出産予定日に産まれる確率ってどれくらい?計算方法と正確性は?

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妊娠すると真っ先に気になるのは出産予定日です。いつ生まれてくるのかワクワクドキドキし、楽しみになります。しかし、「2週間早く生まれた」、「予定日を過ぎてもなかなか生まれてこなかった」と予測通りに生まれたという話はあまり聞きません。

今回は、予定日をどのように計算し、出産の確率はどのように導き出すのか、気になる出産予定日についての情報を紹介していきます。

出産予定日はどうやって計算するの?

予定はあくまで予定ですが、検診や赤ちゃんの成長具合を確認するためにも予定日がいつで今何週なのかをしっていることは必要です。予定日を計算するためには、性行為のあった日よりも最終月経日を把握しておくことがポイントとなります。

簡単な計算の仕方

最後の月経の開始日にプラス1年します。

そこからマイナス3カ月してからさらに7日プラスした日が出産予定日となります。

これは、月経周期が一般的な28日の人を対象にしているため、30日周期であれば最後のプラスする日数を2日増やすことで調整をしてください。

また、排卵日がわかっている人はその日から38週間後が予定日となります。最終月経日からの計算よりも排卵日での計算のほうが正確に予定日を算出できますが、万一、1週間単位で計算とずれてしまっていても、超音波検査で赤ちゃんの大きさを測った際に予定日調整を行えるため問題ありません。

出産予定日ってどれくらい正確なの?

ある病院のデータでは、出産予定日に産まれてくる赤ちゃんは20人に1人という結果が出ています。予定日の週である40週に産まれてきている赤ちゃんは35%近くと最も多く、前週である39週が約30%と次いでいます。

検診でも何週何日なのかで判断されます。予定日は40週0日にあたるため、39週6日であれば予定日前日です。そのため、39週、40週で6割以上の母ちゃんが産まれていると考えれば、予定日前後に生まれる可能性が高いといえます。

どうして予定日とずれるの?異常なわけではない?

予定日前後に生まれる可能性が高いとはいえ、予定日と2週間ずれて生まれてくることもあり、どうして予定日とずれてしまうのかは気になるところです。実は予定日の3週間前の37週に入ると妊娠10カ月の臨月となり、42週までに生まれれば正期産の範囲内です。正期産とは、赤ちゃんが十分に育っていてもう生まれてきていい時期のことです。

その正期産は37~41週の35日間あり、その間はいつ生まれてきてもおかしくない状態が続きます。予定日とずれていても正期産であれば安心して出産に臨めるとしっていれば、予定日にこだわりすぎて神経質になることも防ぐことができます。

初産の場合出産予定日とずれることが多い?

初産は特に予定日がずれることが多いというデータがあります。それは、ママの体が妊娠と言う出来事に対応するのに慣れていないということもあります。

早まる確率

初産では遅くなるケースが多くありますが、早まることもあります。初産で出産予定日より早まる確率は47パーセントです。筆者は初産の時に、予定より3週間ほど早く生まれました。

遅くなる確率

初産では予定日よりも遅くなることが多く、53パーセントです。その中でも、出産予定日に生まれたのは6.3パーセントです。

経産婦は予定日より早く生まれやすい?

2人目や3人目を産む場合は、早く生まれることが多くあります。子宮や産道が、赤ちゃんを産むことに対して、生まれやすいように対応してくれるため、赤ちゃんが生まれても大丈夫な週になると、産む準備を始めるためです。

どうして初産は出産予定日がずれやすいの?原因は?

初産で出産予定日が早まる原因

初産で出産予定日が早まるにはそれぞれのママの状態もありますから、絶対に凝れが、と言う原因はありませんが、気を付けて避けることが無難です。

ストレス

ストレスを感じると、体もそれに対処しようとしますが、妊娠中も対応しようとします。ストレスを感じている時には子宮収縮が起こりやすい状態になっています。

疲れ

普段も疲れやストレスと言うものはあるかと思いますが、妊娠中はより強く感じます。また、子宮にも影響があり、子宮収縮が起こりやすい状態になっています。

予定日自体がずれている

最終月経をもとに考えているので、生理周期がもともとずれやすい人は、出産予定日もずれている可能性があります。

動きすぎ

動かなすぎも出産のときの体力が持たないので長引きやすいのですが、動きすぎも出産予定日が早まる原因になります。

初産で出産予定日が遅れる原因

初産では予定日が遅れることはよくある事なので、赤ちゃんが生まれる気になるように運動をしてみたり、お医者さんに聞いてみましょう。

子宮口が固い

子宮口の開き方には個人差が大きく、初産や高齢出産は硬くて開きにくいようです。

体重の増えすぎ

体重が増えすぎると難産になりやすいのです。赤ちゃんが大きく成長していることもあるのですが、産道も太っているために生まれにくいのです。

運動不足

妊婦さんによってお医者さんに運動を控えるように言われていたり、初産では気をつけすぎて運動不足になりがちです。(2人目や3人目がいる場合、必ず日常で動かなければならないこともあり、運動にもなっているようです。)

不安

人生で初めての事なので、不安は尽きることなくあると思います。不安から体が硬くなっているので、赤ちゃんからの生まれて大丈夫だよと言う信号がきづらいのです。

緊張

どれだけ調べていても、初めての出産は緊張する物です。心配しすぎたり、考えすぎたりすると体が緊張しすぎて、予定日より遅くなります。

最後に、、、

出産予定日にまつわるさまざまな情報をご紹介してきましたが、予定日にたいする認識が変わった人も多いのではないでしょうか。予定はあくまで予定で、その日にピッタリ生まれてくることは珍しいことだと思っていてもいいくらいです。

これから妊活を始めるという人は、月経周期や開始日の把握をすることからスタートすると赤ちゃんを授かったときに予定日の計算がしやすくなります。赤ちゃんがおなかにいる貴重な時間を楽しみましょう。