挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
境界迷宮と異界の魔術師 作者:小野崎えいじ
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
1434/1434

番外668 門が開かれる時

 見送りの為の昼食会はバイキング形式で賑やかなものだった。王城の料理人だけでなくフォレスタニアの使用人達やコウギョクも手伝いに来ていて、バリエーション豊かな料理を用意しているという印象だ。

 配膳用のテーブルに配置された王城の使用人達が料理を取り分けてくれるという仕様で、まあVIPばかりなので、そのあたりでセキュリティも確保しているのだろう。

 こうした形式にしたのは自由に挨拶回りに行けるように、という配慮である。挨拶回りといっても知り合いばかりなので俺も気軽だし。

 というわけで探索に備えて腹を満たしつつ、皆と話をしてモチベーションを上げていく。料理は手も込んでいて美味だが、腹持ちがよく体力のつくものといったチョイスがされているようで、そういった配慮もありがたい。摩り下ろしたガーリック等の臭いは生活魔法で消す事も可能なので、女性陣にも好評だ。

 みんなで食事をとって一段落したところで、みんなが次々声を掛けに来てくれる。

「魔法の鞄に入る程度なら大丈夫とお聞きしていました。邪魔にならないなら、是非護符を持っていって下さい」
「同行は難しいが、せめてもと思ってのう」

 と、ユラやゲンライが陰陽術や仙術関係の護符を持ってきてくれたりした。その他、国元で手に入ったという触媒や魔石、宝石、怪我や病気を治す薬やポーション等々……皆が見送りの餞別を持参しているようだ。
 触媒や魔石は現地で加工して使えるようにという配慮だろう。質の良い素材であれば状況に応じて対応の幅が増えるからな。

 宝石に関しては触媒になる他、現地での部物交換や資金の調達も想定しているらしい。確かに……通貨を持ち込むよりは対応の幅も増えるかな。
 魔界に暮らす種族の価値観は不明だが、宝石も触媒や魔道具の素材に使えたりもするので全く役に立たないということはないだろう。

「ありがとうございます。助かります」
「何、この程度お安い御用だ」
「確かに。国元を留守にできない以上は、これぐらいの協力はな」
「必ず……皆で揃って生きて帰ってくるのだぞ」

 お礼を言うとファリード王やレアンドル王、イグナード王は俺の手を取ったりしてからそんな風に言ってくれた。デメトリオ王やコンスタンザ女王も真剣な面持ちで頷いている。

「各地に伝わる丸薬やポーション……。色々と興味深いものがあるわね」
「テオドール公はポーションが自作できますからね。その穴埋めになるようなものを、と考えていたところがあるわね」

 ローズマリーが感心したような声を漏らすと、オーレリア女王が答える。
 一時的に生命反応を消して体温を落として仮死状態に見せかける事ができるとか、振りかけた物が暫くの間見えなくなる魔法薬だとか。中々面白い物が揃っているようだ。これらも状況に応じて使っていけばいいだろう。

「羽根や糸に鱗に墨……。色んな種族の方々が触媒を持ってきて下さっているようですね」
「これらについては今の内に妾とエレナの手で、呪術の類が当人のところにいかないよう、きっちりと処置を施しておくとしよう。魔界に持ち込むわけだからその方が皆も安心であろう」

 エレナとパルテニアラが、みんなの持ってきてくれた素材や触媒の数々を見て、そんな風に言った。
 そうだな。ハーピーの羽根、オリエや小蜘蛛達の糸、鬼の血。マーメイド、セイレーン、魚人族の鱗、スキュラの墨等々――。各種族自身が何か役に立てばと自前の素材や触媒を用意してくれたという印象だ。

 人間における爪や髪が呪術を用いられるのと同じように、これらの物をそうした用途に使う事も可能ではあるのだが……パルテニアラが言及したように、処置を施す事でそうした目的には使えないように、単純な素材や触媒としての役割に限定させる事ができる、というわけだ。

「手間をかけてしまうな。何かの折に役に立ってくれれば良いのだが」
「何。然程の手間ではないぞ。すぐに出来る」
「貴重な品々ですからね。皆さんの想いに沿うような用途で使う事をお約束します」

 エルドレーネ女王の言葉に俺とパルテニアラがそう答えると、各種族の族長達や御前、オリエといった面々も笑って頷いてくれた。

「では、始めます」

 そうしてみんなの見ている前で、エレナがパルテニアラと共に術を施す。物品を置いてマジックサークルを展開。提供してくれた当人との呪術的な繋がりを断ち切る術というわけだ。この辺も呪法王国であるベシュメルクならではの術と言えるだろう。マジックサークルの中に置かれた品々が燐光を帯びて、そしてその光も落ち着く。

「できました」
「これで安心ですね」

 エレナの言葉にグレイスが微笑み、マルレーンがにっこりしながらこくこくと首を縦に振る。そうして処置の終わった品々をローズマリーが魔法の鞄の中に収納していった。

「ティエーラ様とコルティエーラ様の加護に乗せれば、私達の加護も届くはずです」
「我らも無事に再会できる事を願っている。十分に気を付けるのだぞ」
「気をつけてね……!」
「武運長久を祈っておるぞ」

 と、マールやラケルド、ルスキニアにプロフィオンと、精霊王もそんな風に声を掛けてくれる。フローリアやノーブルリーフ。アンバー、フラミア、ラムリヤ、ティールの仲間達といった動物組にロベリアや花妖精達……そうした面々ともハグをしたり握手をしたり――別れを惜しむ。


「既に私が力になれる事の範疇を超えているが……無事を祈っておりますよ」
「ティエーラ様や四大精霊王に祈れば――我らの想いも届くと信じている」

 父さんと両手で握手し、七家の長老達にも代わる代わる抱きしめられる。

「どうか――お願いします。無事に帰ってくる事を祈っております」

 クェンティンも丁寧に頭を下げて、魔界に関する事をお願いすると、そう言った。

「はい。必ず無事に戻ってきます」

 俺もそう言って、笑って応える。
 挨拶回りや餞別の受け取りも終わり……十分に別れを惜しんだところで、いよいよ出発の時間だ。
 転移港からシルヴァトリアに向かったというカバーストーリーを用意しているので、今回は迎賓館からクラウディアの転移魔法で迷宮内に直接飛ぶわけだ。

「テオドール。皆の言葉を再度重ねるようになってしまうが……重々気を付けるのだぞ」
「はい。探索に関しては細心の注意を払います。皆と共に探索を終えて、陛下と再会できる時を楽しみにしています」

 メルヴィン王と言葉を交わし――皆の見守る中で、クラウディアが転移魔法のサークルを展開した。

「では――行きましょうか」
「ああ、行こう」

 真剣な面持ちで見守る皆の顔。転移魔法の光に包まれて――そうして一瞬後には浮遊要塞に到着していた。

「ん。それじゃ点呼と確認」

 シーラがそう言って、まずは同行者が全員揃っているかを確認していく。

「全員揃っていますね。予定外の巻き込み等も無く、問題ないようです」

 アシュレイが巻き込みについても確認して報告してくれた。ティエーラの他、ガブリエラと護衛のスティーヴン達を含む、後詰めの面々も門を開くところまでは一緒だ。ティエーラが許可を出しているのでガブリエラ達の帰還に関しても問題はない。
 シーカーやハイダー達は先に要塞側で待っていてくれた形だ。オペレーターである防衛ティアーズ達の案内の元、みんなで浮遊要塞の内部を移動していく。

 そうして、魔界の扉が置かれている区画に到着する。ライトアップされた水路と光る花々と水晶が彩る……見た目は庭園のような場所だ。友好的な種族を歓迎する意味合いもある。

 まず扉を開く前に、この区画の少し離れた所に天幕――ベースキャンプを設営する。
 資材のほとんどはシリウス号に積んであるが、医療品、保存食の一部をベースキャンプに置いておく事で、後詰めのメンバーが区画内で待機しやすくしたり、魔界から撤退して来た時に対応しやすくなるというわけだ。

 ここにもハイダーを一体配置しておく。門が開いている状態なら魔界の拠点側に配置したハイダーから即座に情報を受け取れるから、門を潜らずともやり取りが可能というわけだ。
 ベースキャンプ側のハイダーに伝言を残しておく事で、俺達も門を開けた状態ならルーンガルド側からの情報や伝言、連絡を受け取れる。

「毛布に水生成の魔道具に、ポーション、マジックポーション。こんなところかしら」

 事前に用意していた天幕を張り、資材を一つ一つ確認。ステファニアが目録を見て満足げに頷く。

「よし。それじゃあ、いよいよか」

 そう言うと、皆の表情も真剣なものになる。

「うむ。では――久方ぶりに門を開くとしよう」
「はい、パルテニアラ様」
「お任せください」

 パルテニアラの言葉に頷いたエレナとガブリエラが、魔界の門と向かい合う。
 台座の上で鎮座している魔界の門。見た目は門と言っても石材で作られた四角い枠だ。斜めになって浮かんでいるので菱形の枠というべきだろうか。枠の内側は――向こうの景色が見えているが、その景色は常に陽炎のように揺らいでいる。

 前まで進んで行き、二人がパルテニアラの見守る中、門に向かって祈りを捧げるような仕草を見せた。

「我らに連なりし始祖の築きし大いなる封印よ。今こそ我らここに(こいねが)わん」

 胸の前で手を組んで、目を閉じてエレナとガブリエラが詠唱を重ねる。文言が進めば魔界の門が光を放ち、その胸のあたりに刻まれているであろう刻印が光を放つ。同時に。魔界の門もまた全体が光を帯びて、その光量を強めていく。

 幾重にも重なった封印の術式が少しずつ解れて――四角い枠の内側に見えている景色が変化していく。揺らぐ陽炎の向こうに黒い穴が口を開けて、濃密な環境魔力が流れ込んできた。

「ああ……。この先が……」
「魔界――に造った地下施設、のはずだ」

 ガブリエラの言葉に、パルテニアラが静かに言う。
 エレナとガブリエラを庇うように前に出て魔法の明かりを灯し、それを門の中に送り込む。陽炎の向こうに、いつぞやベシュメルクの王城地下で見たような石造りの広間が見えた。
 その光景にパルテニアラは静かに頷く。どうやら、地下施設は建材のようだ。視線を向けると、その認識で間違いない、というようにパルテニアラは頷いた。開いた時に黒い穴に見えたのは向こうに照明が灯っていないからだろう。伝わってくる濃密な魔力だけは見通しが良くなっても変わらないが。

 では……まずはシーカーを送り込み、向こうの状況を探って安全確認をするところから始めよう。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1692部分)
  • 31142 user
  • 最終掲載日:2018/04/05 18:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 32669 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全411部分)
  • 30504 user
  • 最終掲載日:2018/04/02 23:16
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 25191 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全223部分)
  • 22276 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全195部分)
  • 24208 user
  • 最終掲載日:2018/03/29 21:00
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫よ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全139部分)
  • 22749 user
  • 最終掲載日:2018/03/21 20:03
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全118部分)
  • 23494 user
  • 最終掲載日:2018/03/05 08:32
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版13巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! 現在アニメ版が放送中です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします!】】】 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全573部分)
  • 36411 user
  • 最終掲載日:2018/04/01 18:37
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む

魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。 彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全143部分)
  • 22527 user
  • 最終掲載日:2018/04/02 07:54
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全189部分)
  • 22857 user
  • 最終掲載日:2018/04/05 02:45
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~

 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全522部分)
  • 25215 user
  • 最終掲載日:2018/04/04 18:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全129部分)
  • 28547 user
  • 最終掲載日:2018/04/02 22:06
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 27150 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 28078 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全448部分)
  • 22173 user
  • 最終掲載日:2018/04/01 23:38
甘く優しい世界で生きるには

 勇者や聖女、魔王や魔獣、スキルや魔法が存在する王道ファンタジーな世界に、【炎槍の勇者の孫】、【雷槍の勇者の息子】、【聖女の息子】、【公爵家継嗣】、【王太子の幼//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全255部分)
  • 22991 user
  • 最終掲載日:2017/12/22 12:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

※作者多忙につき、完結まで毎月第四土曜日の更新とさせていただきます。 ※2016年2月27日、本編完結しました。  ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全230部分)
  • 24944 user
  • 最終掲載日:2018/03/24 07:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 29444 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 29020 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全537部分)
  • 24992 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 23:34
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1843部分)
  • 26146 user
  • 最終掲載日:2018/04/05 12:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全200部分)
  • 26449 user
  • 最終掲載日:2018/04/01 12:00
異世界はスマートフォンとともに。

 神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全465部分)
  • 22949 user
  • 最終掲載日:2018/03/23 19:39
盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全873部分)
  • 23102 user
  • 最終掲載日:2018/04/03 10:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全310部分)
  • 34884 user
  • 最終掲載日:2018/03/31 18:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全180部分)
  • 26693 user
  • 最終掲載日:2018/03/17 16:22
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全399部分)
  • 29499 user
  • 最終掲載日:2018/04/02 12:00