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New Study Finds A “Wide Range of Devastating Risks” Associated With The HPV Vaccine
Robert F. Kennedy Jr.December 1, 2017


{和訳}

新たな研究によって、「広範囲の破壊的なリスク」がHPVワクチンと関与していることが明らかに。
Robert F. Kennedy Jr.
December 1, 2017

Clinical Rhumatology に発表された新たな研究成果https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28730271によると、ワクチンメーカーがいかに臨床試験に偽のプラセボを使用し、HPVワクチンの広範囲に渡る恐ろしいリスクを隠蔽したかが明らかになっている。新薬が承認されるためには、真のプラセボを使用し、数年がかりで健康に及ぼす影響を比較することが要求されるが、メルクとグラクソ・スミスクラインは、プラセボに神経毒性のあるアルミニウムアジュバントを使用し、観察期間も数ヶ月に短縮していたのだ。

メキシコの国立循環器病研究所の研究者らは、現在全世界で使用されている3種類のHPVワクチンについて2017年までに発表された28件の報告について調べた。16件の承認前ランダム化比較試験と12件の市販承認後観察研究である。そして、2017年7月、著者であるManuel Martínez-Lavin と Luis Amezcua-Guerraは、数多くのHPVワクチンの副反応の事実を明らかにした。

これらには、致命的な被害、一生涯の障害、入院や死亡例も含まれる。サーバリックス、ガーダシル、ガーダシル9接種後の副反応を、製薬会社の研究者は日常的に見逃し、統計学的なからくりと有意差を見失わせるように設計した無意味な比較方法を用いて、被害を最小限に、あるいは無いかのように見せかけていた。

16件のHPVワクチンのランダム化比較試験のうち、プラセボに生理食塩水を用いたものはたった2件であった。16件のうち10件は、臨床試験においてHPVワクチンと神経毒性のあるアルミニウム(Al)アジュバントとを比較しており、4件はすでに承認されたアルミニウムを含むワクチンを比較対照としていた。

科学者は、二重盲検プラセボ対照試験を新薬臨床試験の「ゴールド・スタンダード」としている。
結果の歪曲を最小限に抑えるために、調査側は被治験者をランダムに”投与”と”コントロール”にグループ分けし、その健康状態を比較する。また、新薬の効果を ”薬理的に不活性な” プラセボと比較するのが標準である。また、データの歪曲が生じる機会を最小限に抑えるために、被治験者も調査側も、新薬とプラセボのどちらを誰が摂取したかはわからないようにしている。

しかし、HPVワクチンの様々な臨床試験では、製薬企業の研究者はこのような厳密さを敬遠し、ワクチン被害の深刻さを隠蔽するぺてんのごまかしを行っていた。
16件のHPVワクチン臨床試験のうち、プラセボに生理食塩水を用いたものはたった2件であった。16件のうち10件は、臨床試験にHPVワクチンと神経毒性のあるAlアジュバントとを比較しており、4件はすでに承認されたAlを含むワクチンを比較対照としている。

科学者でなくとも、アルミニウム含有プラセボを使用すると、ワクチン接種群と対照群との比較が不明瞭になるのはわかるであろう。

HPVワクチンを懸念視する人たちは、Alアジュバントが重篤な副反応の原因である可能性が非常に高いと指摘してきた。
また、その安全性への疑惑と慢性疾患に関与する可能性から、ワクチン全体にAlアジュバントを使用することを疑問視している研究者もいる。

アルミニウムを含むプラセボは、それ自体が数多くの副反応を惹起した。そのため、HPVワクチンを接種された群にも発生した数多くの副反応を覆い隠し、副反応がワクチン非接種者群にも同じ頻度で発生する様に見せかけることに製薬企業は成功した。
Al含有プラセボ群も、ワクチン接種群も、数多くの人が副反応に苦しんだにもかかわらず、その人数の差は両群の間で非常に小さなものにしかならなかった。
その結果、プラセボ(Alアジュバント)群とワクチン接種群の間の有害事象の発現に、有意差が見られないことから、無数の恐ろしい副反応が生じているのにもかかわらず、製薬企業と政府関係者はワクチンは極めて安全と主張し続けている。

メキシコの研究者のメタ分析によると、ワクチンによる有意差をこの無茶苦茶なデータの山から検出するのは困難であると確認している。16件の承認前臨床試験の中で、HPVワクチン接種者に対照側と比べて有意に有害事象が発生していることを示すことができたものは、ほんの数件しかなかった。

しかし、さすがのHPVワクチン推進側でも、市販承認後の12件の観察試験すべてにおいてインチキを行うことは困難であった。そのため、これらの調査ではいくつかの顕著な事実が明らかになっている。
例えば、スペインでは、HPVワクチンで他のワクチンに比べ10倍の有害事象が生じていた。
カナダでは、驚くことにHPVワクチン接種後の10人に1人が42日以内に、救急外来にかかっていた。

にもかかわらず、製薬企業の研究者はこのような障害をも最小限に見せかける努力を怠らなかった。
市販承認後観察試験において、重篤な副反応を検出するための肝心な質問を調査項目から除外したり、製薬会社にとって不都合な事実だった場合は、その記述をごまかしたとされている。

一般的に、FDAは新薬の承認のために製薬企業に4から5年間の臨床試験を要求している。
しかし、ワクチンメーカーはFDAのファスト・トラック(迅速承認)法の抜け穴を利用し、臨床試験の期間を数週間、ひどい場合は数日間に短縮していた。これでは、接種後かなりの時間がたってから発現する副反応、その多くは神経障害、が完全に見落とされてしまうことを意味している。


(さらに煙にまく)

Martínez-Lavin と Amezcua-Guerraは、FDAのサイトに掲載されている2006年に認可された4価のガーダシルの臨床試験の結果についても問題点を指摘している。
これらの臨床試験では、製薬企業や政府研究者がずる賢しこくデータを隠蔽する手法を採用している。
他のHPVワクチンの臨床試験とは異なり、この試験では真のプラセボ(生理食塩水)を使用している。
ガーダシルの臨床試験には、15,706人の9から45歳の女性と9から26歳の男性が参加している。594人がコントロールとして生理食塩水を接種されている。

製薬企業側は、生理食塩水を接種した人が少人数だったことに決して触れない。少数だと、望まない(良い)効果のシグナルを小さく抑えておくことができるからだ。しかし、2番目の13,023人の対照群には、いわゆる”spiked”プラセボ (amorphous aluminum hydroxyphosphate sulfate or AAHS)を使用している。このプラセボ群の人数は多かったことから、生理食塩水群の人数を小さくしたのは戦略上の決断だったと推測される。

アルツハイマー病やその他の脳疾患との関与が疑われる神経毒性のあるAlを含んだ薬液が、プラセボとして注射されることを、被接種者があらかじめ聞かされていたかという倫理上の問題をとりあえず脇に置き、本試験では、生理食塩水とAlアジュバントの両方をプラセボとして使用したため、実は、その結果から真の科学的事実を知り得る機会があった。

しかし、FDAのサイトでは、メルクとFDAによる嫌らしい策略が露わになっている。
ここでは試験中に観察された副反応を意図的に隠蔽するため、データをあやふやに見せる欺瞞が行われている。

つまり、ワクチン接種後1日から5日後に起きる比較的軽微な副反応を示す(表1)の場合は、3列で結果を示している。
すなわちガーダシル、アルミアジュバント(AAHS)プラセボ、そして生理食塩水プラセボである。
この表では、群間の差は明らかになっている。
(表1)

たとえば、接種後の腫れ swelling は、ガーダシル群が生理食塩水群に比べて約3.5倍多い(7.3%に対し25.4%)。
実際、すべての5項目で、ガーダシル、あるいはアルミプラセボを接種した群は、生理食塩水群より2から3倍の人が副反応を経験している。

しかし、もっと重篤な副反応、例えば全身性副反応や全身性自己免疫異常を報告する段になると、メルクは表をそれまでとは異なるフォーマットに切り替えている(表2)。
こちらの表になると、生理食塩水プラセボの結果を示す3番目の列が消滅している。
そのかわりに、メルクはAAHSプラセボと生理食塩水プラセボの結果を混ぜ込み、1つの列で表記しているのだ。

Summary-Autoimmune-Disorders-Gardasil2.jpg

2つのコントロールの結果を混ぜ込んで一列にしてしまった結果、ガーダシル vs 生理食塩水、あるいは、
AAHSプラセボ vs 生理食塩水 の結果を比較することが全く不可能になっている。

このようなやり方で、メルクの研究者は、ワクチンの真の安全性を知りたいという人々の願望を潰してしまった。


(リスクと利益)

アルミニウムの神経毒性と自己免疫疾患への関与はすでに既知であることから、ガーダシルとAAHS接種群との間に自己免疫性疾患の発症に有意差が無いことは驚くに値しない。しかし、研究者が副反応を覆い隠そうと努力したにもかかわらず、モルモットにされた人たちが被った恐るべき健康被害を隠しきることはできなかった。

最後の注釈にショッキングな事実が書かれている。
両群において、2.3%の人が全身性自己免疫異常の兆候を示しているのだ ! 
さらに恐ろしいことに、この結果は、接種後たった6ヶ月の間に得られた結果にしか過ぎないのだ。

これ程のリスクがあるのであれば、親は誰でも愛する娘にこのワクチンを接種したいとは思わないだろう 
ーー特に検診によって子宮頸がんを発見できる国においては。ーー
インドのように手遅れの子宮頸がんによる死亡率が高い国であってさえ、医師たちは、まずは検診を普及させることが、
”万能”とされるHPVワクチンより優先されるべきであると主張している。

計算してみよう。NIHによると、米国では毎年10万人あたり2.4人の女性が子宮頸がんによって亡くなっている。
一方で、FDAの(表2)によると、100人あたり2.3人の女子あるいは女性が、ガーダシルの臨床試験に参加後に”自己免疫系疾患と疑われる症状”を発症している。

規制当局が正気なら、子宮頸がんの検出にすでに有効性が確認されている Pap スメアという手法が存在している上で、さらに100人当たり2人以上の少女に一生涯の自己免疫疾患のリスクを冒させることをするだろうか?
なぜそうさせなくてはならないのか、理解に苦しむ。

NIHは、米国で Pap スメアを導入してから子宮頸がんによる死亡が60%減少したと報告している。

ガーダシルまたはガーダシル9を接種した14,000人の女性のデータを解析した結果、嫌なことに、副反応の被害にあうためには140人にワクチンを接種すればよく、一方で予想された子宮頸がんを予防するメリットは、1,757人に接種してたった1人しか享受できないと計算された。


(アルミニウムアジュバントの影響)

メルクは、副反応の天文学的な数が、ガーダシルとAAHS群の間で差が無いことに気づいていた。
これは、報告される多数の被害の元凶が、Alアジュバントである可能性を示している。

この結論がもし真実であれば、乳児に接種されるものも含め、他のワクチンに使用されるAlアジュバントの再検討も必要になってくる。
Alアジュバントの添加量は、2003年に3種混合ワクチンにthimerosalが使用されなくなってから、激増した。
以下の表には、ワクチン中の驚異的なAl含量が示されている(表3 Dr. Sherri Tenpenny)。

Aluminum-Exposure-to-Age-18-1.jpg


いくつかの査読論文で、アルミニウムへの曝露が自己免疫疾患や神経障害に関与していると報告されている。
特にアルツハイマー病は、アルミニウムと密接に関係している。
European Journal of Clinical Nutritionの総説では、脳における危険なレベルのアルミニウムの蓄積について、警告を発している。ワクチンの接種によって、Alは”消化管の防御機構”もくぐり抜けてしまう。


HPVワクチンとアルミアジュバントについては、振り出しに戻るべきだ。
その上で、さらに重要なことは、他の薬と同様にワクチンに対しても、承認前に厳密な安全性試験をFDAが課すことだ。
すべてのワクチン、特にアルミニウムが添加されているものについては、今以上の厳格な基準に基づいて安全性を再確認すべきである。










































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