Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

女性に嬉しいスーパーローフード「キヌア」フランス風レシピ 

ミランダ・カーなど海外セレブが愛用し、数年前から注目をあびている「キヌア」。

ダイエットもヘルシーに成功させる「スーパーフード」と呼び声高く、じわじわと注目されているよう。この春、チャレンジしてみましょうか。

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「キヌア年」まで作った国連によるとーースーパーフード「キヌア」とは、
ほうれん草、てん菜などの仲間である一年草。原産地は南米のアンデス山脈一帯で、現地では約5000年前から「穀物の母」として食されてきたーーそうです。

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直径2mm、とっても小さな種子なので、日本でもヒエやアワ、キビなどイネ科の作物同様「雑穀」に分類されていますが、正式には、穀物ではないようで・・・まあ、その辺りは専門家にお任せしましょう。

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ブームのきっかけは、その特性に注目したNASAが「21世紀の宇宙食」として推奨したあたりからでしょうか。

白米に比べ、10倍の食物繊維、6倍のカルシウム、5倍の鉄が含まれているそう。
必須アミノ酸を9種類含み、健康・若さを保つ、女性にとっては完全食品ですね。

雑穀特有の香りがなく、キヌア自体が味をよく吸うのでどんな料理にも合います。f:id:kotorio:20160728025137j:plain

フランスでも、キヌア、テイクアウトのお店などでよく見かけるようになりました。

キヌアを使ったサラダや、カフェでブランチの付け合せメニューにも。f:id:kotorio:20150105131401j:plain

おうちでは、キヌアは茹でて使うのが一般的。

出汁や調味料の味を吸ってくれるので、どんな食材ともよく絡み合って、料理をまとめてくれるんですね。

そんな特性を活かしたメニュー、フランス人はどんな風に利用しているのかな?

フランス風キヌア おすすめレシピ

まずはスープ。ショートパスタやラビオリの代わりに。スープを吸ってくれるので満足感が得られ、とろみがあるので口当たりもまろやかになります。

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またフランス人がよくお家で使うのが、炒ったキヌアをトッピングに使う方法。

茹でたキヌアを乾燥させ炒ったものを保存しておくとキッチンの心強いおともに。

プチプチ食感がいつものお料理を一味変えてくれます。ではこちらのレシピをどうぞ。

フランス風・キヌアサラダ 

◇キヌア ミニトマト ラディッシュ ルッコラ ズッキーニ
オリーブオイル 

◇ドレッシング
オリーブオイル ワインビネガー 各大さじ1 マスタード 小さじ1 塩・胡椒  

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1)野菜の下準備ーーミニトマトは4等分、ラディッシュの薄切り、
  ルッコラは根を切り落としざく切り、ズッキーニの輪切り。

2)キヌアを12分茹で水を切ります。

3)輪切りズッキーニの表面を焼き色がつくまで焼きます。

4)ボウルに、キヌア、ズッキーニとドレッシング材料を混ぜ、

  最後に野菜を混ぜて出来上がり。

ほら、ズボラなkotorioさんでも出来た、お手軽・混ぜるだけレシピ。

卵の輪切りや、スクランブルエッグを混ぜてもバッチリ!

栄養価に優れ、どんな料理とも相性が良い万能食材、ぜひチャレンジしてみませんか。

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