世の中には「友達は多ければ多いほど良い」と考えている方々が多く、SNSを通じて友達作りに励む方々も多いですが、本当に”友達”は人生に必要な存在なのでしょうか。
今回は、「人生の中で友達は重要ではない”と考えるあなたの主張・持論を教えてください。」というアンケートを募集し、男女問わず15人の方に答えていただきました。
「人生に友達はいらない」、「友達付き合いに疲れた」と考えている方々は、参考にしてみてください。
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1.友達は必要不可欠ではない
●男性41歳
社会に迷惑をかけたり法律に違反したりはいけないと思っているし、公共サービスなどのおかげでそれなりな生活を送れているから社会と協調して生きるべきだと感じてはいます。
しかし、友達という存在は不可欠ではありません。
むしろ、その人たちとの友好関係を保つことを目的に、自分の価値観や主義を隠したり削いだりするくらいならば、必要ありません。
「もちつもたれつという」のはビジネスでは大切にしていますが、プライベートにまでそれを引きずるのは嫌です。
目に見えるもの見えないものに関らず、貸し借りが煩わしいですし、長時間に渡って誰かと一緒にいるとしんどくなる性分のようです。
ビジネスを自分単独で成立させるのは無理ですが、(最初に述べた社会と協調することは必要と思っていても)プライベートでは他者と群れなくても生活していける精神バランスや術を持てるように努めています。
休日に一人で過ごすことがあっても寂しさを感じないし、その時間を一人で楽しめる選択肢はたくさんあります。
2.友達は助けてくれない
●男性28歳
理由として、友達は結局何も手助けしてはくれないということです。
人生において何か人間関係やお金などのトラブルがあっても、結局、友達は他人です。
話をすることはできても、解決には導いてはくれません。
むしろ、その相談事をして「どんなに話を言いふらしたりしないで」などと言っても、結局は他人なので面白可笑しく他の人に言ってしまったりします。
そういうリスクを考えると、本当に大事にするべきは家族なんだと思います。
今は、ネットでドライな関係の友人をネット上で作れるので、それで充分だと思います。
3.友達がいなくても困らない
●女性25歳
なかなかこんな経験をしている人は世の中に少ないとは思いますが、私は20歳頃にある出来事で、友人・知人すべてと連絡をこちらから絶ちました。
友人や知人が嫌いになったわけではないですが、元々1人で居る事が好きだったので、それでも苦ではありませんでした。
約5年ほどこのような生活をしていますが、今までに友人・知人がいなくて困ったことはありません。
社会人になり、私生活では結婚や出産をし、新しいコミュニティが出来たり、疎遠になっていくのは今の時代、男女問わずだと思います。
こちらから絶たなくともいずれ疎遠になるのです。
昔の友人にいつまでもしがみつくのもどうかと私は思います。
4.一人でも寂しくない
●女性28歳
友達はいることに越したことはないと思いますが、そこまで重要ではないと思います。
私も昔は沢山の友達がいましたし、よく遊んでいました。
しかし、今は仕事仕事で誘いすら来なくなりましたし、自分から連絡しないと友人からも連絡は来ません。
でもSNSで大体状況はつかめるので、寂しくはありません。
むしろ、自分のやりたいことに時間を費やせる今の環境をとても気に入っています。
1人でいることによって、自分の素直な気持ちや心の状態を知ることが出来ました。
5.SNSやネットでつながれる
●女性26歳
社会人となった今、学生のころからの友人はもちろんいますが、重要ではないと感じています。
お正月やお盆、GWなどでみんなが帰省する時期には一緒にごはんに行ったり遊びに行ったりはしますが、近くにいる友人でも特に会いたいと感じることはありません。
誕生日のときに連絡をとったり、お祝いしたりはします。
ですが、SNSやインターネットがあり、時にはDVDを借りに行ったりスマホのアプリで遊んだりと、ヒマを潰す手段は数多くあります。
人脈が大事だとは言いますが、インターネットを通じて人脈を作ることができてしまう時代です。
縁を切ってしまうと少し寂しく感じるかもしれませんが、それほど人生の中では友人のウエイトは重く感じていません。
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6.人生の主役は自分
●女性20歳
人生の中で友達が重要ではない。
そう思う理由は、自分の人生の主役は自分だからです。
どんなに悪い友達とつるもうが、どんなに性格の良い友達とつるもうが、結局は「自分がどうありたいか」が重要になってくるからです。
もちろん、友達なしで一生生きていく人生と、友達がいる人生では、友達がいる方がコミュニケーション能力や協調性は育まれます。
しかし、「友達がいないから生きていけない」という人はいません。
会社に行けば会社の人と当たり障りなく付き合えば良いし、友達がいなくても社会でやっていくことはできます。
7.友達に流されず、自分の考えを大切に
●男性27歳
世代的に「ゆとり世代」と言われている私たちの年代では、周りとの競争があまりないように思えます。
なので友達と仲良く、意見を出し合い、聞いていて周りに流されてしまうような人が多く、社会では中々通用しなかったり、周りがこうだからとすぐに仕事を辞めてしまう人が多く感じます。
そのため、友達も時には必要ではありますが、自分で物事を考え行動していくといった事をもっと経験したり意識していった方がいいのではないかと私は考えております。
8.友達に自分をさらけだせない
●女性30歳
何かと気を使うし、やっぱり仲良しとはいえども、相手に自分のすべてをさらけ出すことは出来ないからです。
人生において友達はいたけど、それが本当の友人関係かといわれると、やはり素直に「うん」とは言えない自分がいるからです。
悩みなど友人に相談したこともないし、「どうせ人は裏切るよな」とふと考えてしまうからです。
親も友人もやはり人間ですから、裏切ります。
人間はいずれ一人になるのだから、自分の趣味でもないのにあわせるのもめんどくさいですし、それで離れて行くくらいならば、本当の友人とは言えないと思います。
9.結婚してから友達の優先順位が変化
●男性43歳
たまに友達と会うのはもちろん楽しいですが、若い時のような頻度では遊べなくなりました。
結婚してからは家族と過ごす時間が長くなり、友達と過ごす時間は極端に減ってしまいました。
それなのにあまり何とも思いませんでした。
その事を考えると、人生の中で友達は重要ではないということなのかもしれません。
社会人になり結婚すれば、家族や仕事仲間や仕事の取引先などの人間関係に費やす時間だけでも忙しくなるのは仕方がないことです。
自分の中では友達の優先順位は低くなっています。
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10.”親友”は思い込み
●女性38歳
かつて人生で一番の大親友にやっと出会えた!
と思っていたのに、今現在友人関係が続いている人は一人もいません。
親友というのは、私は人間の思い込みによるものだと考えています。
女性の場合はライフステージによって自分の生活環境は大きく変わるので、友達というより、そのとき一緒にいる仲間とほどほどの距離を保ちつつ、良い関係を築く事が出来ればよいと思います。
最終的に、なんだかんだ縁が切れないで交流が続いた人がいたら、「これが友人だったのかな?」と思えば良いと思います。
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11.無理に合わせて疲れる
●女性40歳
私は友達付き合いが悪いタイプです。
無理に友達に会っても、話を合わせるのに疲れてしまうだけです。
学生時代の友達などと話していても、今はそれぞれの置かれている環境や価値観が違うので、話を聞いていてたまに不愉快な思いをしたりすることもあります。
「何故この人達は、こんなくだらない話をしているんだろう」とか思います。
そういう友達との付き合いを絶っていくうちに、友達でなくても、主人だったり、兄弟だったり、年配の方だったり、自然体で話せる相手が1人でもいればいいのではないかと思います。
私は友達と呼べる人が1人いますが、1年に1回、電話で話す程度です。
それで充分です。
重要視する必要は無いと思います。
12.友達よりも家族が大事
●女性32歳
私が人生の中で友達は重要ではないとには、家族が何より大切と考えるからです。
もちろん、旅行を一緒にしたり、普段話をしたり、一緒に季節の行事を楽しんだりする友達はいます。
家族を差し置いてまで、友達との時間を作る必要がないと考えています。
私の周りには、
「会社を休んで友達の結婚式に参列するのに、家族に駅まで車で送ってもらう人」や、
「育児や仕事をしていて、気分転換のために子供の昼食時間を差し置いて友達と合う人」、
「家族との夕食時間をとらず、友人と食事に行く人」などがいます。
家族がいるから、毎日がんばれます。
何より家族との時間が大切との考えます。
だから人生の中で友人は重要ではないと考えます。
13.友達との縁は意外とあっさり
●女性23歳
自分を大切に思ってくれる家族、または恋人が居れば、友達という存在は必要ないと思います。
わたしは、今までの人生で最も濃い時間を過ごした貴重な親友と、縁を切った経験があります。
きっかけはわたしが原因なのですが、友人関係というのはこうもあっさり終わってしまうものなのだなと、実感しました。
縁を切ろうか悩んでいるときは、本当に辛かったです。
大事な親友を失っていいのか、自分は一人になってしまうのではないかと、不安でした。
しかし、付き合っている彼が「俺が居るから」と励ましてくれた時とても心強かったです。
こんなに身近に自分を大切に思ってくれる人が居るじゃないか、なら親友とは縁を切っても大丈夫だ、生きていけると思いました。
たしかに人間関係は良好の方がいいですが、悩んでいるのなら思い切って縁を切るのも一つの方法だと思います。
関連:親友はいないとダメ?親友はいらないという方々の理由20選
14.友達の多さはステータス?
●女性28歳
小中高それから専門学校に通い、社会人になってもう8年が経ちます。
長い学生時代は家族や友達との関わりが主であり、学校にいる時間がほとんどなので、友達という存在はかなり大きかったと思います。
友達がいるからこそ楽しかったし、勉強も部活も頑張れました。
学生時代は友達がいることが当たり前で、友達がいないことは恥ずかしいくらいに思っていました。
友達が多いことがステータスのような。
しかし、社会人になってからはどんどん友達とは疎遠になってしまいました。
日々の関わりはなく、年に数回連絡がくる程度。
でも現在、それで寂しくもなければ劣等感も無いですし、むしろ幸せに生きています。
今は結婚して大切な夫と、お腹には愛おしい赤ちゃんがいます。
日々思うのは、自分の家族や実家の家族のことです。
学生時代には無くてはならなかった友達という存在は、私の人生の中ではそんなに重要ではなかったのだと思いました。
15.自分が変われば友達も変わる
●女性35歳
私が人生の中で友達は重要ではないと思う理由は、自分が生きていく中で起こった出来事や物事に対して、その時々で考えが変わり、自分自身も変化していくので、最終的に人生の中で重要なのは、自分の考えや物事の捉え方だからだと思うからです。
友達は、その時自分のいる場所で変わっていくし、自分の考えや捉え方が変われば、付き合う友達も変わっていくと思います。
だから、最終的には自分自身の心の在り方が重要で、周りの友達は重要ではないと思います。
まとめ
「友達付き合いに疲れる」という理由によって友達は必要無いと主張する方々がいる一方で、自分や家族の生活など、友達よりも優先順位の高いものを優先した結果として、「友達」の重要度が下がっている方も多いようですね。
多くの方々の考え方の根幹は、自身の生活の幸福度(クオリティ・オブ・ライフ)にあるようです。
友達がいることで生活の満足度が上がる方がいる一方で、一人の方が生活の満足度が上がる方もいると考えれば、友人は必ずしも人生において必要な存在とは言えないのではないでしょうか。
めんどくさい人間関係に疲れている方は、一度、友人たちから距離をおいてみてはいかがでしょうか。
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