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1953年4月5日、この世に生を受け、
今日で、満65歳を迎えた。
「 創価学会問題を暴露するのは構わない。
だが、オウム事件とML問題に触ったら命の保証はないぞ。」
18年間、常に苦楽を共にし、切磋琢磨して来た親友の言葉である。
そのオウム事件触りの部分だけ述べておきたい。
「 人生50年 」と言われた時代からすれば、余生15年間も生き過ぎた我が人生である。
先生と共に、生きながらえさせて頂いた大満足の生である。
命の保証はないぞ、という体験をしてみるのも悪くはない。
大ファンであった伊丹十三監督、そして、その正義感の凄まじさに圧倒されっぱなしだった朝木明代市議。
今は出家し、私と同門となられた後藤忠叡師との回想。
少しばかり書いておきたい。
1993年12月18日
オウム真理教信者が、
我が師、池田先生を、
サリンで殺害しようとして、
逆にサリンを浴び、
重体になっていた事実。
そして、
その重大な殺人未遂事件は
被害者である学会側からは、
一切警察に通報される事なく、
闇に葬られた。
しかし、
松本サリン事件裁判で
その事実が明らかになった。
その時、身を呈して師匠を
御守りしたのが、
当時、新潟の青年部幹部であった、市場君である。
信越女子部長であった市場智子さんの兄である。
先生は市場君に解らないように、
指示を出されたという。
少々、長くなるが、当時のニュース、ウィキペディアから内容を貼付するので、概要を掴んで頂きたい。
ーー概要ーー
麻原によれば、創価学会は『外道』であり、
『仏教団体を名乗りながら煩悩を肯定している宗教』で、
『原始仏教やチベット仏教を見下している』。
また、
サンデー毎日から始まった
オウムバッシングは
聖教新聞を印刷している
毎日新聞社グループと創価学会が結託して行っているなどと主張していた。
さらに在家で信仰をしているオウム信者を、オウムから学会に改宗させようと
家庭訪問などを繰り返す妨害活動(折伏)をする学会員も現れ、
『池田大作は日本を侵略するフリーメーソンの手先であり「仏法」を曲げている』
『多くの人をだまして来世悪趣に転生させてしまうのでこれを防がなければならない』
『オウムの信徒数を創価学会並みに増やしたいが、それに至らないのは、
池田大作が小沢一郎を使って国家権力を動かし妨害しているからだ』
『池田大作は「仏敵」であるからポア(殺害)しなければならない』。と、結論され、
1993年8月、
オウム真理教信者、
土谷正実がサリン合成に成功。
オウム真理教はサリンの最初のターゲットとして池田をサリンで暗殺することを企図し、
最高幹部の村井秀夫らが行動に移した。
当初ラジコンヘリによる航空散布が検討されたが、
ラジコンヘリが大破したため車両による攻撃に変更した
ーー経過 ーー
1回目は1993年11月、
クシティガルバ棟で生成したサリン約600gを
村井秀夫、新実智光、中川智正らが、
乗用車に農薬噴霧器「霧どんどん」を載せて八王子市の学会施設に1回目の攻撃を行う。
しかし、
サリンが車内にも入る、ボツリヌス菌散布用の霧どんどんも故障するなどして失敗。
実行役らはガスマスクをしておらず若干サリン中毒の症状が出た。
2回目は
1993年12月18日
(土曜日)で、
東京都八王子市の創価大学では演奏会が開かれる予定になっており、池田も出席することになっていた。
オウム真理教は事前に池田が演奏会に出席するという情報を入手していた。
当日未明、創価大学の近隣にある創価学会施設「東京牧口記念会館」にオウム真理教のサリン噴霧トラックが到着し、
3キロのサリン溶液を噴霧した。
しかし加熱気化式噴霧器による火災が発生したうえ、
防毒マスクを着用していたせいで会館の警備を担当している創価学会の牙城会の会員に怪しまれ、直ちに逃走した。
その際、実行犯の新実智光は防毒マスクを外した為、
サリンを大量に吸引し、重体に陥った。
新実に対し、
遠藤誠一や村井秀夫が人工呼吸を行い、
直ちにオウム真理教附属医院に搬送され、林郁夫らの治療の結果一命を取り留めた。
この際、
林郁夫が中川智正に原因を尋ねると中川は「サリーちゃんでポアしようとした。」と答えた。
林郁夫は、「サリーちゃん」が「サリン」を指すこと、
そしてオウムがそれを保有していたことをこの時初めて知った。
池田本人には被害は無かったものの、
当日、警備していた牙城会員が、一時的な視力減退や倦怠感などサリン中毒特有の症状を訴えたというが、
後遺症は確認されなかったため、創価学会では警察への通報をしなかった。
数名の牙城会員が、一時的な視力減退や倦怠感などの重傷を負ってはいたが、
学会側はこの事件を表沙汰にすることはなく、池田大作サリン襲撃未遂事件の犯行の事実は、
1996年1月の
松本サリン事件公判で明らかにされるまでのおよそ3年間公にされることはなかった。
しかし、創価学会の実質的な最高指導者である名誉会長・池田大作の行動予定の外部への漏えい、流出という事態を重く見た学会は事件以降、
池田の行動予定の情報管理を厳しくするとともに、
創価学会本部職員の中からボディガードを選抜した「第一警備」を発足させて池田の身辺警護に当たらせるとともに、
信者から選抜した金城会、牙城会、創価班などに、各会館の警備を強化させている。
( 以上、ニュース、及び、国会図書館記録より )
先生をお守りした真正の弟子へ、先生からの揮毫。
(トインビー博士の言葉より)
「人格や文明が成長しつづける限り、
外の戦場での
外敵の つきつける挑戦は、
ますます考慮しなくて
よいようになる。
しかし、心の中の闘技場で
自分が、
自分につきつける挑戦は、
ますます
考慮せねば ならなくなる」
( 敵は 内部にある)
大 作
これだけの、重大殺人未遂事件を警察に通報せず隠蔽。
先生の御行動を知り尽くした上での犯行。
何処に真の犯人が居るから明らかである。
手元には、詳細に綴られた手記、系図があるが今は留め置く。
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