健康無関心層の平均歩数が1年で約300%向上 ~ウォーキングイベント「みんなで歩活(あるかつ)」で歩くことが習慣化~
DeNAグループのヘルスケア事業会社であるDeSCヘルスケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大井 潤、以下 DeSCヘルスケア)は、健康保険組合に向け提供しているICTを活用した健康増進支援サービス「KenCoM(ケンコム)」の利用者を対象として、第3回となるウォーキングイベント「みんなで歩活(あるかつ)」を2017年11月に開催しました。
今回、過去3回のイベントに継続参加している参加者の行動変容について調査しましたので、その結果をお知らせします。
1. 健康無関心層の歩数は継続的に向上
今回の調査により、KenCoMの利用や「みんなで歩活」への参加を経て、2016年秋の第1回開催前に平均歩数4,000歩/日未満だった参加者(健康無関心層)の歩数が継続的に向上していることがわかりました。
2016年秋の第1回開催前の平均歩数を100%とした場合、1年後の2017年秋の開催前時点では286%まで上昇しています。
※3回連続で参加している参加者のうち、2016年秋の第1回開催前に平均歩数4,000歩/日未満だった参加者(健康無関心層、N=407)の平均歩数の伸び率の推移
さらに、2016年秋の第1回開催以降3回連続で参加している参加者全体で見ても、平均歩数が継続的に向上していることがわかりました。
※3回連続で参加している参加者のうち、2016年10月~2017年12月の期間で、歩数記録データが12ヶ月分以上ある参加者(N=1,262)の日次平均歩数推移
これらより、「みんなで歩活」への継続的な参加が、歩くことの習慣化(行動変容)に貢献していることが示唆されました。
2. 「みんなで歩活」参加者数は、第一回開催比約6倍、過去最大の33,000人に
「みんなで歩活」の参加者数は回を重ねるごとに拡大し、2016年秋に開催した第1回に比べて約6倍、33,529人となる最大規模のイベントとなりました。
KenCoMでは、今後も利用者の継続的な意識変容・行動変容を促すイベントやサービスの提供に取り組みます。
その一環として「みんなで歩活」を、参加者がより楽しく健康増進に取り組めるイベントにするためにパートナー(協賛企業)との連携を進めます。さらに、「みんなで歩活」を特定保健指導のモデル実施の一環として活用することを目指し、2018年春に開催予定の第4回「みんなで歩活」にて実証実験を行う予定です。
■2017年秋 「みんなで歩活」概要
・開催期間:2017年10月30日(月)~11月27日(月)
・参加方法:KenCoMを採用する健康保険組合の加入者で、KenCoMに登録済みの方であれば誰でも参加可能です。
・ルール :同一の健康保険組合内で、同僚や家族など好きな人同士で2~10人のチームを組んで、期間中の平均歩数を個人毎やチーム毎に競います。
■ KenCoMについて
利用者の皆さまが「楽しみながら、健康に。」なっていただくために、DeSCヘルスケアが提供するICTを活用した健康増進支援サービスです。便利な健康管理アプリで、健診結果の閲覧、個々の利用者に合わせた日々の健康情報の配信、イベント・ポイントなど、楽しく健康になれる仕組みを備えており、現在、約80の健康保険組合、約275万人にサービスを提供しています。
また、健診機関でも、受診者向けにご利用いただけるようサービス展開を予定しています。
KenCoMについてはこちら
■ DeSCヘルスケア概要
会社名 :DeSCヘルスケア株式会社(ディーエスシーヘルスケア)
代表者 :代表取締役社長 大井 潤
所在地 :東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ
URL :https://www.desc-hc.co.jp/
設 立 :2015年3月4日
資本金 :100百万円(出資比率 DeNA:51% 住友商事:49%)
事業内容 :健康増進支援サービスKenCoMの運営を中心とした各種ヘルスケア事業
本件に関するお問い合わせ先
DeSCヘルスケア株式会社
経営企画部
お問い合わせフォーム