節約への第一歩は支出を把握すること、イコール家計簿をつけること、だと私は思うのですが、20代前半までは家計簿なんてつけていませんでした。
ずっと実家暮らしで、甘い親だったので特に家にお金も入れてなかったため、当時のバイト代はそこまで高くなかったもののそれなりにお金が貯まっていった気がします。
こんな私が家計簿をつけるようになった経緯をまとめてみました。
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想像以上にお金がかかる一人暮らし
一人暮らしの友達の家に遊びに行くたびに自由でいいな~、と思っていた二十歳頃。
「一人暮らしは大変だよ~」と友達が言う理由も分からず、表面的に見える自由なところだけを見て自分も一人暮らしに憧れ、23歳頃。
実家から近い場所ではあるものの一人暮らしを始めたのでした。
当時の仕事は飲食店のアルバイトを昼・夜かけもち。
といっても勤務時間は昼も夜も長くないため収入は手取りで13~14万程度でした。
家賃は手取りの1/3ぐらいまでが目安、という世の言われも知らず、私が選んだマンションは家賃が6万5千円のところ。
東京23区だと、ワンルームマンションでも家賃相場は7万前後なので、多少安いところを探したつもりでしたがそれでも6万5千円もしました。
当時の貯金は100万ちょっと。
ま、これだけ貯金あれば何とかやってけるだろー!なんてのん気に考えていたんですね。
なぜか減っていく一方のお金
ところが、憧れの一人暮らしを始めて数ヶ月。
なぜか銀行の預金残高は減っていく一方。
けして無駄遣いはしていないのに…と私は首をかしげます。
心配性な性格もあって、貯金が50万を切ったぐらいから、だんだん毎日不安で仕方なくなってきました。
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そうだ、家計簿をつけよう!
そこで私は初めて家計簿をつけよう!と考えたのでした。
家計簿なんて面倒そう…と思っていた私ですが、それからは買い物の際にレシートを必ずもらい、一箇所にまとめておいて、翌月に出費を集計するようにしたのです。
生きていくことは、お金のかかることだった
家計簿をつけ始めて分かったことは、きちんと出費を集計すると、塵も積もればで、小さな出費の積み重ねが想像以上に大きな金額に膨らんでいることでした。
どんなに質素な生活をしても13~14万の手取りでは赤字になってしまう…。
家賃が高いのもあって、私の少ない給料ではそもそもやっていけないものだった、とその時やっと気付いたのです。
その後も継続してつける家計簿
ほどなくして私はこのままでは破産(なんて大げさですが)してしまう!と実家へ戻ることにしましたが、それからも家計簿はずっと続けています。
あの初めての家計簿をつけた時の衝撃の支出額が忘れられなくて、きちんと出費を記録しないことはとても恐ろしいことだ…と今でも思っています。
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まとめ
何でか分からないけどお金が貯まらないんだよね~、なんて思っている人は、ぜひ家計簿をつけてみて下さい。
人によって考えはさまざまで、計算は「だいたいでいいんです」「1円単位まできっちり計算する必要はありません」というタイプの方もいますが、私はそんな見落としがちな塵支出が積もって大きな額になるのを把握してないのは不安なので、極力1円たりとも計上漏れのないように集計しています。
レシートの出ない自動販売機での購入は、スマホのメモに金額と購入日、購入品をメモしておくようにしています。
なぜかお金が貯まらないという人が、きちんと家計簿をつけるとビックリする発見があるかもしれませんよ!