容疑者の女、ユーチューブに深い恨み 動画閲覧制限に不満か

2018.04.05 Thu posted at 10:05 JST

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(CNN) 米カリフォルニア州サンブルーノにあるユーチューブの本社で3日に起きた銃撃事件で、地元警察は4日、死亡した容疑者の女のユーチューブに対する恨みが犯行の動機だったと断定した。

この事件では、同州サンディエゴに住むナジム・アグダム容疑者がユーチューブの本社キャンパスで短銃を発砲し、3人を負傷させた。うち2人は病院で手当てを受けて帰宅したが、1人は重体となっている。警察によると、3人ともアグダム容疑者との面識はなかった。

家族によれば、アグダム容疑者はユーチューブに投稿した動画の閲覧を制限されたことに対し、深い恨みを募らせていた。

サンブルーノ警察は4日、「(アグダム容疑者は)ユーチューブに腹を立てていたことが分かっており、それが動機だったと断定した」と発表した。

同州マウンテンビュー警察は、事件から11時間前の3日午前1時40分ごろ、ユーチューブ本社から50キロほど離れたマウンテンビューの駐車場で、車の中にいたアグダム容疑者から話を聞いていた。

アグダム容疑者については、行方不明者として届け出が出されていたために事情を聴いたという。しかし、この時点では落ち着いた様子で、不審な点はなかったことから、警察は家族に連絡した上で、そのまま立ち去った。

一方、同容疑者がマウンテンビューにいると知らされた家族は、ユーチューブの本社が近いと分かり、警察に対して「サンディエゴからはるばる出かけた。何かやるかもしれない」と告げたという。

これに対して警察は、「同容疑者が犯行に及ぶ可能性について、家族は言及しなかった」と説明している。

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