福井市で桜満開 平年比7日早い
福井地方気象台は2日午前、福井市で桜が満開になったと発表しました。
桜の満開は平年よりも7日、去年よりも5日早いということです。
2日の県内は高気圧に覆われて各地で気温が上がり、日中の最高気温は▼福井市で23度8分、▼小浜市で23度6分と5月下旬並みの陽気となりました。
気象台は福井市豊島にあるソメイヨシノの「標本木」で、花芽の約8割が開花したことを確認できたとして、2日午前9時すぎに「福井市で桜が満開になった」と発表しました。
桜の名所としてしられる福井市の足羽川沿いでは、満開の桜並木の下を散策する家族連れが多くみられました。
40代の男性は「ことしは大雪で大変でしたが、桜が満開になり、ようやく春が訪れた感じがします」と話していました。
気象台によりますと満開の時期は平年よりも7日、去年より5日早く、統計をとり始めた昭和28年以降、6番目に早いということです。
また、先月29日の開花から満開までの日数が4日と平年より2日早く、気象台は「桜が開花して以降も気温の高い日が続いたため満開の時期が早まったのではないか」と話しています。