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【社会】前川氏授業 文科省、氏名黒塗り要求 名古屋市教委に文部科学省が、名古屋市の中学校で行われた前川喜平前次官の授業内容の報告を市教育委員会に求めた問題で、市教委は文科省とのメールのやりとりを公表する際、前川氏の氏名などを黒塗りにするよう文科省から求められていた。市教委などへの取材で分かった。 市教委は三月十六日、文科省教育課程課に対し、双方がやりとりしたメール計四通などA4判二十二ページ分を公表する方針を伝えた。その際、文科省側から前川氏の氏名や、授業が行われた市立八王子中(同市北区)の名前を黒塗りにするよう要求された。 河村たかし市長や市教委側は「黒塗りにする必要はない」とメールのやりとりを全て公表。一方、文科省は、前川氏の氏名や学校名を黒塗りにして公表した。 文科省の担当者は「情報公開法の趣旨に沿い、個人情報などに該当すると判断した。黒塗りを求めたとの認識ではなく、参考にしてほしいとの考えだった」と話している。 関連記事ピックアップ Recommended by
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