【経営者向け】Webでできる集客手段まとめ。まずはGoogleマイビジネスから始めてみよう【ローカルSEO】

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日々生活をしていて、電車の中や街中でスマートフォン(以下スマホ)を使ってる人を、大勢見かけます。見慣れてしまうと何ということはない光景ですが、どこを見ても下を向いてスマホを見ている人ばかりなのは、少し異様さを感じてしまいます。

しかし、そんな光景も考え方1つでビジネスチャンスに変わります。皆が皆、スマホを見ているのであるならば、そこに自分たちの店舗情報や宣伝などを載せ、興味を持たせてみるのはどうでしょうか。そのような人たちをお客さんとして呼べたら、大きな集客につながるかもしれません。

そこで今回の記事では、

・Web(ウェブ)を活用した集客方法に興味がある
・集客を増やすために、何から始めていいかわからない
・グルメサイトや広告を利用したいけれど、どれを使えばいいのかわからない
・新規客やリピーターを増やしたいけれど、費用はそこまで出せない

などの悩みを持つ経営者のために、誰でも簡単にできる『Web活用術』をまとめました。

「長い記事なんて読めない」という方は、4.まとめだけでも見てみてください。これだけは必ずやっておいて欲しい、ということを最後にまとめておきます。



1. Webでできる集客手段

集客を増やすためには、まずユーザーに認知してもらう必要があります。そのための手段はいろいろありますが、今回は3つのツールを紹介します。また、ツールごとのメリットとデメリットも合わせてご覧ください。

【SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)】

SNSは、

人と人とのつながりを促進・サポートする、「コミュニティ型の会員制のサービス」
Wikipedia -ソーシャル・ネットワーキング・サービス-

であると言われています。

多種多様なSNSが存在しますが、どのSNSも同じ趣味や思考を持つ人同士でつながっています。
そのため他の媒体に比べ、情報を発信し拡散していくという面において、とても優れています。日々、お店の情報を発信し、積極的にお客さんとのつながり・接点作りのために利用していきましょう。

【メリット】
・費用が掛からない
・いつでも気軽な情報発信が可能
・ユーザーとのつながりができる

【デメリット】
・お店が認知されていないと情報が伝わらない
・自分で更新する手間が掛かる

現在使われている主なSNSは、「Twitter」「Facebook」「Instagram」などがあります。
その他日本発のSNSでは、「Ameba」「GREE」「mixi」などが存在します。
 

【グルメサイト】

飲食店の店舗情報をまとめたサイトのことを、ひとくくりに「グルメサイト」と呼びます。
どのグルメサイトもさまざまなサービスを提供していますが、主にネットでの予約や利用者からの口コミの確認などができるようになっています。グルメサイトは利用者が多く、新規の客を見込みやすいのですが、費用が掛かるのと、検索した際に上位表示するための競争率が高いのが現状です。

【メリット】
・更新と管理の手間があまり掛からない
・飲食店に興味がある利用者が多いため、直接的な集客につながりやすい

【デメリット】
・基本的には費用が掛かる
・多くの情報に埋もれやすい

現在使用されている主なグルメサイトは、「食べログ」「ホットペッパー」「ぐるなび」「Retty」などがあります。
 

【Googleマイビジネス】

Googleマイビジネスは、Google社が無償で提供しているビジネス情報の管理ツールです。「店名」「住所」「電話番号」などを登録しておくと、ユーザーが「店名」などでGoogle検索をした際に、ページトップの「ナレッジパネル」で表示されるようになっています。
 
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ナレッジパネル
 
また、Googleでは「地域・地名 + 業態・特徴」などで検索した際に、検索した地域付近で結果にマッチした店舗を表示する「ローカルパック」というサービスもあります。
 
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ローカルパック
 
Googleの国内シェア率は約70%あり、店舗情報やローカルパックが利用者の目に止まることも多いので、ぜひとも利用したいツールの1つです。

【メリット】
・費用が掛からない
・登録が簡単
・GoogleMapに表示されるようになる
・多言語対応している

【デメリット】
・定期的な更新が必要となる

グルメサイトも便利で、集客を増やすのにとても有効ですが、まずは初期投資の必要がない「SNS」と「Googleマイビジネス」から始めていきましょう。
 

2. お店の特徴に合わせたSNS選び

Webでの集客を行うには、SNSごとのユーザーや年齢層を知らなければなりません。
それらを踏まえた上で、ここではお店の特徴に合ったSNSを紹介していきます。


【ソース】
総務省 - SNSの年代別利用率(平成27年版) -


twitter

国内アクティブユーザー数:4500万人

 
リアルタイムで情報が共有されるのが特徴。上記のグラフからわかるように、他のSNSに比べ若い層の利用率が非常に高いSNSです。
趣味や関心ごとでのつながりが強く、珍しいもの好きが多いSNSなので、一度リツイートされれば、そのリツイートした人のフォロワーの目に付くため拡散性が期待できます。
 
ユーザーの傾向上、面白い投稿や奇をてらった投稿に興味を持つ人が多いため、個性を強く出していきたいお店向きです。

Facebook

国内アクティブユーザー数:2800万人

 
幅広い年齢層から人気のあるSNSです。
ユーザーがより興味のある情報を表示するアルゴリズム「エッジランク」が使われているため、
発信する情報の内容によって、ある程度ターゲットを絞ることが可能です。
実名での登録者が多いため、ユーザー同士のつながりがリアルな交友関係に近いSNSとなっています。
 
他のSNSと比較した際、どちらかというとビジネスライクなSNSなので、落ち着いた雰囲気を売りにしているお店におすすめです。

Instagram

国内アクティブユーザー数:2000万人
 
写真に重点を置いたSNSです。若いユーザーが多く、女性からの支持が高いSNSになっています。
他のSNSよりもハッシュタグが重要視される傾向にあるため、写真を投稿する時に、話題のハッシュタグやユーザーが興味を持ちそうなハッシュタグを付けることで、より多くのユーザーの目に止まる可能性が高くなります。
 
「インスタ映え」という言葉が生まれるほど、物のみばえを重視するSNSですので、ビジュアル重視・一押しの商品があるようなお店におすすめです。

3.Google マイビジネス

多くの企業と店舗が利用しているビジネス情報の管理ツールです。
前節でGoogle マイビジネスの登録は簡単…とメリットとして挙げましたが、登録までの手順をまとめると

1.Googleアカウントを作成
2.Googleマイビジネスに店舗情報を登録
3.郵送される確認コードを入力

の3ステップとなります。

SNSの登録と比べると、確認コードの郵送を待つ必要がありますが、この手間だけで、Google検索された際に店舗情報を一目でユーザーに伝えることができます。ユーザーに店舗情報を伝えられるということは、電話番号や経路案内などからの直接的な集客につながると考えられます。

デメリットに挙げた「定期的な更新が必要となる」という点ですが、この更新作業を行わないと、ローカルパックでの順位が低くなってしまう傾向にあります。これはGoogleマイビジネスでの情報が、常に最新の情報を求められているためです。
手間がかかるためデメリットとしましたが、この定期的な更新作業を行うだけで、ローカルパックの順位の向上、また新規客・リピーターの集客のためにもなりますので、欠かさず行いたい作業です。

Googleマイビジネスは登録しておいて損はないので、ユーザーのためにも、ぜひ登録・利用をして欲しいツールです。


4. まとめ

今回はSNSに焦点を当て、集客を増やすための『Web活用術』を紹介してきました。
ここまでにいろいろと説明しましたが、集客を増やす上で大切なことは、「お店の特徴や強みを理解し、それに合わせたツールを使い、情報を発信していく」ことだと思います。
 

SNSの特徴まとめ

・twitter:個性を強く出していきたいお店におすすめ
・facebook:落ち着いた雰囲気を売りにしているお店におすすめ
・Instagram:ビジュアル重視・一押しの商品があるようなお店におすすめ
 

Googleマイビジネスをおすすめする理由まとめ

・費用が掛からない
・登録が簡単
・店舗情報を掲載できる
・GoogleMapに表示される
 
最初からグルメサイトを活用したり、SNSでの情報発信は大変だと思います。ですがGoogleマイビジネスなら登録するだけで、店舗情報の掲載と情報発信ができますので、まずはGoogleマイビジネスに登録するだけでも良いでしょう。
 
 

だーしま

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【この記事を書いた人】

だーしま

所沢出身のゆるゲーマー
三度のメシと寝るのが好き
着やせするタイプで脱ぐと凄いらしい

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  • tentsu

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