細谷佳正:「デジモンtri.」最終章で「感無量」 復帰後のアフレコで喜びも
アニメ人気アニメ「デジモンアドベンチャー」シリーズの新作「デジモンアドベンチャー tri.」(元永慶太郎監督)の最終章にあたる第6章「ぼくらの未来」(5月5日上映)の上映会が6日、新宿バルト9(東京都新宿区)で行われ、声優の花江夏樹さん、細谷佳正さん、榎木淳弥さんが登場した。“選ばれし子どもたち”の石田ヤマト役の細谷さんは、2017年4~8月、喉の治療のため、活動を休養していたこともあり「第5章が終わり、私的な事情でどうなるか?と思ったけど、やっとここまできた。感無量です。アフレコが夏で、復帰してすぐの時だった。みんなが『おかえり』と言ってくれた。うれしかったですね」と思いを明かした。
第6章のエンディングテーマは、テレビアニメ「デジモンアドベンチャー」のオープニングテーマで人気曲の「Butter-Fly」で、主人公・八神太一役の花江さんら“選ばれし子どもたち”の声優陣が参加したことも話題になっており、花江さんは「いろいろなキャラクターソングを歌わせていただいてきましたが、(レコーディングが)過去一番早く終わりました。歌詞カードがいらないくらい歌詞も覚えていて、楽しく歌っていたら、10分とか15分とかでした。もうちょっと歌いたかった……」と話した。
「デジモン」シリーズはバンダイの携帯液晶ゲーム機から生まれたアニメ。初代「デジモンアドベンチャー」は、小学生の八神太一らがデジタルワールドという世界に飛ばされ、奇妙な生物デジタルモンスターと冒険する姿が描かれた。「tri.」は初代の放送開始から15周年を記念して、2014年に製作が発表された続編。「デジモンアドベンチャー02」の最後の戦いから3年後が舞台で、太一たちが高校生となって登場している。