時は来た…いざや 傾かん!

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「桃山ビートドライブ」無事に初日の幕が上がりました!

稽古もあっという間に過ぎ、気がつけば初日の幕!
とにかくテンポが早い作品なので一緒にライブを楽しむ感じです。

明日からも楽しみたいと思います!
そして沢山のお花を頂きました!
毎度のことながら感謝の気持ちで一杯です!

ありがとうございます^ - ^

最後まで駆け抜けたいと思います。
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  • 「桃山ビート・トライブ」

    「桃山ビート・トライブ」を観劇してまいりました。以下感想。ネタバレを含みますので、原作読まないで舞台だけ楽しみたい方は、ご注意くださいませ。それでは参ります。 *桃山ビート・トライブというお話は、安土桃山時代の戦乱の世を舞台にしたロックバンドのお話です。三味線引きの藤次郎。笛吹きの小平太。黒人で太鼓を叩く弥助。舞を踊るちほの四人が主人公のお話。だから、まず、音楽がすごく良かった。原作を読む段階では想像するしかなかった三人の音楽、それに合わせて舞うちほの躍動感あふれるダンス。この舞台の一番の見どころはそこだと思う。超カッコいい。でも残念なのは、原作では藤次郎が秀次にも「立って見ろ」というくらい、客も楽しむべき音楽なのに、やはり舞台作品だからかお客はみんな黙って静かに見なければいけない。これは作品の根幹にかかわる部分だと思うし非常に勿体なかったなぁと思う。でもまぁしゃあない。それから、小説一冊を二時間くらいの舞台にまとめなくちゃいけないからこれもまぁ仕方のないことだけど、ものすごくテンポが速い。これ、原作読んでない人はよく分からないかもしれない。だから、これから見に行かれる方は原作を読んで、舞台を見に行った方が絶対に楽しめる。特に小平太が何故ちほ一座を抜けることになったのかという、大事な部分がかなり端折ってある。私的にはここはかなり重要な部分だと思うので、勿体ないと思う。駄目ってわけじゃなくて、もったいねぇなと。小平太の小心者っぷりとか、すごく好きだったから。原作を読め!と言いたいです、はい。それから、一番言いたいのは、匠馬様が素晴らしかったと言うことです!ちほ一座を救うシーンの、あの気品!場を制圧する力強さ!痺れたねぇ・・・。匠馬様の声の力はもの凄かった。私は人間の発する声で、あんなに深くて、強くて、立体的な声を他に知らない。美しいとか、カッコいいとか、そんなレベルじゃなくて、魂の底に届く声がした。声そのものが光のようだった。第一幕の最後に匠馬様演じる秀次様が登場するのだけれど、もう、しびれて休憩中動けなかったもの(笑)それから。第二幕から秀次様のシーンが多くなるのですが、本当に匠馬様は徹頭徹尾秀次様でした。佇まいから、身のこなしから、柔らかなものいいから、芯を貫く強さから、何もかも原作で読んだ秀次様。山本匠馬という役者はすげぇなと思いました。だって、これ、なりきりむーにゃんに出てる人でしょ?嘘だろ?まじかよ。いまだに信じられません・・・。規律を重んじる三成と、自由を愛する秀次。二人の戦いは、結局秀次が負けてしまい、しかも妻女たちも処刑されてしまいます。ここが一番のクライマックス。私はここで、ちほが幼いころに捨てた巫女としての自分を昇華させ、秀次と女たちの死によって、本物の自由の意味を知るシーンだと認識していて。舞台ではそのあたりは描かれていなかったけど、その芯を貫く美しさはとても深く感じられた。終わっていくものと受け継がれていくもの。秀次が欲した自由を、その翼を、ラストシーンで高々と広げるから、あの美しい最後があるのだと思いました。ほんとにね、匠馬様は徹頭徹尾、最初から最後まで秀次様でした。切腹のシーンが切な過ぎて、でも、その直前のチラリズムにぐっときて、泣きましたよ。二つの意味で泣きましたよ。ええ。どうせ腐ってますよ、私はね。いやあ、何はともあれ最高でした。匠馬様が最高でした。舞台も素晴らしかったです。でも、匠馬様が最高でした。久々に、褒め称えてますよ、私。 いや、主役の四人とか、ジャニーズの人?なんだっけ?なんか、可愛くてよかったですよ。うん、ただ、ごめんなさい、匠馬様が素晴らしかった。何回言うねん。これから行かれる方々が羨ましくてならないです。私はもう、しばらく観劇なんて贅沢な遊びは無理かもしれないから。だから、ええ、120%で楽しんできましたよ。アンケートもびっちり書きました(笑)本当に、夢みたいに素敵な時間だったなぁ。また、チャンスがあれば行きたいな。ああ、もう今年はこれ以上良いことがないのが分かってるから、寂しくて切ないよ。とほほ。

    ちゅう太郎

    2017-11-25 00:12:36

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