本日株式会社ウィルゲートの内定承諾をし,入社することを決めました.お世話になったエンジニアのみなさま,学生のみなさま,ありがとうございました.同時に就活も本日で終了となりました.
ウィルゲート
オフィスは渋谷で新南改札から出てすぐです.SEOが強い会社です. 一回倒産しかけましたが,理念を見直し人に向き合うことで立ち直った会社です.グンと伸びていて,かつ私がさらに伸ばしていく企業です.ウィルゲートは就活でみたたくさんの企業の中でも数少ない「ビジョナリーカンパニー」だと感じており素敵な会社になると確信しています.
あっPHPの会社です.
社長(上写真右)がウィルゲートの歴史を本に綴っているので是非手に取ってみてください.私は1次面接後に採用担当の方にいただいたので2次面接までに半分,社長面接までに全部読みました.
ウィルゲートとの出会い
キャリアセレクト社主催の逆求人イベントで出会いました.逆求人とは学生が自己紹介プレゼンをして会社の人が聞く,合同説明会と逆の立場で行う就活イベントのことなんだけどこれに関しては詳しく別エントリで紹介したいので割愛させていただきます.
逆求人でウィルゲートの人事の方2名,エンジニアの方1名にプレゼンをしたところ気に入ってもらえたみたいで連絡を取り始めました.
逆求人イベントの最後にあった懇親会では「メディアって何ですか」ってめちゃくちゃ聞いて話しこんでいました.
ここで出会った採用担当の方が本当に私の将来について寄り添ってくださる素敵な方でした.やり取りは逆求人に参加していたエンジニアと採用担当の方とのグループメッセンジャーで行われました.採用担当の方は電話でこまめに私の様子を伺ってくださいました.多い時は週2のペースで電話していたかと思います.本当に感謝しています.
選考の流れ
- 逆求人(2018/1/21)
- オフィス訪問,エンジニア2名と面談(2018/1/23)
- 1次面接(2018/2/7)
- 2次面接(役員)(2018/2/13)
- 専務と面談(2018/2/8)
- 3次面接(社長)(2018/2/22)
- エンジニア2名と面談(2018/2/26)
- エンジニア4名,採用担当1名と飲み(2018/3/29)
- 3次面接その2(内定承諾)(2018/4/3)
エントリーシート,履歴書などはなく,突然面接から始まりました.私の場合は逆求人に登録していたプロフィールや逆求人の際のプレゼンなどである程度人を知ってもらっていたので情報がないままで面接スタートという訳ではありませんでした.途中に挟んだ面談と飲みは会社をよく知りたいと思い私からお願いしました.
選考の様子
オフィス訪問
ウィルゲートのオフィスは吹き抜けの良い環境で気に入りました.第1印象としてははてな京都オフィスの見渡せる感じに近いなと感じていました.カフェスペースでも仕事をされている様子を拝見して,私も場所を変えながらエンジニアリングできるの楽しそうと思いました.
女性フロントエンドエンジニアの方と,バックエンドで技術的に引っ張っている男性エンジニアの方とお話して,会社の課題と雰囲気がわかってきました.
1次面接
歌が得意なことを告げると歌ってと言われたので歌ったり,キュアセブンについて説明するような面接でした.スキルについても1次面接で問われました.ここでチームとどう関わってきたか,何を大切にして人と関わっていきたいかがいまいち受け取れなかったというフィードバックをいただいたので2次面接までに採用担当の方に相談しながら考えました.
2次面接
人柄や考え方を主に見られたかと思います.経営側の役員の方だったのですが,私の会社観を語ると共感してくださり,ビジョナリーカンパニーを勧めていただきました.厚い本なのでちょっとずつ読んでいます.1次,2次の面接官が口を揃えて社長がいい人なのでついていきたいと仰っていて存在が気になりました.ウィルゲートの本も読んで社長面接が楽しみになりました.
専務と面談
いつもお忙しい専務が時間を空けられるということで,会ってみない?と提案され,社長面接の前に専務とも面談する機会を頂きました.そこで専務と社長が幼馴染であることなどを伺いました.専務の人間の素晴らしさについて,現在とても興味があり,またゆっくりお話を伺いたいと考えています.
3次面接
ワクワクしていた社長面接は最終面接でありながらあっという間に終わった印象でした.質問の数が多くなかったのに,私の状況と求めるものを正確に把握してくださって感動しました.ウィルゲート本を読み終えていたのでアフターストーリーが聞けて熱かった.この時はぜひ一緒に働きたいですとの答えを頂き,のちの電話でも採用担当の方に合格ですとの通知を受けました.(電話は六本木ヒルズ52階で受け取りエモかった).
気持ち揺れ動く
以前からの憧れであったはてなとGMOペパボの選考を受けることを決意し,採用担当に相談しました.2社からどのような評価をされるのかの興味と,けじめ,ビジョナリーカンパニーであるかどうかを聞くために選考を受けることにしました.その選考がある程度すすんだ頃に改めて社長とお話することになりました.
エンジニア2名と面談
社長面接の前にもう一度会社についてよく知るきっかけをくださったので,会社の構成や評価制度などより細かいところについて聞く機会を頂きました.
飲み
内定承諾の前に,エンジニアの方々と採用担当の方と飲みに行ったとき気づいたことは,エンジニアがエンジニアっぽくないこと.エンジニアとの飲みは独特な雰囲気で,それはそれで面白い.ウィルゲートの飲みはエンジニアっぽくない普通雰囲気で楽しかったです.
今日の様子
社長ともう一度面接をして,今の心境と,会社の方向性と私のみている方向が一致しているかの確認をしました.面接の最後には前回の面接でも話したように一緒に働きたいという気持ちは変わりませんというような言葉を頂き,私も喜んでお受けし握手を交わしました.これが社長が面接官の存在から共に働く仲間に変わった瞬間で感慨深いものがありました.
今日は18年卒の入社式で,普段私服のエンジニアもスーツで式に参加したようです.来年の入社式で,この日に入社決まったねって言いたいねというようなことを社長とお話しました.
面接が終わり今までの選考に携わってくださったエンジニア,人事のみなさんが大集合してお祝いの言葉をくださいました.このとき本当に温かい会社だなと安心しました.他社の選考で落ちた時自分を否定されたような悲しい気持ちになったのもあってか,私と共に働きたいと思ってくれたみなさんだと思うととても嬉しくなりました.人のことを想える彼らと一緒に多くの人のウィルを実現する仕事をしていきたいです.社長と写真を撮る時も横で見守ってくださいましたw
就活について
就活は本日で終了となりました.
私の就活は以下の通りです.
初めて落ちたメールを見たときとても悲しくなって太平洋戦争の動画を見て死ぬよりましだと慰めてみたり,ストレッサーを極力排除しようと就活以外の活動を控えたり,食事だけはよくしようとして3キロ太ったりした就活でした.スーツを着たのは証明写真撮影時のみで,面接などは私服で行いました.2キロ以上あるMacを持ち歩いて就活をしたので整体によく通いました.今も痛くて辛いので山口に帰ったら整体に行こうと思います.半年で3回ぎっくり腰をしました.
結果的に4社のみのエントリーになりましたが逆求人や勉強会で50社ほど知る機会があった上でこのような就活になりました.合格をいただいたのはウィルゲートのみですが他社に受かっていてもウィルゲートにしていました.はてなには一年生の頃から憧れていたこともあり,選考を受けられたことをとても嬉しく思います.
来週からは研究生としての一年が始まりますが就職先を決定した上で落ち着いて研究活動ができると喜んでいます.
就活でお世話になったみなさま本当にありがとうございました.今後ともよろしくお願いいたします.