【2018年の見頃は】東北の桜名所10選!桜前線を追いかけて絶景を見に行こう!
東京の桜が散る頃、ようやく春を迎える東北エリアは全国的に見ても名所の多い桜のメッカ。情緒ある歴史的建造物や、地元民に愛される自然豊かな公園など、そこにしかない風景と桜のコラボは世界に誇る日本の絶景です。東北の桜は各県によって4月下旬から5月上旬頃までが例年の見頃。厳しい寒さを耐え抜き、美しい桜を咲かせる東北の桜の名所をご紹介します!
1. 日本一の桜と名高い【弘前公園(青森県)】
東京ドーム約10個分(約49.2万ヘクタール)という広大な土地に約2,600本の桜が植えられており、公園の外堀だけでも約2kmにわたって咲き誇る桜を見ることができます。また、弘前の桜はリンゴの栽培技術を活用した剪定方法にて管理されており、通常の桜より花のボリュームが多いのも特徴。舞い散った花びらが外堀に溜まる「花筏」と呼ばれる桜の絨毯を楽しむことができます。
昼間の華やかな桜景色から一転、夜はライトアップして幻想的な雰囲気に。西堀の春陽橋から見える、鏡のような水面に映し出された夜桜は圧倒的な美しさです。
そして、桜が満開の時期に開催される「弘前さくらまつり」は2018年で100周年。歴史ある弘前の桜と、露店やイベントで賑わうさくらまつりに足を運んでみてはいかがでしょうか。
【2018年の弘前市の桜開花予報】
日本気象協会の発表によると、2018年弘前市の桜の開花は4月17日と予想されています。(2018年3月28日現在)
【弘前公園へのアクセス例】
JR奥羽本線・弘前駅から弘南バス・市役所前バス停下車、徒歩約4分
弘前公園
世界に誇る桜の絶景・弘前公園。100年の節目を迎えたさくらまつりは必見!
2. 武家屋敷の黒塀に映えるシダレ桜【角館(秋田県)】
「武家屋敷通り」を経て約10分歩くと、もう1つの桜の名所「桧木内川堤」へたどり着きます。春の陽に照らされて輝く水面と、川堤の緑、そして全長2kmにわたって咲き誇るソメイヨシノのコントラストはぜひ実際に訪れてじっくり見てみたいですね。
【2018年の仙北市の桜開花予報】
日本気象協会の発表によると、2018年仙北市の桜の開花は4月20日と予想されています。(2018年3月28日現在)
【角館の桜へのアクセス例】
JR角館駅下車、徒歩約20分
角館のシダレザクラ
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3. 約2kmに渡り咲き誇る桜のトンネルは圧巻!【北上展勝地(岩手県)】
例年、4月中旬から5月上旬に見頃を迎え、約150種の桜が1万本もあると言われる「展勝地公園」内など見所も多い観光地ですが、特に人気のフォトスポットは北上川沿いの桜並木。大正9(1920)年から植樹され、樹齢90年を超すソメイヨシノの桜のトンネルは見応え抜群。桜が演出するノスタルジックな雰囲気は、いつまでも見ていたい日本が誇る風景です。
【2018年の北上市の桜開花予報】
日本気象協会の発表によると、2018年北上市の桜の開花は4月16日と予想されています。(2018年3月28日現在)
【北上展勝地へのアクセス例】
JR北上駅下車、徒歩約20分
北上展勝地
岩手県北上市立花10-155(展勝地公園)
入園自由
●北上展勝地さくらまつり
[ライトアップ期間] 2018年4月10日(火)~5月6日(日)
[ライトアップ時間] 18:00~21:00
0197-65-0300(北上観光コンベンション協会)
4. 圧倒的な存在感を放つ一本桜【小岩井農場(岩手県)】
この圧倒的な存在感を一目見ようと、晴れた日には県外から三脚や望遠レンズを持った観光客で賑わいます。もともとは、暑さが苦手な牛のために「日陰樹」として植えられたのがはじまりというエピソードも素敵ですね。
一本桜の他にも、重要文化財の牛舎には時間帯によって牛と桜を一緒に撮影できるスポットもあります。また、県道沿いの桜並木には例年GWの頃に見頃を迎える約50本の桜が立ち並び、岩手山とのコラボを狙いたい撮影スポットです。
【2018年の盛岡市の桜開花予報】
日本気象協会の発表によると、2018年盛岡市の桜の開花は4月16日と予想されています。(2018年3月28日現在)
【小岩井農場へのアクセス例】
JR小岩井駅下車、タクシーで約5分
小岩井農場
岩手県雫石町丸谷地36-1
[営業時間] 9:00~17:00(4月20日~9月30日は~17:30)
[入場料金] 大人800円、小人300円
※3月10日~4月19日は特別料金(大人400円、子供150円)、すべて税込
019-692-4321(小岩井農場まきば園)
5. お堀の水鏡に映る夜桜は必見【霞城公園(山形県)】
オススメ撮影スポットは東大手門前から見える石垣付近。お堀と桜と線路のコラボが訪れる人の目を楽しませてくれます。満開時は水面に触れそうなほど桜が大きく花を咲かせており、タイミングが合えば電車と一緒に写真に収めることもできますよ。
また、お堀の水鏡に夜桜が映る姿は霞城公園の名物。ライトアップされた石垣と土塁の緑のコントラストがただただ美しく、ずっと見ていたい光景です。
お堀をぐるっと囲む形で桜が植えられているので、桜を眺めながら散策しているだけで楽しい時間を過ごせますよ。
【2018年の山形市の桜開花予報】
日本気象協会の発表によると、2018年山形市の桜の開花は4月9日と予想されています。(2018年3月28日現在)
【霞城公園へのアクセス例】
JR山形駅下車、徒歩約10分
霞城公園
山形県山形市霞城町1-7
[営業時間]4~10月/5:00~22:00 、11~3月/5:30~22:00
023-641-1212(山形市公園緑地課)
6. 毎年多くの観光客が訪れる、街のシンボル的存在【一目千本桜(宮城県)】
全長距離が長いため、散策するエリアによって違う顔を見せてくれるのも楽しみの一つ。桜を追いかけていたら、いつのまにか良い汗をかけそうですね。
【2018年の白石川堤一目千本桜の桜開花予報】
日本気象協会の発表によると、2018年白石川堤一目千本桜の開花は4月上旬~中旬と予想されています。(2018年3月28日現在)
【白石川堤一目千本桜へのアクセス例】
JR大河原駅下車、徒歩約3分
白石川堤一目千本桜
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7. 貴重な天然記念物の桜品種が見られる【鹽竈神社(宮城県)】
また、毎年4月第4日曜には「花まつり」が開催され、神輿巡行や稚児行列などの伝統行事が行われます。時期を狙えば桜も伝統行事も一度に楽しめますよ。
【鹽竈桜の開花状況・予想】
2018年3月30日現在、鹽竈桜は開花しておりません。開花予想は例年通り4月下旬になる予想です。最新の状況については日本気象協会の桜開花予報ページをご確認ください。
【鹽竈神社へのアクセス例】
JR本塩釜駅下車、徒歩約15分
鹽竈神社
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8. 桜と松島湾の景色を一度に楽しめる【西行戻しの松公園(宮城県)】
より和のテイストを味わいたい人は、松島の歴史ある建造物や街並みを着物で巡るのもオススメ。桜をバックにシャッターを押せば、忘れられない旅の思い出になりますね。
日本気象協会の発表によると、2018年西行戻しの松公園の桜の開花は4月中旬~5月上旬と予想されています。(2018年3月28日現在)
【西行戻しの松公園へのアクセス例】
JR松島海岸駅下車、タクシーで約5分
西行戻しの松公園
宮城県宮城郡松島町松島犬田
入園自由
022-354-2618(松島観光協会)
9. 赤瓦をまとった天守閣と桜のコラボレーション【鶴ヶ城公園(福島県)】
鶴ヶ城公園内にはこの他にもソメイヨシノや八重桜を楽しめるスポットが多いため、お城と桜のコラボを存分に楽しむことができます。
【2018年の鶴ヶ城公園の桜開花予報】
日本気象協会の発表によると、2018年鶴ヶ城公園の桜の開花は4月下旬~5月上旬と予想されています。(2018年3月28日現在)
【鶴ヶ城公園へのアクセス例】
JR会津若松駅下車、周遊バス(ハイカラさん、あかべぇ)・鶴ヶ城入口バス停下車、徒歩約5分
鶴ヶ城公園
会津若松・鶴ヶ城 約1,000本の桜に包まれる赤瓦の名城
10. 樹齢1000年以上、三春滝桜の大きさに圧倒される【三春町(福島県)】
1本の木とは思えないほど迫力があるため、遠くから見てみたり、根元から見上げてみたりするとまた違った魅力に気がつくはず。一本で何度も楽しめる三春滝桜を心ゆくまで堪能してくださいね。
【2018年の三春滝桜の開花予報】
4月2日に、観測史上最も早く開花宣言がなされました。
【三春町の三春滝桜へのアクセス例】
JR三春駅下車、タクシーで約20分
※滝桜シーズン中の4月中旬~下旬限定でJR三春駅から臨時バス滝桜号(有料)が運行します
三春町の三春滝桜
日本三大桜・三春滝桜は必見!春の福島で桜の名所5つを巡る(三春滝桜は4番目に紹介)
※桜の写真は2018年のものではありません。
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