少なく1ページ目のアフィリエイトサイトを見てみると同じ人が複数サイト作成していたり、更新が止まっていたサイトも1ページ目を維持していたため、更新頻度を上げて情報を増やしていけば上がるだろうという予測ができました。
ちなみに、アフィリサイトを作る際にはgoogle Search Console ヘルプのアフィリエイトプログラムのページは絶対に目を通してください。
googleが求めているアフィリエイトサイトがどのようなものか確認できます。(今回の健康医療系アップデートはこのページを全く無視した検索結果の改悪ですが、今回の件はYMYLととても関係の深いアップデートでもあります)
まずgoogleのSearch Console ヘルプを読み解く
アフィリエイトサイトを作る前にまずはgoogleのSearch Console ヘルプで品質のガイドラインを確認すること。これがとても大切です。
なぜかというと、自分解釈でのアフィリサイトを作っても意味がありません。(飛ばされましたが)
今の検索エンジンはほぼgoogle対策ですから、まずはgoogleが考える品質の基準というのをしっかり把握しておくべきだからです。(飛ばされましたが)
品質のガイドラインを私なりに読み解くと、他のサイトとコンテンツの差別化がハッキリできる内容の濃いアフィリエイトサイトを求めていることが分かります。
私はこのページを読んで解釈したのは、これからもアフィリサイトが残っていくためには独自の商品レビュー、評価、商品比較をすることで他のサイトとの差別化ができると考えました。(最終的に飛ばされました)
つまり、○○サプリと呼ばれるジャンルでグルーピングしたときに巷で販売されている商品をアフィリエイトプログラムの有無関係なく購入・入手して自分で全部試して記事を書くという手法です。
アフィリエイトプログラムに参加している広告主の商品というのは一般的に知名度のないものばかりです。
広告主はマーケティングの一つの手法としてアフィリエイトプログラムを利用しているだけですし、新規のお客さんと引き換えに広告費を支払えばいいというとても素晴らしい費用対効果の高いものだと思います。
(今まであれば新聞、チラシ、テレビCMなど幅広い人に宣伝して電話注文してもらう形でしたが、反応率というのはとても低いものでした。ただ爆発したときは物凄いものでした。今では費用対効果の悪い媒体とされています)
レビューサイトというのは別に新しいことはなく、昔からありますし激戦ジャンルではすでにそういったサイト構成のアフィリサイトが存在していたわけです。
ただ、商品レビューというのはお金はもちろん、とても手間と時間がかかりますし自宅に在庫をかかえることになるためやらない人が多いのも事実です。(現在も部屋にたくさん残っていますw)
サプリは他ジャンルに比べて投資金額が少なくて済む
一般的にサプリメントの販売価格というのは数百円から数千円と他のジャンルと比べて価格が安いので、投資金額を抑えてレビュー記事を作りやすいというのが大きなメリットです。(平均1万円と価格が高いジャンルもあります)
例えば、脱毛サロンは全国に大手、中小個人含めて多数ありますから全部通うなんて無理な話です。
ですが、サプリメントなら基本小袋ですから在庫でかさばりにくい。全体的に商品価格が安め。全国から自宅に届けてくれるので取材する必要がないと様々なメリットがありました。
いまやネット通販の時代ですし、家からスマホでサッと注文して届くので承認率が良い広告主が多い(注文のハードルが低い)というのもあります。
(脱毛なら来店しなければ非承認になるのでハードルが高いし、全国どこにでも店舗があるわけではない。しかし施術費用が数十万になるため、報酬金額がその分高いのが魅力的ではある)
商標ワードでの上位表示は副産物とする
アフィリエイトサイトを作るときに一番手軽に作れるのは商品名(商標ワード)でのレビューサイトです。
ただし、サイトを作りやすいということもあって人気の商品名は一般認知度も高く、指名検索数も多いので稼ぎやすい一方、SEOサイトは激戦です。
商標は稼げるというイメージは少なからずあるかもしれませんが、それはピンキリであって稼げる商標ワードというのはごく一部での話です。
一部を除いて、ほとんどの商標ワードは月間検索数でいうと数百しかなく労力の割に稼げない商品もたくさんあります。
今回のサイトは商標ワードでは上位表示は狙っていません。
あくまで○○サプリのジャンルワードでの上位表示を第一に狙っています。
これはなぜかというと、商標ワードというのは人気商品・サービスほどSEOが激戦なので新規参入者が多く安定しない、コンテンツが他とかぶりやすいというのがあります。
結局、商標ワードで稼げるものは広告主がCMやディスプレイ広告など多方面に広告費を使っていたり力を入れている商品が稼げるといっても過言ではありません。
CMなど特に顕著でテレビでの露出はめちゃくちゃ効果があります。ですが、一時的なものですし人気がなくなってくると同時に売上も下がり傾向になります。
あと、広告主が別の商品を作って新発売となるとそちらに注力するので広告費の予算がそちらにいくので特単交渉があまり上手くいかなくなったりします。
商品の売れる寿命というのは3年ほどでと短いのが多いです。商品がドーンと売れると他の広告主も似たような商品を作り出して売上を奪われるということもあります。
サプリや化粧品というのはOEM商品が多いのでライバルが似たような商品を作りやすいんです。
ただ、そういった参入者が増えてくると特単合戦になってアフィリエイトサイトの掲載面の奪い合いになるのでアフィリエイターにとっては嬉しい悲鳴でもあります。
ですが、ジャンルワードなら息が長く様々な商品を紹介できるため特単交渉をしやすい。柔軟なサイト構成作りがしやすくなります。(商標は突然のアフィリエイト広告撤退リスクがあります)
今回のジャンルワードで上位表示することを第一目標としていますが、商品レビュー記事を書いていると商標ワードが意外とライバルが少なく上位表示して流入数が増えるということもあります。(特にアフィリエイトプログラムをしていない商品が上がりやすい)
ただ、人気の稼げる商標ワードではドメイントップを商標名としているところが多かったり、強力な中古ドメインを使用していることもあり、なかなかジャンルワードをドメイントップにもってきて個別ページで商標ワードを狙うのはSEOは大変です。
個別ページでも商標ワードで上位表示するにはさらなる高度なSEO対策が必要であると思ってください。
上がったらラッキーくらいにサイトを作るといいでしょう。
アフィリエイトプログラムをしていない商品でもとても有名な商品もあります。とても推薦できない方法として、アフィリエイトプログラムをしていない商品をDisって稼げる商品につなげる方法がありますが本当にオススメできません。
これはアフィリをしていない広告主、誘導している広告主、ASPにとても迷惑をかける行為でもあります。
そして、その商品は無難にレビューすることも問題を避けるために大事なことです。
ただ、記事下からランキングページなどにバナーで誘導するなら何も問題ありません。別のアフィリサイトとの差別化を考えてレビュー記事を作成することは有効です。
(こういったサイトを作っているとたまにアフィリプログラムをしていない商品がアフィリをしている商品よりも商品力がある場合があります。こういう時が一番アフィリエイターが困ることですがオススメ基準を変えることによってオススメを避けることはビジネスとしてしょうがないことだと思います。)
1.CMSツールに関して
アフィリエイトで売上を上げるサイトの構成として、まずどのCMSを使うかと悩む方も多いかもしれません。今ではWordPress(以下、WP)の発展によりテンプレートがとても豊富ですし、多種多様になっています。
以前はHTMLでの比較・ランキングサイトがほとんどでしたが、今ではWPのとてもきれいなテンプレートによるメディアが多い印象です。
ですが、ここはあえてHTMLツールのシリウスによるジャンル特化比較サイトに関するアフィリエイトサイトの作り方をご紹介したいと思います。
というか、私がアフィリエイトを始めたときには、今は懐かしいMovable Type(以下、MT)かHTMLかという選択肢でWPは利用者がMTを超えたと話題になっていて伸びてきているという環境でした。
個人的にずっとシリウスを使ってサイトを作ってきたというのもあり、比較サイトを作るならシリウスの方が使い勝手がいいです。
ただ、今ではテンプレートがかぶりまくってたり、ジャンルの拡張性を考えてWPのほうがオススメです。
2.ジャンル決め
ジャンルに関しては様々な見解がありますが、まずはリターンを考えることが大切です。「あなたは1サイトでいくら稼ぎたいのか?」によって参入ジャンルが絞られます。
1サイトへのリターン金額を求めるほど激戦ジャンルを選ばなければいけません。
つまり、広告費があつまり求める人が多いジャンルです。これに関しては最近ジャンルでいくらぐらい稼げるか金額を紹介している記事が増えてきています。
【参考記事】
2017年度のアフィリエイト【熱いジャンル】【下降ジャンル】【全ジャンル繁忙期予測】
アフィリエイトで稼げるジャンルランキングTOP29【保存版】
アフィリエイトで稼ぎやすいTOP46ジャンルを売上別に大公開!
ですが、これらの記事はあくまで参考ととらえてください。
なぜならサイト構成によって稼げる金額が変わるからです。
ただ単に「脱毛」というキーワードで1位を取るよりも脱毛に関連したキーワードでいくつも上位表示した方が訪問者が多くなるため売上が大きくなるわけです。
ですので、ASPに聞いた金額が自分が作ったサイトで全然稼げなかった!という経験がある人は集客経路やキーワードがASPがいうサイトと違っていたのかもしれません。
1ページ目に上がったとしても1位と10位では売上は全く違いますし、そもそもそのサイトはそのキーワードではなく別のキーワードで稼いでいたのかもしれません。
SEOではどれだけのキーワードで上位表示できるかで売上が変わりますのであくまで参考値となります。
今回作成したジャンルに関して言えば、私が100万稼いたサイトのジャンルは上記の記事内で紹介されていません。
これがアフィリエイトの面白いところで数十万円稼げるジャンルというのは無数にあるんです。
今回の場合、まずは最初に上位表示を狙ったキーワードで上位表示したのに想定金額と比べて全く稼げずに再リサーチしなおし、集客できるキーワードは別だったということもありました。
稼げると聞いてたキーワードは全然稼げないということは普通に起こりうるということです。
さらには稼げるキーワードでは上位表示できたけれども肝心のコンテンツや広告への誘導方法が悪ければCVRもまったく変わってきますので、とんちんかんなサイトを作りやすい初心者は特に要注意です。
ジャンルには季節需要がある
当然、冬に東京で半袖を着たり水着になる人はいませんので脱毛の需要も検索数も下がり稼げる金額も減ります。
その分夏にかけてものすごい爆発需要をみせるわけですが、どんなジャンルにも季節の影響があればないものもありますので参入する際にはきちんと調べておいたほうがいいでしょう。
ASPの担当者がついている場合には需要期と閑散期を聞けばいいですし、担当者いない場合にはgoogleトレンドを使って季節の波を調べるとある程度想定することが可能です。
【参考ツール】googleトレンド
試しに「脱毛」と検索窓に入れてみてください。見事に夏にピークを迎えて冬に下降線をたどっているのが良く分かります。
せっかくサイトが上位表示したのに全然アクセスもないし稼げない!と思って調べたら需要期はまだ先だった、終わってたということだけは避けたいところです。
とはいえ、この月に1位にする!と狙ってその通り1位にできる人というのはほとんどいませんン、めちゃくちゃ難しいことなので季節で極端に上下するようなジャンルには初心者は参入しないのも手です。
緊急性が高ければその分CVRも上がるわけですが、年中安定して稼ぎたいという場合には需要が一年通してあまり変動しないジャンルを探し続けるしかありません。
サプリジャンルは比較的年中需要があるものが多いです。今回作ったサプリのサイトも基本季節変動はありません。どちらかというとゆるーく需要が増えてきているジャンルでした。
そういった年中通して稼げるジャンルというのはあまりありません。
いつまでもそういったジャンルを探し続けてサイトが作れないという悪循環にならないようにしてほしいところです。
SEOで上位表示にはどれくらいかかる?
初心者ならSEOで上位表示してアクセスを集めて数十万稼げるようになるまで半年~1年は最低かかります。
これはどうしても仕方のないことです。
人間の赤ちゃんが生まれてすぐに立って歩けるでしょうか。だいたい1年はかかります。
新規ドメインで取りたてのサイトでコンテンツもないのにいきなり上位表示できるわけがありません。
しかも、何年にわたって運営されたサイトと比べて評価されるようなアフィリサイトというのを素人がいきなり作れるわけがありません。
どうしてもSEOで評価されていくサイトを作るのは時間がかかってしまいます。SEOでいきなり稼げるサイトは作れませんので、まずはある程度コンテンツを入れて成約する形を作ることを第一にしてほしいところです。
短期的に稼ぐことを主目的とするなら中古ドメインを使用した手法を選ぶべきですが、今では中古ドメインで運営していてもすぐに手動ペナルティを受けるリスクが高いです。
数年運営して稼ぎたいのであれば新規ドメインでのアフィリサイトを運営をオススメします。
ジャンルによってはオワコンも
私がASPアフィリエイトを始めたころには「FX」や「レーシック」、「ETCカード」などが最も稼げると言われていました。
ですが、今参入しようと思ったらFXは激戦ジャンルでSEOが大変。レーシックは様々な問題もあり誰もしたがらない。ETCカードはみんな持ってるから作る人は少ない。といった現状です。
今なら仮想通貨が熱いかもしれません。
ですが、これもいつかはピークを迎えて衰退期に入ります。長年稼ぎたいと思ったら世間の需要を考えながらサイトを作っていく必要があります。
他にも時代の流れや規制などでジャンルが終わってしまうこともあります。最近でいうと水素水は勢いが一時期凄かったのですが、まったく効果がないと消費者庁や購入者のクレーム、消費者団体などが動いて今では下火です。
こういったこともありますので、ちょっと変わったジャンルに手を出すのはリスクが高いため気を付けたほうがいいでしょう。
それよりも何年も前から存在する商品やサービス、きちんとエビデンスのある真っ当なものをアフィリエイトできれば安定性は高いはずです。
どんなジャンル、商品にも導入期→成長期→成熟期→衰退期があります。何年も運営して収益を上げようと思ってサイトを作るわけですから、参入しようとしているジャンルがどの位置にあるのか調べておくべきです。
3.案件をまとめる
参入するジャンルが決まったらASPで取り扱っている案件をまとめます。方法としては、ASPにログインしてジャンルキーワードで検索する。ライバルサイトが掲載している案件をチェックすることです。
ジャンルワードやジャンルワード+おすすめ、比較、ランキングなどで検索して出てきたアフィリサイトで掲載している案件を全部メモすれば大体稼ぎやすい(CVRが高く、報酬が高い)案件というのが把握できます。
ランキングの上位になっている案件を販売している広告主というのはアフィリエイトに力を入れているということです。
ASPに登録しているけど、アフィリエイトプログラムに力を入れていない広告主というのは意外と多いんです。
力を入れていないということは特単などもあまり出してくれないといったこともあります。
まずは、同ジャンルのアフィリサイトが掲載している案件をすべてメモしてまとめるだけでも傾向が見えてきます。
エクセルなどで下記の内容をまとめるとより分かりやすくなります。
- 案件名
- ASPごとの報酬単価
- 初回価格
- 2回目以降の価格
- 定期回数縛りの有無
- 成果地点
- LPのURL
- 配合量
- 成分
- その他(機能性表示食品かどうかなど)
意外とASPによって報酬単価が違ったり、価格が安く配合量が多くてコスパがよいとか見えてきます。
報酬単価が高いから稼げるということもありませんので独りよがりな選び方で案件を掲載してもCVRは低くなります。
とりあえず掲載してみてABテストをして案件を入れ替えて適正化を図るといたことが一番報酬アップにつながりますのでTOP3くらいはライバルサイトのランキングを参考にするといいでしょう(笑)
特別単価(特単)・ランキングサイトに関して
稼ぎのアッパーを上げるには特単交渉を必ず想定してサイト作りをする必要があります。一般的には掲載面の入れ替えによって特単をいただく場合が多かったり、特集ページを作って掲載して特単をいただきます。
特単交渉を進めていくにはランキングサイトにしないほうがいいと思っています。
今回作ったサイトに関してはトップページはランキング形式にしなくてもCVRは10%超えました。
別のページで人気ランキングとして先月申込数が多かった順でのランキングページを作成したところ、そちらでも発生しています。
人気順を知って売れている人気商品を買いたい人もいれば、ほしい商品がある程度決まっていて探している人もいて訪問者によって求めているものが違うわけです。
それをうまく振り分けるのが属性別の商品をオススメする形です。
去年もアフィリエイトが色んなところで批判されましたが、特にbuzzfeedが取り上げたASPのランキング「1位掲載」にさせることでステマを強要するキャンペーンが問題視され話題となりました。
ステマというのはアフィリエイトをやるうえで結構紙一重みたいなところがあります。そういった批判を避けたいならランキングサイトをやめるのが一番です。
サイト運営者が選んだオススメ別のサプリを紹介する形にすればいいわけです。
○○にはこのサプリがおすすめ。
安くコスパの良いサプリならこれ。
配合成分が多いサプリならコレがオススメ。
と、評価軸を変えることで様々な悩み、願望を持っている人にアプローチできます。
これからはランキングサイトという形で1位2位3位のように掲載して運営していくのは難しいかと思います。(1位の根拠は?と突っ込まれて終わります)
一番いいのはアドワーズに出稿しているサイトが使っているような絞り込み検索ツールを搭載することです。(もしかしたらそれが一番のSEO対策かもしれません・・・)
それでもアフィカスと罵られてしまうでしょうが、アフィリエイトはビジネスであるわけでアフィリエイトプログラムにお金を払っていないサプリや広告主の商品を掲載する義理なんて本当はありません。
ただ、googleの考え方として検索者が一番重要と考えているわけですからアフィリをしていない商品をどう取り扱うかはサイト作成者の腕の見せ所といえるでしょう。
4.ライバルのチェック
ライバルサイトのコンテンツをパクってコピペをしても、まず良いことはありません。
外注さんがパクって問題になってしまうことはよくある話です。
あくまで参考にして叩き台にして少しでもよいコンテンツにしてアップするという方法が一番健全?ではありますが、そのサイト運営者がもし知り合いになったときに恨まれる可能性があるわけですw
ですので、さらーっとこのサイトはどんなことをコンテンツにしているのかな?と見るくらいにしておきましょう。
あまり読み込むとコンテンツが引っ張られるというかどうしても似てしまいますので個人的にはあまり見ないようにはしています。
ただ、このサイトはこういったコンテンツは入れていないな~だから入れよう。とか差別化を考えるのは絶対に必要です。
なぜなら、ライバルのサイトたちと同じようなコンテンツを作ってもそこにオリジナリティはないからです。
・どんな案件を掲載しているか
・どんなコンテンツ・記事を書いているか
・他のサイトに比べて独自性はあるか
他にもahrefsなどの被リンクチェックツールがあれば、被リンク数や質、上がっているキーワードなどをチェックすることができます。
SEOチェキでドメイン取得日などをチェックしてどれくらい運用歴があるか調べたり、WaybackMachineで過去の運用経歴を見たりして調べることも大切です。
なぜかというと、ドメイン運用歴が3年、4年あるサイトということはジャンルが長年存在して稼げたということですし、これからも稼ぎ続けることができる可能性があるかもしれないからです。
比較的新しいジャンルだと当然運用歴も浅くなります。1年、2年で1ページ目にあるのはジャンルの歴史が浅いか。それともSNSなどでバズったりして急激にリンクをもらい上位表示できたのかなど判断することができます。
医師や専門家の監修は必須?
最近では医師や専門家に監修してもらうアフィリエイトサイトが増えました。
ですが、今回のサプリサイトに関して言えばあまり医師監修というスタイルは合いません。
どちらかというと、素人寄りで訪問者に近い属性の人が全部のサプリを買って飲んで試した結果を紹介するスタイルです。
医師監修してもらうには当然お金がかかりますし、ヘルスケア大学の医師監修問題もありました。
去年の健康医療系アップデートで飛ばされたサイトも多数ありますから医師監修してもらえば飛ばされない神話?は崩壊しています。
ただ、訪問者のことを本当に考えるなら専門家にきちんと精査してもらい正しい情報を掲載することはごく当たり前なこと。非常に大切なことですから、サイト運営者の判断力が問われるところです。
5.購入者の悩みを知る
これはメチャクチャ大切です。その商品を買う人はどんな人で何を目的に何で悩んでいるのかを的確に知ることが商品を売るために必須の作業です。
一番早いのは商品のLPを全部読むことです。だいたい最初に出てくる画像(ファーストビュー)から2、3スクロールでどんな悩みのある人に向けての商品かがわかります。
ただ、薬機法の絡みもあり何を言っているかわからないLPもホントに多いのですが、商品開発時にマーケティングをしてABテストやら改良を続けている商品LPなのでそのジャンルで一番売れているであろう商品のLPは絶対にしっかり読み込むべきです。
他には定番ですがYahoo!知恵袋などで調べる方法もあります。業者のステマもありますので注意が必要ですが悩んでいる人の生の声を知ることができます。
・その商品を買うのは男性?女性?
・購入年齢層は?20代や30代の若者向け?50代、60代以上向け?
・どんな症状で悩んでいる人向けの商品?
・その商品以外でも解決できる症状?悩み?
男性向けor女性向けかでまずアフィリエイトサイトのテンプレートの色であったり、テンプレートの雰囲気などが変わってきます。キモイ50代くらいのおっさんが作った20代向け女性のサイトだと誰も買ってくれないわけです。(うまい人はそれでも売りますがw)
運営者と訪問者が同姓で同年代向けの商品で同じことで悩んでいた人が書いたほうがが一番作りやすくCVRも高いです。(健康診断のある数値が高かったのが〇〇で下がった!などは定番ですが、薬機法の観点からはドNG)
なぜかというと、同じことで悩んで解決していれば悩みの内容も解決方法なども分かっているので訪問者の気持ちを十分理解することができているサイトが作れるからです。
めちゃくちゃ滞在時間も滞在率もPVも伸びる傾向にあります。特に病気系のサイトに多い傾向です。
そういったサイトには深みが増しますし、説得力が全く違います。だって、実際に治ったりしているわけですから。訪問者はとても鋭いので、アフィリエイトサイトであっても情報の浅い深いがわかるわけです。(その心理を逆手に取った詐欺系商品に引っかかってしまう悲しいケースも・・・)
すぐ見抜かれてなんか浅いなぁと思われたら即離脱します。まず買ってもらえません。なんか違うなと思われて違うサイトに行かれるだけです。ようは素人から買いたくないわけです。
たとえば、初めての一人暮らしで家電量販店に冷蔵庫を買いに行ったのに4人家族用を紹介する店員さんにあたったらどうでしょう。
意味がわかりませんよね。それくらいトンチンカンでただランキングにしてSEOで上位表示すれば稼げると思っている人のサイトは成約率が低いはずです。(上位表示すれば一定の売上はありますが・・・)
訪問者のほとんどはまだ商品を買ったことのない段階の初心者で様々な悩みを解決したくて調べているわけです。(もしくは買ったけどイマイチで別の良い商品を探しているか)サイト運営者は訪問者よりも一歩、二歩先の先輩として商品を紹介するべきです。
(実際に買って商品画像を載せることで説得力がアップします)
それなのに、同じ初心者の立ち位置、知識レベルも同じであればSEOで上位表示したとしても物は売れないわけです。
(まったく稼いでいないアフィリエイターから情報商材は買いたくないんです。稼いでいるから説得力が増すわけです。)
あなたが想定している訪問者がどんな症状や悩みをもっていて、どう解決したいのかを把握していれば悩みを先回りして書くことで説得力がどんどん増しますので、これから作るジャンルの知識はしっかりと持っていなければいけません。(そのジャンルの本を2、3冊読むといいです)
レビューサイトであれば、もうすでに商品を使っていたりサプリを飲んでいるので2歩3歩先をいっています。
そのうえでこの商品は良い悪い。こういう人にオススメとすれば説得力が全く変わってきます。まったく使っていないのにオススメとされて買ってしまう人もいますが、レビューしたほうがCVRは高いです。
私のサイトでは○○サプリという一般ワードで集客していましたがCVR15%超えている商品もありました。
一般的には1%といわれている中、15%超えというのは驚異的かと思います。(自画自賛)
ですので、CVRを高めるためにたった数千円を使うというのは非常に良い投資です。
6.ターゲットの選定
先ほどの項目で購入者の悩みを知ることでなんとなく購入者像が浮かんでくるはずです。
性別は?年代は?未婚既婚?子供?仕事は?病気は?食生活は?スポーツは?などなど。
ただ、一人用洗濯機でも大学生もいれば、独身の20代OL、単身赴任の夫40代などターゲットが変わってきます。
(細かく言うと大学生でも大学1年で初めて買う人や壊れて2台目。金がなくて安いのがいい。オシャレなのがいいなど目的は変わってきます)
それによって洗濯機のデザインが変わったり、必要な機能も変わってくるわけです。検索キーワードも変わってきますからコンテンツのマッチング度も変わりCVRも変わります。
ただ、○○サプリという検索意図の広いキーワードでサイトを作る場合、いろんな人が訪問してきます。
ですので、こういったケースではターゲットを絞り込みすぎるわけにはいきません。TOPページの作りはターゲットによってオススメなどを振り分ける必要性がでてきます。
そういった場合には一番購入しそうなボリューム層が多いところをターゲットにするべきでしょう。
まずはある程度作っておいて違うと思えば修正すればいい話でもあります。(結構大変ですが)
できれば、ハッキリと購入者の顔が浮かぶといいでしょう。店舗ではなくネットでの購入だからこそ買う人の顔が必要です。
パソコンを見ながら作るサイトですが、対面でその人に向かって記事を書くと固くなりすぎずよりリアルに訴えかけるサイトが作れそうです。(今思いつきました)
8.サジェストワードをチェック
サジェストワードはしっかりチェックすべきです。1ページ目に来て自分の求めていたサイトがなければサジェストをクリックして別の検索結果にいくからです。
サジェストワードに関しては必要不要の論争がありますが、コンテンツを作っていくうえでは必要だと思いますし、サジェストワードも上位表示すればその分報酬もアップしますので一度使ってみて不要だと思えば使わなければいい話です。
サジェストワードをチェックしていくと自分のリサーチでは知ることのなかったワードにも出会ったりします。
ただ、サジェストワードで出てきたからといってそのワードで訪問してきた人が商品を買ってくれるのかというと、また話が変わってきます。
集客ワード、成約ワードといった言葉もあるのですが話が長くなるので割愛します。
9.その他キーワードをチェック
サジェストワード以外にも検索されているキーワードというのはめちゃくちゃあります。
そして、意外とサジェストに出てこなかったけど需要のあり成約するキーワードというのもあったりしてライバル不在で稼げちゃったりします。
ただ、そういったキーワードというのはSEO対策していないキーワードだったりするので上位表示しやすくライバルにバレてしまい、すぐライバルだらけになって稼げなくなったという話もあります。(ASPが他の人にバラしてしまうことも・・・)
じゃあそういったキーワードはどうやって探すかというとYahoo!知恵袋や教えてgoo!などの質問相談コミュニティサイトや商品のLP、販売会社のサイトなどにもあります。
なかなか見つけることは難しいのですが、そういったサイトをしっかり読み通すと見つかったり。
サジェストワードだと○○サプリの複合で探してしまいますが、症状+サプリだったり悩み+サプリ、願望+サプリなど別の角度から検索する人もいますのでそういったキーワードでも記事を作ることで幅の広いサイトを作ることが可能です。
コツとしてはとにかく検索することです。思いついたワードで検索してみてアフィリエイトサイトがあったら見て同じジャンルの商品をアフィリしていたら当たりです。
なかなかドメイントップではなく個別記事で上位表示を狙うとSEOが大変だったりしますが作っておいて損はありません。
11.ドメインを取得する
今回の場合には日本語ではなく英語でドメインを取得しました。経緯は覚えていません。
日本語ドメインが上がりやすい傾向が何年前かありましたが、今では優位性はあまりなくなってきたのかなと思っています。
日本語ドメインで取ってもいいのですが、長く運営する場合には日本語より英語のドメインのほうがいいのではないでしょうか。
また、今なら指名検索を増やすためにもゼニエモンのようなドメイン名で取れるとベストです。(もちろん、一般的な〇〇-supple.comとかドメイン名にしてサイトタイトルを独自のものにする手段もあります)
※いろいろ考えてリンクなしです
当ブログに関しては取得日が7年前でなぜこのようなドメイン名か覚えていませんし、ブログ名に関しては長すぎて指名検索はほぼ100%ないですw
一昔前ならドメイン名をドンピシャにすると上位表示しやすいみたいなことがありましたが、もうすでに対策されていて今ではそうでもありませんので長く気に入って使えそうなドメイン名が無難です。
12.サイトタイトルを決める
サイトタイトルは途中で変えると検索順位に影響があったりなかったりします。そのサイトによるのですが、メインキーワード「〇〇サプリ」は絶対に入れてください。
今回のサプリサイトの件で言えば、最初は薬機法にもろ引っかかる症状名が入っていました。ですが、大手サプリ会社の提携審査の際にNGが出て普通のサイトタイトルに変更した経緯があります。
でも、〇〇サプリという一般ワードであれば薬機法には引っかかりません。コンテンツが引っかかることもありますがそのキーワード自体がNGになることがないような配慮をしています。
検索で一番上位表示したら稼げる見込みのあるキーワードをメインキーワードにするべきでしょう。
また、今回の場合は市販のサプリも全部買うタイプのアフィリサイトなので「〇〇サプリを○○個も自腹で買って比較して一番オススメはこちら」(30文字)みたいなタイトルにしています。
検索結果が出てパッとみて〇〇個も買って試しているサイトなんだなってのがわかります。
1ページ目に表示されているライバルサイトを見て他のサイトには負けないサイトタイトルが付ければCTRが上がります。つまり、その分報酬アップが期待できますのでサイトタイトルはとても重要です。
・・・1.4万文字超えたので後半に続きます。
後半のラインナップ
13.トップページの仮作成
14.記事を発注
15..ツール類の設定
16.Amazon・楽天で売られているサプリを全部買う
17.レビュー記事の作成
18.比較記事の作成
19.記事作成、投稿の繰り返し
20.は〇ブでリンク付け
21.おわりに(PR)