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周知の通り、台湾「立法院」選挙では国民党が圧倒的勝利を収めた。台湾独立志向の現与党・民進党が敗れ、統一志向の国民党が勝利したのである。続く3月の「総統」選でも、国民党の勝利はおそらく間違いなく、国民党は8年ぶりの奪権を果たすだろう。 もちろん、これによってすぐに台湾が中国政府の提案に乗り、統一交渉に臨むと言うことはないだろう。しかし、独立拒否の民意、台湾は究極的に大陸と統一すべきであるという民意は示されたものと思う。 中国政府は一国二制度による香港方式の統一を台湾住民に提案しているが、台湾は独自の軍隊の保有を許されるなど、香港よりも高度な自治が認められている。ただ、中華人民共和国との国号と国旗として五星紅旗を掲げることを求められるのである。 もっとも、この中華人民共和国との国号を名乗り、国旗として五星紅旗を掲げることは、いくら独立反対という国民党人士にとっても、なかなか容認できるものではないだろう。 かといって、大陸政府の方からすれば、台湾との大小は圧倒的であり、来年には建国60周年を迎える。いくら、台湾との統一のためとは言え、国号や国旗を変えることは、大陸住民の世論が許さないだろう。 だが、国民党は独立反対、大陸との平和安定、交流増進を提唱しており、その点、中国政府と一致している。 おそらく、あとかなりの年月、現在のような状態が維持されることと思われるが、台湾と大陸は一体の同じ国であり、交流も国内扱い(例えば台湾企業の大陸への投資や大陸住民と台湾住民の相互往来、観光旅行、しいては台湾へのパンダの寄贈まで)となり、実質的統一は進んでいくものと思われる。 この両者の平和安定関係は、東アジアの平和安定に大きく貢献するものであり、単に両岸(台湾・大陸)のみならず、日本などアジア諸国にとっても有利なことである。 |
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独立路線に終止符・台湾-国民党・馬英九氏が圧勝
時事通信の報道などによれば、22日行われた台湾「総統」選で、国民党の馬英九氏が圧勝した。台湾独立を否定する馬英九氏の下で、両岸関係(大陸と台湾の関係)は改善に向かい、両岸の経済的一体化は益々進むものと見られる。 ...続きを見る |
子欲居の中国語日記 2008/03/23 00:03 |
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