ここ数年、男女共同参画週間のキャッチフレーズ審査員として参画させていただいています。
応募が何千もある中で、300ぐらいに一次審査していただいたものを私たち審査員が内閣府の人たちと共同で議論して候補を挙げ、大臣に承認してもらうプロセスです。
今年はオリンピックも含めスポーツと男女共同参画ということがテーマでした。
そこで、選ばれたのがこちらです。
「走り出せ、性別のハードルを超えて、今」
男女の性別によるハードルは法律面こそ整いましたが、先日の相撲の救急の事例や、保育園の妊娠の順番指示など、まだまだ法律ではないところに差別がたくさんあります。
ましてや無意識のところにはまだまだ差別が根付いているのです。しかしそういったハードルをひとつひとつ取り払うのは、それを一緒に乗り越える男女の力だと思います。
社会全体で性別のハードルを下げる努力をしていくと同時に、今の女性達にもどんどん、ハードルを突破し、越えて行って欲しいです。そういう願いを込めたキャッチフレーズになっています。