かさばるプラごみ。
空間を維持したままで、軽いくせに場所ばかりとるプラごみ。
これをあっという間に小さくする方法。
例① 豆腐の容器
例えば豆腐が入っていた容器。
たいして固くはないんだけど、ギュッと押しつぶしてもゴミ袋の中ですぐに元の形に立ち上がってしまう。
小さく切り刻んでしまえば容量は減る。
しかし、毎日のように発生するすべてのプラごみを切り刻むのはメンドクサイ。
ハサミを入れるのは最小限にしたい。
これでどうだ。
容器の立ち上がった角のところをハサミで切ると、かたくなだった容器がヘニャっと平たくなる。
あんなに抵抗していたのに、もはや自分で立ち上がる様子もない。
こうしてゴミ袋に入れておけば、上から追加された次のプラごみの力でつぶれるので、プラごみの容量はずいぶん減る。
ハサミを入れるのはたったの4回。
例② 卵のパック
卵のパックも、日常的に発生する、かさばるプラごみである。
この場合は10か所にハサミを入れる。卵の入っていたくぼみのところだ。
さらに念入りに、くぼみとくぼみの間にもハサミを入れると、ヘニョヘニョになる。
10回もハサミを入れられた卵パックは、一見なにも変わっていないように見えるが、上からの圧力にいとも簡単に自分の主張を変えるイエスマンになってしまっている。
ゴミ袋の中でも、上から次々と入ってくる新しいプラごみに逆らうことはもうない。
細かく切り刻むのは、容器の形に合わせてハサミの角度を変えなければならないのでメンドクサイ。
しかしこの方法なら、ばちんばちんとハサミを入れるだけなのでラクチン。
よく切れるキッチンばさみをお持ちの奥さんは、ぜひお試しください。
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