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「オフィス北野」はすでにアウトレイジ状態 修復は不可能か

平田昇二dot.

ビートたけし (c)朝日新聞社

ビートたけし (c)朝日新聞社

水道橋博士 (c)朝日新聞社

水道橋博士 (c)朝日新聞社

 昨今、何かと話題を集めているお笑いタレント・ビートたけしの独立騒動。

【写真】たけしの独立の経緯に関する“声明文”を発表した水道橋博士

 以前に当サイトでは、たけしが3月末に「オフィス北野」を退社する中、“殿”の気持ちを慮って事務所残留を表明した「たけし軍団」の面々も、かねてから森昌行社長ら同事務所のスタッフに不信感を抱いており、今後もひと波乱ありそうだと記事で言及したが、その後まさにその不安が的中する形となっている。

 先月30日には「たけし軍団」の〆さばアタルとアル北郷がたけしの新事務所「T.Nゴン」に移籍することが明らかになった。

 さらに、今月1日の夜には、「たけし軍団」のメンバーでSNSをやっている水道橋博士、ダンカン、つまみ枝豆、グレート義太夫が揃って各々のブログで、今回のたけしの独立の経緯に関する同内容の“声明文”を発表。

 “声明文”では、たけしが知らない間に森社長が「オフィス北野」の筆頭株主になっていたことや、森社長をはじめとする会社の役員報酬の金額がたけしにとって容認できない水準になっていたこと、一部で報じられている愛人による“洗脳騒動”ではないことなどが告発されて、世間に大きな波紋を広げている。

 この“声明文”に対して、森社長が「不本意」と反論すると、同月2日にオンエアされた読売テレビ、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」にVTR出演したガダルカナル・タカが「もうここに書いてあるのは間違いないことです」、「不本意と言われるのが不本意」と語るなど、まさに泥仕合の様相を呈している。

 一連の騒動について、以前から「オフィス北野」に出入りしているテレビ番組スタッフは絶対匿名を条件にこう解説する。

「まず〆さばアタルさんとアル北郷さんの移籍に関しては、2人が芸人としてだけでなく、放送作家としても活動し、たけしさんのレギュラー番組の構成やメディア周り、書籍の仕事を手伝うなど、いわばブレーンでもあるだけに自然な流れです。他の軍団メンバーも2人の移籍については了承しているでしょう」

 また、“声明文”に関してはこう明かす。


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