米Google傘下のYouTubeの、カリフォルニア州サンブルーノにある本社キャンパスで4月3日(現地時間)、銃乱射事件が発生したもようだ。
地元警察が午後1時28分、公式Twitterで「アクティブシューター(無差別に銃を乱射する人および事象を指す)に対処中です。(YouTube本社のある)Cherry AveとBay Hill Drive付近には近づかないでください」とツイートした。
地元テレビ局のCBS SF Bay Areaによると、銃乱射は本社のオープンカフェで発生した。911(日本の110番に当たる通報)の録音によると、銃撃したのは男女2人という。付近の2つの病院に、複数の負傷者が運ばれた。死者がいるかどうかはまだ不明だ。
親会社のGoogleは公式Twitterで「YouTubeでの状況について、われわれは当局と協力中です。可能になったらGoogleとYouTubeから公式な情報を発表します」という声明を出した。同社はベイエリアの従業員に対し、同地域に近づかないようアドバイスしたともツイートした。
Twitterには、現場にいたYouTubeの従業員や近くにいた人から多数の関連ツイートが投稿されている。ある従業員は「YouTube本社で銃乱射。デスクにいたら、発砲の音がして人々が走っていくのが見えた。今は同僚と一緒にオフィスにバリケードをはっている」とツイートした。他の従業員は「ミーティングをしていたら廊下を大騒ぎして人々が走っていくのが聞こえた。最初は地震かと思った。自分も出口に向かう間、誰かが銃を持った人がいたが、自殺したようだと言っていた。床や階段には血のあとがあった」と連投ツイートしている。
近くにいた人は、YouTubeの従業員が両手を頭につけてビルから出てくる画像をツイートした。
同日の午後2時半にサンブルーノ警察が発表したところによると、事件は午後12時46分に発生し、容疑者は女性で銃で自殺した。負傷者は4人で、そのうち1人は危篤状態。詳細は調査中としている。
Googleのスンダー・ピチャイCEOは従業員に向けて負傷者をいたわり、情報が入り次第説明するという公開書簡を送った。
(この記事は更新する予定です。)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Windows 10搭載でPCと統合管理できる新デバイスが登場。顔を合わせて行う通常の会議と変わらない使い勝手を実現。従業員の教育コストも抑えられるかもしれません。
ネット広告が嫌われる=「自分に関係ない広告」だから。ユーザの興味関心に合わせたランディングページを見せればコンバージョン率は劇的に改善できる!そんなツールが…
IoTがもっと身近になれば、生活がもっと便利になるかも。無線通信技術「LPWA」は、省電力・広域通信が強み。今まで以上にIoTの適用範囲を広げられる可能性を秘めている。