「フシギの国の商習慣“リベート”って何だ?」の巻
PERSON2018/03/30「人間の仕事がAIに奪われる…」。サマンサタバサでのアンドロイド社員採用、日テレでのアンドロイドアナウンサー採用など、その時代はもう到来し始めています。ならば、人間にはどんな仕事をすることが求められるのか?今回はいつもより少しだけ真面目に考えます!
こんにちは。デキルニンのタスクマスター、高井です。
新年度が始まりましたね!
この時期は、私のような人材育成をフィールドにするコンサルタントも、新入社員研修を担当させていただくことが多くなります。巷のニュースでも入社式の様子などが取り上げられていますが、特に目を引いたのは“アンドロイド社員”の話題です。
サマンサタバサの新入社員として採用されたのは「Samantha U(サマンサ・ユー)」。
入社後は新規事業コラボレーション・イベント事業部に配属予定で、イベントなどへ出席するとのことです。現在は人間のナレーションに合わせて動作していますが、今後のアップデートで人間の補助無しでの接客を目指すそうです。
一方、日本テレビではアンドロイドアナウンサーが入社しました。
「アオイエリカ」と名乗る新人アナは2日、同社の合同入社式に出席。4日の「PON!」に生出演しました。こちらは音声認識、音声発話、傾聴動作について高度なAIを実装しているとのこと。正しい発音の習得やリアルタイムでニュースを取り込むことで会話に適応することができるそうです。
ところで、このような話題によくある反応として、「人間の仕事が奪われる…」が挙げられますよね。
これに対し、サマンサタバサは「アンドロイド社員は昼休憩時など人間が働けない時間にも活躍できる。同社の働き方改革につなげたい。」とのこと。また、日本テレビは「人間とテクノロジーの連携でコンテンツ制作にイノベーションが生まれる。」とアンドロイド社員との協働・共創という考えを持っているようです。
他方、ソフトバンクの孫正義氏が興味深い発言をしています。
今の仕事は、いわゆるブルーカラーとホワイトカラーの2つに大きく分けられます。
30年後にはブルーカラーの仕事は「メタルカラー」に、つまりAI(人工知能)を搭載したロボットにほとんど置き換わると思います。また、ホワイトカラーの仕事もかなりの部分がAIに置き換えられていくでしょう。現在のロボットにOSが搭載され、そのOSの上で人工知能が自在に動くスマートロボットが出てきます。ソフトバンクグループがスマートロボットの生みの親になるかもしれません。そうすると、もっとクリエイティブで、人間同士が心を通じ合えるような、人に感謝され、感動を与えられるような仕事が、より高付加価値がある仕事となります。人々はありがたいと思うことに対して対価を払い、それが報酬になります。AIに人間の仕事が奪われてしまうのではないかと言う人がいますが、人間が人間に感謝し、人類に貢献していくことは永遠のテーマであり、そういうことのためにAIは進化していくのだと思います。
入社式あいさつ(骨子)より
これ、高井がものすごくおおざっぱに解釈するとこうなります。
体が疲れる仕事は減るけど、面白いネタを考え出し続けなければいけなくなる、らしいです。
だとすれば、学生の皆さんは今から準備しとけ!ってことじゃないでしょうか。
・本を読む
・良いと言われる映画を片っ端から見る
・シャンシャンの実物を見に行ってみる
何でもいいと思いますが、“どれだけ自分の心を動かす経験をしたか”がクリエイティビティの源泉になると私は考えています。
新しい年度、月イチ目標で、感動体験活動、おすすめします。
とりあえず私は、プレイステーションストアの春セールで、ゲームを4本買い漁りました。新人研修で忙しい、この時期に!
ジャスト、スーサイド!あー、ドラクエできるのいつかなぁ…。