中国の宇宙実験施設、大気圏に再突入 南太平洋上で燃え尽き

2018.04.02 Mon posted at 11:52 JST

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(CNN) 中国有人宇宙プロジェクト弁公室は、宇宙実験施設「天宮(ティエンコン)1号」が2日午前8時15分(日本時間午前9時15分)、大気圏に再突入したと発表した。

弁公室によると、天宮1号は南太平洋の中部に落下した。「ほとんどの部品は、再突入の過程で燃え尽きた」としている。

天宮1号は全長12メートル、直径3.3メートル、重さ8.5トン。2011年に打ち上げられたが、16年3月から機能しなくなっていた。

人工衛星や使用済みロケット部品などの残骸が地球に落下するのは珍しくない。しかし人が滞在することもできる大型宇宙船の落下は比較的珍しい。

米航空宇宙局(NASA)初の宇宙ステーション「スカイラブ」は1979年に制御不能となり、大気圏に突入して燃え尽きた。

直近では2001年、ロシアの宇宙ステーション「ミール」(重さ135トン)が制御された状態で落下し、ほとんどの部品は大気圏内で分解した。

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