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新元号への対応に関するアナウンスは6月が目標 ~マイクロソフトが最新情報を公開
Windows 10の次期機能更新では開発・検証を目的としたAPIレベルでの仮対応を実施
2018年4月4日 12:06
日本マイクロソフト(株)は2日、来年に予定されている改元に備えた公式のサポートブログ“Japan New Era Name Support Blog”を更新した。新元号への対応に関する最新の情報が掲載されている。
同ブログによると、新元号への対応は大きく分けて3つに分けられるという。個々の製品やサービス、バージョンによって必要な対応が異なる上、政府・専門家・国際標準化団体など、外部との協力が必要となる作業が多い。
- 日付フォーマットの変換:西暦と和暦を変換する際、2019年5月1日の日付を新しい和暦に変換する。フレームワークのAPI更新による対応が主となる
- 合字への対応:“㍻(U+337B)”といった合字表記への対応。Unicodeコンソーシアムでの標準化、符号位置の決定、フォントの対応も必要となる(Shift_JISでは実施されない見込み)
- 正規化:“平成”と“㍻”(合字)を同様に扱う処理などが影響を受ける。検索や並び替えなどに必要な処理
同社によると、新元号に対応する製品やそのバージョン、および更新の実施方法については現在検討中で、6月を目標に確定して公開するとのこと。また、「Windows 10」の次期機能アップデートではアプリケーション開発者向けに日付フォーマットを変換する機能の開発や検証を目的としたAPIレベルの仮対応を実施するとしている。
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