【AWS】無料でVPSを使う方法
自動売買とVPSは切っても切り離せません。
しかし、その自動売買が本当に儲かるかどうかわからないのに、
VPSでさらにコストをかけたくないこともあります。
特にトレード専用のVPSは月額4000円くらいしますので、
それを軽くペイできる自信がないと、VPSを導入しずらいと思います。
そこで、今回は最近流行りのAWS(アマゾンのサーバ)を使って、
無料でWindowsのVPSを使える方法をご紹介します。
※お金はかけたくないけど、ITリテラシーはそこそこある人向けです。
まず、AWSのアカウントを持っていない方は、AWSのアカウントを作成しましょう。
アカウント作成にはクレジットカードが必要です。
アカウントを作成するとコンソール画面が表示されるので、
上部にある「サービス」を選択すると下記のようなメニューが表示されます。
左上にある「コンピューティング」の「EC2」を選択します。
すると、インスタンスの作成という画面が表示されるので、「インスタンスの作成」を押します。
このようにサーバーの種類を選択することができます。
無料で使える中にはWindowsサーバーもあるので、これを選択します。
(Windowsサーバーは1VPSあたり15usdくらいの使用料をMicrosoftに払わなければいけなかったような気がするのですが、さすがAmazon、気前がいいですね)
メモリの選択画面になりますが、1GBが無料対象なので、
それを選択します。
そのまま進んでいくと、キーペアの作成に進むので、
適当に名前を付けてキーを作成します。
キーペアは必ずダウンロードするのを忘れないようにしてください。
ダウンロードしたら、インスタンスの作成に進みます。
(ここから先はID情報が出てしまうので画像はなしです。)
しばらくすると、自動的にインスタンスが作成されるので、
左のメニューから「インスタンス」を選択します。
先ほどのキーの名前のインスタンスがあるので、
一番右の列の「セキュリティグループ」を選択します。
画面下の方に「説明」「インバウンド」「アウトバンド」の
タグがあるので、「インバウンド」を選択し「編集」を押します。
使っているPCがWindowsの場合は、そのままRDPで
MACやLINUXの場合は、SSHを選択します。
そして、ソースを「任意の場所」に変更して、「保存」を押します。
次にアウトバウンドも同じように、「すべてのトラフィック」「送信先:任意の場所」を
選択します。
これで任意のIPから接続、任意のIPに接続ができるようになったので、
RDPのアクセスの準備が整いました。
次に左メニューからインスタンスに戻り、
先ほど作ったインスタンスの左のボックスを選択します。
すると、「接続」というボタンが上にでるので、
それを押します。
「パスワードの取得」を押すと、キーペアのパスを求められるので、
先ほどダウンロードしたキーペアを「ファイル選択」します。
「パスワードの複号」を押すと、
パブリックDNS:VPSのアドレス
ユーザー名:ログインユーザー名
パスワード:ログインパスワード
が表示されるので、
これがRDPでVPSにアクセスする際の情報になります。
これさえ手に入れば、あとは通常のリモートデスクトップ接続で、
VPSに接続可能です。
Windowsの検索窓で「リモートデスクトップ接続」といれると、
リモート接続画面が表示されるので、
後は先ほどの情報を入力するだけです。
「接続」を押すとVPSが表示されます。
お疲れ様でした。
あとはMT4をインストールするなり、自動売買ソフトを置くなりすれば、
立派なVPSとして稼働します。
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