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蒸気漏れの玄海3号機、九電「雨水で配管が腐食か」
再稼働から1週間で配管からの蒸気漏れトラブルを起こした佐賀県の玄海原発3号機について、九州電力は、雨水による腐食が原因とみられると発表しました。
こちらが蒸気漏れが確認された玄海原発3号機の配管です。赤くさびついていて、長さ13ミリ、幅6ミリの穴があいています。
九州電力によりますと、屋外に設置されているこの配管は、普段、金属の板などで覆われていますが、板の隙間から雨水が入り込んで配管が腐食し、穴があいたとみられるということです。
九電は、穴があいた配管に加え、同じ機能を果たす15本の配管すべてを取り替える方針です。ただ、作業終了の時期については見通しが立っておらず、来月に予定していた4号機の再稼働も遅れる見込みです。