→前回はこれだよ、思い出せ!

 

 

 

こうして、のりぽと「パパさん」の非公開メッセージでのやり取りが始まりました。

 

 

 

「朝出勤してパソコンを立ち上げた時の優先順位。まずアメブロに入ってメッセージを開いて、のりぽさんからのメッセージを確認する。次に自分の記事、それからのりぽさんの記事のコメ欄を確認する、それから自分の記事のコメ返をする、こんな感じね」

 

「毎朝出勤してのりぽさんのメッセージが来てるかどうかワクワクしながら開いてるよ。まるでエサを待ってる仔犬のようです」

 

 

 

何だか明るいテンションの「パパさん」からのメッセージに、あ、そうスか、どもっス、アザッス、ハァ・・・と、嬉しいのだけど戸惑いを隠せないのりぽ。

 

だって、相変わらず気付いてないのです。

「パパさん」がのりぽにどうやらものすっげくときめいているらしいということに。

 

 

理由その一

 

のりぽは誰からも愛されない、特にのりぽが尊敬するような相手から好意を持たれるはずがないという強固で不動の思い込み。

→詳しくは前回記事を参照

 

理由その二

 

壁紙が可愛くない(最近読者さんになられた方へ。のりぽは当時、ブラック&グレーにスカルのマークといった、およそ女子らしくないパターンを使用しておりました)それに言葉遣いが悪くておげふぃんなのりぽをこのお上品な(当時はとてもとてもお上品でした)「パパさん」が好きになる可能性など全く念頭にない。

大体会ったことも顔見たこともリアルにおしゃべりしたこともない、コメ交換し始めてまだ十日ほどだっつーに。そんなこと思いつくはずないでしょ。

 

理由その三

 

「パパさん」は既婚者というのりぽの勝手な思い込み。

これ書くとほとんどすべての女子を敵に回し、大多数の男子に愛想を尽かされると思いますが、のりぽはJWになる前は不倫が大好物でした。

なぜって?

だって、のりぽは結婚願望が全くなかったので、ベタベタしたお付き合いは煩わしかったからです。

既婚男性なら、基本的に自分の家庭を壊したくないし、結婚なんてメンドくさいこと言わないですし、クリスマスだなんだと拘束しないし、割り切ってくれるから楽チンでしたからね。

(のりぽ、殺人以外の神が憎まれることは大抵やってました、悪い子でした)

しかし!そんなのりぽも、聖書を知って、神を知ってから、既婚者と女の子とはお付き合いするのを止めたのです!てか、7年間清い身体、男子ともお付き合いしてなかった悲劇!セカンドヴァージントリロジー!ん~、自慢になんねえかw

だもんで、どんないい男でも、既婚者とわかり次第、恋愛対象から自動的に除外、これがのりぽルールでした。

 

理由その四

 

「パパさん」からのメッセージの内容

「パパさん」は、そう仕事が忙しくない日は一日に何度も何度もメッセージをくれました。当時の彼は、のりぽに何通もメッセージを送りつけ、のりぽからの返信が来てないかどうか気になって気になって仕事中もそれで頭がいっぱいで、何度も何度もメッセージ受信箱をカパカパと開けたり閉めたり開けたり閉めたりしていたそうな。せ、切ないエピソードをありがとう!

しかし、当ののりぽはそのメッセージ責めを、

「この人こんなにのりぽに関心が♡」

と思うどころか、

「どんだけヒマ人・・・」

と、若干引き気味でした。

だって、

メッセージ交換し始めて二回目や三回目から、

超弩級の下ネタ書いてきた。

ヌンチャクの力点作用点を利用した効果的な戦い方を語られた。

熊との戦闘を真面目に力説された。

・・・。

これは、

どう考えても好きな女を口説いているお便りではないと判断してものりぽ間違っていませんよね?????

のりぽも、それなりに男性に口説かれたことはありますよ、ええ、普通にありますよ。

 

リアル世界でもありましたし、アメブロでもそれなりのお便りはいただきましたよ。

でも、フツー口説きトークってこんなもんじゃないですよねっ?

これ、口説かれてるって思えなくたって、のりぽ間違ってないですよねっ?

「のりぽさんの大ファンなんだ、ブログ面白いね」

「どこ住んでるの?」

「オフとかあったら出られそう?」

「お酒飲める?なにが好き?」

「趣味なに?」

「直アド教えて」

のりぽにメッセージ下さった男性の皆さまみんなこういう感じでしたよ、ええ、これならおニブのりぽにもわかりますよ。だから丁重にご遠慮してきた次第でしたよ。

でもこの「パパさん」メッセージ、口説かれてるってわかんねえだろ。

これ口説きだと思う女は自意識過剰だろ、コンビニでイケメン店員にいらっしゃいませ言われただけで、あの人わたしが好きかも知れんて思うレベルで痛いだろ。

(わかんなくってよかったかも知れません。口説きだと気付きましたら、あこがれの「パパさん」でもその時点ですぐさまお断りしていたと思いますんで。だって全くそういう目で見ていなかったもん!)

 

 

 

 

 

 

あとで聞きますと。

「パパさん」はすっかりのりぽに心を開ききって、のりぽに自分をさらけ出したかったとのことでした。

俺のこと知って知って!だったとのことでした。

全地球の女子を代表してのりぽは言うが、

いきなりそんな重すぎる惚れられ方してわかるはずがないではないか。

 

 

なので、のりぽにとって、「パパさん」は、

とってものりぽと気が合うと思ってくださり、とってものりぽを気に入ってくださっているお友達候補の人。

以上でも以下でもありませんでした。

 

でもまあ、

 

こんな漫画が好きだとか、趣味は筋トレとか、クリスチャンにならなかったらヤクザか雀士かホストになって歌舞伎町あたりでノタれ死んでたと思うとか、今まで世に漂い出てこんな悪さしたとか、性嗜好は○○○○○で×××××で☆☆☆☆が□□□の△△△△△△△△だとか、(これ公表したらのりぽ、恐ろしい報復攻撃に遭うらしい。そんな極秘事項を知り合って間もない人間にアッケラカンと教えるこの人はやはり普通の感性ではない・・・)

 

 

 

 

真面目で温和で誠実な森本レオ像が崩壊するのにさほどの時間はかかりませんでした。

 

 

 

あの、一応とりあえず言いまする!

こんなですんで、「パパさん」は最初からこういう人です!

これがこの人の地です!

のりぽ、リア友に言われたんだよなぁ~~、

「パパさんはのりぽと仲良くなってからおかしくなった!」って!!(涙)

だから多くの、読者さんも思ってるに違いないのだ!

「のりぽという悪い女が真面目なパパさんを狂わせた」って!!!!

ちちちちちちち違いますから!

お読みいただけばわかると思いますが、この人元々そんな人だったのです、悪しからず!

(まあ・・・、眠れる基地外狼を起こしてしまったのはのりぽなのかも知れん・・・のりぽと知りあわなければいまだに温和な「パパさん」をやっていただろうとは本人もよく言っている・・・そこは否定しない。のりぽ、罪な女なのね・・・)

 

 

 

まあ、とにかくなんと言いますか、

 

 

どこかのどなたかがお書きになってるようなブログ記事、「パパさんって何なの?」を、この頃ののりぽなら♯20くらいまで超余裕で書けましたよ、マジな話。

それにしても、親しくなる段階を踏んでいくだとか手の探り合いだとか、

まったくなし、

ひゃー暑かった暑かったー、

ィよいしょっっっっっっと!

と、

気ぐるみのように着こんだ猫千匹をいきなり全部脱ぎ捨て、初対面に等しい(何度でも繰り返すが顔も知らないしゃべったこともない、知り合って十日ほどにしかならない)人間を前に、マッパの身体をさらして汗を拭き拭き、

旧知の親友かなんかのようにドカッと座り込んで、リラックスしきったお菓子な「パパさん」

 

 

 

 

なのに、

 

なぜだか、

 

不思議な話、

 

人に距離を詰められるのが大っキライなはずののりぽが、

 

なんだかこの人いいなぁ!

と、思ってしまいました。

 

 

 

 

あの優しく温和な中年紳士、「パパさん」のイメージはとっくに崩れ去ってしまったものの、改めてのりぽはこの人と仲良くしたいなぁ、と、思い始めてきました。

 

電子上のやり取りなので、回避のりぽにはさほど息苦しくもなかったこと、

 

あんまり異性交際を生々しく望んでると思えなかったところが楽だったこと、

(本当は彼はこれまでのりぽに近づいた誰よりも望んでた、変人なので近づき方がこんなだっただけ)

(あと、彼はのりぽのことを全く質問してこなかった、自分の話ばっかりだったんでスッゲエ楽だった、あとで考えたらこれは独裁者型やナルシスト型回避ちゃんが人に近付く際の典型的な特徴)

 

考え方や感じ方、好きなマンガや趣味などがよく似てたこと、

 

そして、全体的に真理どっぷりで、信仰の道ひと筋に歩いてきた人々には、のりぽは実は違和感を感じていました。

ブログをお読みしていても、この方たち、悪い人じゃないんだろうけどつまんないなあ。なんだかあんまり外の世界知らないまま、JW生活→今ここ、なんだろうなあ、のりぽ汚れてるんだなぁ、多分この人たち、お話してても飽きてきちゃうな、きっと・・・。

そんな風に思う方が多数を占めるJWブロガーさんの中で、この人は異彩を放っていました。

 

それプラス、非JWになった途端に神も聖書も捨て去る方が多い中、

聖書愛は人一倍。情熱いっぱいに深い聖書のお話をしてくれるんですから、

最高!

 

 

だから、

ひっじょーーーに珍しいことなのですが、

のりぽは、のりぽにしては、急激に心を開き始めたと思います。

 

 

 

んだども、

 

のりぽが返信で、自分のエロ経験のかなりセキララなお話を書いたら、

 

「そんな話はブログには書いちゃダメだよ!いいね?(怒)」

 

なんて返してくるんだから、なんだよぉこの人~~~???自分だってメッセージに書いてたじゃないか~~~!!!と、やっぱりワケのわからなくなるのりぽなのでした。(不特定多数の人間が読むブログなんかに書くワケないじゃん、何言ってんだこの人?ですよね~)

 

あとで聞いたら、

「まだ知り合って間もないのにこんなこと明け透けに書くなんて、なんて危なっかしい子なんだ、誰にでもこういうことをペラペラ話す子なんだろうか?ハラハラする!俺だからいいようなものの大丈夫かこの子は、不安だ!」

と、結構ヤキモキしたんだそうな。

あの~、

あなたが先にそういう話を書いてきたから付き合ったんだが・・・、

知り合って間もないってあなたもそうなんだが・・・、

俺だからいいようなもののって・・・のりぽすでにこの時勝手にあなたの彼女認定なのか・・・、

などというツッコミをしていたら枚挙にいとまがないのですが、そんなこんなで、数回メッセージ機能を使ったやり取りを「パパさん」と交わしました。

 

 

 

そのうち、「パパさん」が言いだしました。

 

「メッセージって、結構情報が漏れたり、侵入されたりするらしい、俺のメアド教えるからそっちにメールちょうだい」

 

 

のりぽは気楽におkしました。

仲良くなってきたんだし、いいかなって感じでした。

この人とはお友達になれるな♪と、嬉しくなりました。

 

 

 

 

 

続きます!

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