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『DayZ』の生みの親であるDean Hall氏が年内にBohemiaを退社、故郷で完璧なマルチプレイヤーゲーム作り目指す

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昨年5月、エベレスト登頂に成功したDean Hall氏

ゾンビサバイバルゲーム『DayZ』の生みの親であり、昨今のサバイバルゲームのメインストリームを作った発信者といっても過言ではないDean Hall氏。同氏が海外メディアEurogamerのインタビューに答え、年内にも現在所属するBohemia Interactiveから退社しスタンドアローン版の開発チームから去ることを明らかにしました。

海外メディアEurogamerが行ったBohemiaスタジオ内での一連のインタビューによれば、Hall氏は年内にもBohemiaとSA版の開発チームを去る予定で、故郷であるニュージーランドにて自身のスタジオを設立し「巧妙で完璧なマルチプレイヤーゲーム」を作りつ続けるとのこと。BohemiaはこのHall氏のプランにはすでに気づいていた模様で、代表者はEurogamerに対し「驚きはしませんでした」とコメント。「Deanの指揮のもと、『DayZ』の開発は全速力で続けられてきました。我々は今年多くが進行すると見ていますし、もちろんそれを終えた後も数年間は開発が続くと考えています」と伝えています。

この告白はインタビューを行っていた海外メディアEurogamerにとっても突然の出来事だった模様で、翌日にもHall氏へその事情を伺う別のインタビューを行っています。

■Dean Hall「ろくでもない人間」

『DayZ』の生みの親であるDean Hall氏は「自分はグレネードなんだ」とコメント。「自分は特別な使い方が必要なんだ。自分がリスクを負って冒険するのも、他人にリスクを背負わせるのも本当に得意だ、今まで生きてきた中で常にそんな感じだったんだ。皆が言うように、多分オレは口が達者なんだろうな。だからオレは言えてしまう、何かを説明できてしまう、みなに足をあげろ飛び降りろと言えてしまう」と心情を吐露し始めました。

続けてHall氏は、それぞれのコード開発チームと共にMod版とスタンドアローン版を作り上げた過去の業績に触れた一方で、口が達者である人物は「ろくでもない人間」でもあると自称。「そんな奴に頂上を調べて踏破してこいなんて言われたくないはずだ。だから、いつかオレはプロジェクトにとっての大災害となっていただろう、最低でもリーダーシップの役割の中でね」と伝えています。

また「ここに居ようと意図したことは無いんだ」とも伝えたHall氏は、『DayZ』自体がニュージーランド陸軍(※)に勤務するかたわら作る数ヶ月間だけの休暇のつもりだったと伝え、『DayZ』に夢中になりプランが数年へと伸びてしまったとも説明。さらには「まるで誰か他人のキッチンで料理しているようなもんだ。オレはBohemiaにオレのやり方や我々の方法を何度も言いたくはないんだ」ともしており、そもそものプランであったことに加え、自身の性格とそれに付随するBohemiaや周囲との関係が今回の退社に影響したことを伺わせました。

※ Hall氏は元は防衛大学を出身したニュージランド空軍RNZAFの士官であり、後にニュージーランド陸軍へと入隊。軍属当時のサバイバル訓練が『DayZ』に影響を与えたとされている

インタビュー後半でMarkus "Notch" Persson氏が『Minecraft』の開発から降りファンを大騒ぎさせた件を見ていたとも伝えたHall氏は、これが見てみぬ振りをしてきた問題(部屋の中の像)を突然解決するべきではない理由とも説明し、ある日突然さよならと言うよりも前もって別れを告げることの方が合理的であるとの考えを示しています。

■スタンドアローン版『DayZ』の開発指揮は最大で年末まで続ける

現時点でアルファ版としてSteamにてリリースされているスタンドアローン版『DayZ』。各種フィーチャーを搭載しベータへ移行するにはおよそ1年ほどがかかることがすでに伝えられていますが、Dean Hall氏は自身が今年退社しないことが「馬鹿げている」と同時に、退社してしまえばコミュニティに対しフェアでは無い行為にもなったと説明。「もしプロジェクトに関わるなら、プロジェクトを良いものとするため誰かと喧嘩するし、そうなれば年末まではオレはそこに居る、そういうことさ」ともしています。

一方で重要な箇所が完成するまではどんな役割であれプロジェクトに関わっていくとし、Bohemiaが必要とする限りは席を残すこともHall氏は明言。また席に残る限りはダラダラと過ごすつもりは無く、「オレはMarek(BohemiaのCEO)のオフィスで彼と怒鳴り合うだろう。この問題ではよく知られているんだ」とも伝え、今まで通りその「達者な口」を用いて開発に尽力していく意向であることをインタビュー中に示しました。

年内でBohemiaを去ることを明言したHall氏ですが、それでも「常に関与することになるだろう」と『DayZ』との関係からは決して脱却できないことを予想しています。「Marekと話していたのを覚えているよ……常に『DayZ』に関わることになるんだ、逃れられる道は無い」とも伝えたHall氏にとって、すでに『DayZ』はその半身とも言える存在になっている模様です。

■Dean Hallが進む今後

マルチプレイヤーゲームに魅了されており、サバイバルゲームに非常に興味があると伝えたDean Hall氏は、すでに3種類のゲームアイディアが存在し、多くの部分で「『DayZ』のDNA」に似た部分があるとコメント。『DayZ』は基礎の部分から欠陥があるコンセプトだとも伝え、常にそれを認めたかったとも吐露しました。「パーフェクトなゲームでは無い、マルチプレイヤー体験ではないし、自身が求めているレベルの驚異的な閃きが無いとそれは出来得ない。どこまでも(完璧なマルチプレイヤー体験を)追い求めたいんだ」とEurogamerのインタビューを締めくくっています。

《ishigenn》

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