いやー、アニメなんですね。
「なんで今」っていうのは誰しも思うところだと思うんですが、成り行きってそういうものなのかもしれません。二十年以上を経て、かつて書いたものというのを改めて突きつけられてみると、誰よりもわたしが思い切り冷や汗なんですが……
そんなわけで原作はアホな若造の仕事ではありますけれど、アニメはちゃんとした人たちが作ってくださいますので、見ていただけると幸いなのです。
お話を伺った時は、おそらくほとんどの方々と同様に「何でまた」「何で今?」という思いしかありませんでした。実際、担当編集さんには電話越しにそう応えたように思います。
もっとも自分の場合は2009年の『秋田禎信BOX』以降ずっとそうでしたし、直前には想定外の超弩級「何で?」(※「VS.こち亀」/集英社)があったので、色々とマヒしていたようで、何だか妙な感じです。
死ぬ程、絵を描くのが遅い身としては、もの凄い絵の上手い人達がよってたかって山程オーフェンを描いてくれると思うと嬉しくてたまりません。
今あえてオーフェンをやりたいんだという方々ですので、その熱い想いのまま最後まで突っ走って頂ければ、こちらとしては何も言う事はありません。
新しいオーフェンが以前好きだった人達にも、初めて観る人達にも喜んでもらえますように。
よろしくお願い致します。
「なんで今」っていうのは誰しも思うところだと思うんですが、成り行きってそういうものなのかもしれません。二十年以上を経て、かつて書いたものというのを改めて突きつけられてみると、誰よりもわたしが思い切り冷や汗なんですが……
そんなわけで原作はアホな若造の仕事ではありますけれど、アニメはちゃんとした人たちが作ってくださいますので、見ていただけると幸いなのです。