岐阜珍しい白いツグミ 県内初、本巣で松野さん撮影
瑞穂市牛牧の松野英朗さん(69)が、冬鳥のツグミで全身が白い珍しい一羽を本巣市で見つけ、撮影した。 ツグミはヒタキ科の渡り鳥。ロシアで繁殖し、秋から冬にかけて日本全国で確認される。全長二四センチで茶褐色、胸にまだら模様があるのが一般的だ。 松野さんは二月十四日に、本巣市内の根尾川左岸堤で車を運転中、河川敷から白い鳥が飛び立つのを目撃。慌てて戻って観察し、撮影した。その後、日本野鳥の会岐阜の大塚之稔代表(63)に連絡。大塚さんが翌々日に現地を訪れ、鳴き声や動きを確認してアルビノのツグミと判断した。 大塚さんによると、日本野鳥の会岐阜が設立された一九六七年以来、会員らの情報を蓄積しているが、全身白いツグミが目撃された例はなく「県内初と考えられる」という。 松野さんが三日午前に訪れると、再び姿を確認できた。松野さんは「(通常は)春になると飛び立ってしまうのに、まだいました。よっぽど居心地がいいのでしょう」と話していた。 (秋田佐和子) 今、あなたにオススメ Recommended by
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