週2回の筋トレで、ランニングのタイムはもっと伸びる
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マラソンのベストタイムを更新したいなら、スポーツジムで体を鍛える時間を増やすのがよさそうな気がします。ニュースサイトOutsideではAlex Hutchinsonが、筋力トレーニングをしたランナーのタイムが速くなっていることを証明する、最近の研究を紹介していました。
タイムが速くなったという結果は、体力がついたためか、それとも筋力トレーニングによって、筋力や脳と体をつなぐ神経筋がより発達したおかげかは明らかではありません。その研究のうちの1つは、鍛えられたランナーに対して24の試験を実施しています。初心者はどんなトレーニングをしても成長する傾向にあるので、気晴らしに楽しんで走っているようなランナーは除外しています。
この研究では、ウェイト・トレーニングやプライオメトリクス・トレーニングをしたランナーは、タイムやパフォーマンス、無駄のない走り、短距離のスピードなどが向上しているにも関わらず、筋肉は大きくなっていなかったことがわかりました。このことは、どんな体型になりたいかによって良し悪しでしょう。ほとんどの人は、努力の成果として筋肉を見せつけたいと思うものですが、アスリート的なランナーは必要以上の筋肉は求めていません。
では、この筋力トレーニングのメリットを受けるために、どのように鍛えればいいのでしょうか? Hutchinsonは、週2回の筋トレからはじめるのがいいとまとめています。
この研究でやっている共通の筋力トレーニングは、バーベル・スクワット、パワー・リフティング、ステップ・アップ、ランジなどです。この研究では高さ20〜30cmの箱からの飛び降り、縄跳び、片足飛びを使いました。
実用的な目的のために、著者は様々なタイプの筋トレを年間で時期を変えて組み合わせるように提案しています。このようにすると、1つのトレーニングに慣れることなく、時々筋肉に新しい刺激を与えることになります。
ありがたいことに、健康になるために必要だと推奨されている運動は、週数日のランニングに加えて、週2回の筋トレでいいようです。
Image: Best Running
Source: Outside
Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文]
訳:的野裕子