Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

数字目標と悪手

雑にまとめる。今所属している会社の話ではない。

ダサいけどやれば短期的には数字が上がる施策というのが存在する。

ダサいという表現は主観が混じっているし攻撃的な言葉だけれど、めんどくさいのでここではダサいと表現する。

例を上げると、ウザいPush通知とかだね。自分がユーザーだったらウザくてアンインストールしちゃうよなと思いながらも、全体の数字を見ると上がったりするからたちが悪い。

小さな組織なら軌道修正しやすいんだけど、異なる数字目標を持つチームが複数できてきたりすると、部分最適の集合みたいになる。

全体を考えて数字以外の責任を持つつよい役割の人をおいたほうがいいという組織課題な気もする。そりゃ短期間で設定された数字上げることに責任を持ってたら視野が狭くなるのは仕方ないよな。それかいっそトップダウンの命令でやっていったほうがいいのかもしれない。

友達のエンジニアさんから「アプリの通知ちょっと多いですよね」とか言われたら辛い気持ちになるんだよな。わかる。わかるんだけどごめんってな。

こういう感覚をわかってもらうにはどうすればいいのだろうか。組織を変えない前提だとすると、Slackにヘイトツイートを流すようにするとか?あるいはまずは一緒に数字を改善して信頼を得たほうがいいのかもしれない。同時に、Push通知を送る対象のセグメントを改善してウザくないようにもできる。もしかしたら抽出の条件を変えられなくて困ってるのかもしれないしね。

ダサいことをやってると中の人が萎えたりするので危険だ。しかしできることならダサいことをやっている理由を深堀りしたほうがいい。何事も歩み寄りが重要だ。まぁそんな元気がすでにないなら会社を離れてもいいかもしれない。