連続テレビ小説 半分、青い。(4)「生まれたい!」[解][字][デ][再] 2018.04.05
(豊島)「子ぎつねはその光がまばゆかったので面食らって…」。
鈴愛さん。
楡野鈴愛さん!あっは…はい!やってまった…。
(笑い声)鈴愛ちゃん!鈴愛…さん?先生見て天井。
あれ般若の顔みたいや!はっ?ほれ見て。
(龍之介)先生カラスの相手はいいんで授業進めて下さい!あっ違ったネズミの相手あっそれも違うスズメか!ブッチャー!反則ブッチャー!手にフォーク持っとる!
そのころアブドーラ・ザ・ブッチャーという悪役レスラーがいたのです
帰れ!帰れ!何やと!?地獄突きやってみい!
(騒ぐ声)やめて!ケンカやめなさ〜い!・「おはよう世の中」・「夢を連れて繰り返した」・「湯気には生活のメロディ」・「鶏の歌声も」・「線路風の話し声も」・「すべてはモノラルのメロディ」・「涙零れる音は」・「咲いた花がはじく雨音」・「悲しみに青空を」・「つづく日々の道の先を」・「塞ぐ影に」・「アイデアを」・「雨の音で歌を歌おう」・「すべて超えて届け」
時は1980年です
(ラジオ)・「女は海」
(仙吉)はいお待ち遠さま。
えっ?俺レバニラ定食やない冷やしうどん。
あっすいません。
人を見た目で判断しんといてくれ。
あ…。
(宇太郎)すいませんね。
すぐ作り直しますんで。
いいよじいちゃん。
昼大体終わったし。
あ…畑でも行ってくっかな。
うん。
(晴)あっおじいちゃん私お昼にレバニラ頂くで。
(仙吉)臭なるぞ。
仙吉さんは最近注文の間違いが多くなりました。
年には勝てません。
そうそう仙吉さんが初孫に考えた名前…
(くしゃみ)悪くないやろ。
うんつくしちゃん。
結局採用されず楡野食堂が改装する時に食堂の名前となりました。
繁盛しているようで何より
いつもありがとね。
あの私実は空からしゃべっております。
上から失礼致します
人よりちょ〜っと早かったかもしれませんが1年ほど前にピンピンコロリで逝きましてまあ今の人たちからしたら羨ましがられるような…
じいちゃ〜ん!
(仙吉)お〜!今帰りか?ただいま!ただいま!はいお帰り!お帰り。
行ってきます!え?お前何持ってる?ないしょ!ハハハハッ。
フフッ。
(草太)お母ちゃん。
は〜い。
お菓子はパンの耳揚げたやつ。
おいしいですよね
タカヒサ君とこれやっていい?そんなもんどっから出てきた?押し入れの中。
ええよやって。
やった!タカヒサ君ええって。
この何にでも親に了承を得ないと動けない祖母としてはちょっと不安な感じなのが鈴愛の年子の弟草太です
それにひきかえこの姉は…
(五郎)おっ鈴愛ちゃん!キャベツ持ってどこ行くんや!?芋虫!
(五郎)芋虫…。
キャベツといえば芋虫?いやそれ青虫やろ!気を付けや〜よ!これが来るでね〜今年は!
(幸子)あ〜かっこええわ。
私着てみよっか。
ハハハ…入らんわ。
律〜!
(笛の音)律〜!
(笛の音)
(笛の音)律「ふるさと」弾いて!はい!キャベツ!何でキャベツ?お礼。
キャベツおいしいよ!焼きそば入れたり。
いいよ鈴愛。
うちのじいちゃんの作ったキャベツはうまいぞ。
ありがと。
ソースかけて食べるよ。
「ふるさと」でいいんだっけ?
(「ふるさと」)
ここが鈴愛の育つ鈴愛の故郷となる土地です。
美しい緑ときれいな水と。
なんて申しますがそんな私も住んでいる時はまるでありがたがりもしませんでしたね。
でも今はもうこうして遠くから見下ろすばかりで手に触れる事もできずどうか皆様そちらにいるうちにあなたのふるさとをあなたの愛するものを慈しんであげて下さいませ
名演奏やった!何で息切らせてんの?ん…何でもない。
何で?踊ってた。
え?ちょっと。
踊るの?ちょっと。
見たい!踊って。
駄目!ありがとう!バイバイ!キャベツソースかけ過ぎんなよ!
(和子)鈴愛ちゃん!あっおばちゃん!これからおやつにするの。
食べてかん?これから菜生ちゃんちでみんなでベストテンごっこ。
シフォンケーキ焼きたてやよ。
(和子)どうぞ。
じゃゆっくりしてってね。
お菓子の力で引き止めちゃった。
(弥一)何で?律はほら喘息やしちょっと変わりもんやから鈴愛ちゃんみたいな子がおってくれると助かる。
同じ日に生まれたんやもんなあ…。
そうまだ名前もない時にこの子たちは出会ったのです
ちょっと前まではさ…。
ちょっと前まではウサギって食べとったんかなあ。
は?・「ウサギお〜いし」ウサギっておいしいんかなあと思って。
本気?本当律のお母ちゃんのケーキはうまい!クッキーなんか上に赤いのとか緑のついて宝石みたいにキラキラやもんなあ。
あ…鈴愛あれ出来た。
え?完成した。
ふぎょぎょ!何でお前が先入るの。
ふぎょぎょ!これらは何や?永久機関。
永遠に動き続ける装置だ。
地球上では空気抵抗や摩擦があるからどうしてもエネルギーロスが生まれてエネルギー保存の法則から放っておくと装置はいずれ止まってしまう。
僕は永久機関を地球上で作る!「永久機関は地球上じゃ作れない」なんてアホな大人たちは言ってるけど俺が作る。
最初に作る!俺の夢はノーベル賞を取る事だ。
今のはないしょにしてくれ。
了解致した。
…で例のものは?永久機関の研究に忙しい俺がなぜこんな子どもだましな。
律感じ悪いぞ。
嫌われるぞ。
気を付けるよ。
すごい!糸は音の聞こえがいいナイロン製の釣り糸。
全長100メートル。
100メートル…1キロか?違う鈴愛。
0.1キロだ。
コップの穴は私が開けました!川をまたぐ糸電話発案者は鈴愛!
(2人)イエ〜イ!でも何で川なの?まずは木曽川。
まずは?最終的にはさんずの川の向こうとこっちで…。
さんずの川?知らんの?死んだ人はそこを渡る。
私はそれでばあちゃんと話す。
じいちゃんはばあちゃんが死んでから元気がない。
鈴愛はじいちゃんとばあちゃんを糸電話で話させてやる!おばあちゃ〜ん!本気なのか?律…これ2人じゃ無理じゃね?だから人を呼んだ。
えっ誰か来る?来る。
誰?来た。
よう律〜!何でブッチャー…。
まああかん。
2018/04/05(木) 12:45〜13:00
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 半分、青い。(4)「生まれたい!」[解][字][デ][再]
小学3年生になった鈴愛(矢崎由紗)と律(高村佳偉人)。ある日鈴愛は、祖父と亡くなった祖母を糸電話で話させてあげたいと言いだし、律とともに壮大な実験をはじめる。
詳細情報
番組内容
1980年。小学校3年生になった鈴愛(矢崎由紗)は天真らん漫そのもの。勉強は苦手で授業中もノートに落書きをしてばかり。一方、同じ日に生まれた律(高村佳偉人)は頭脳明晰(せき)で冷静沈着。良き幼なじみとして二人は成長した。ある日鈴愛は最近元気がない祖父・仙吉(中村雅俊)と亡くなった祖母・廉子(風吹ジュン)を糸電話で話させてあげたいと言いだす。実現させるために律は長距離糸電話を考案。壮大な実験が始まる
出演者
【出演】松雪泰子,滝藤賢一,原田知世,谷原章介,高木渉,池谷のぶえ,風吹ジュン,中村雅俊,佐藤夕美子,吉澤健,矢崎由紗,高村佳偉人,大竹悠義,西澤愛菜,志水透哉,【語り】風吹ジュン
原作・脚本
【作】北川悦吏子
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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