どんな風に生きたいんだろうとか、何かやりたいことはないんだろうか、という問いは変わらずどうしても手放せずにいる。
特に何か目標を持ってそれに向かってがっつり行動をしている人たちを目の前にしたとき。
他者と比べても意味がないものだけど、自分はこのままでいいのかなーあーああ、ってのが自然と湧く。
大きな目標とか何かを作り上げるとか成し遂げるとかそういうことに価値がある、っていう考えがあるからそうなるんだと思う。
そのくせ困ったことに私自身は「何か」そのものには大して興味がないということがなんとなくわかってきた。
たとえばだけど、比較的料理には興味があって日々取り組んではいる。
だけどそこからレシピの研究をして本を作りたいとか、多くの人に食べてもらえるように飲食店を持ちたいとか、そういう深く熱を注ぐような目標はない。
ただ日常の中で食材を回して組み合わせる作業を楽しんでるだけ。
ある程度のおいしさまでいってればそこからさらに努力してもっと上を目指したいなんて気持ちもあまりない。
写真もブログも日々やっていることではあるけど、やっぱりその作業が好きなだけであってそこから先には特に生み出したいものがない。
作業に没頭している時間が好きなのであって、それ以上の価値を作り出すことへの興味が薄い。
なーのーにーさーーー!
目標を持ってガーーーッ!!っと集中してやってくっていう、その何かに興味を持ててるってことを羨ましいって思っちゃう。
「やりたいことがある人」に憧れる。
そんなん羨ましがってるなら自分でもやりゃいいじゃんって思うんだけど、なんだこの憧れと実際の興味関心との差は。
作業はしたい。過集中で寝食を忘れて取り組んでる時間はめちゃくちゃ楽しい。
部分的なところには興味はあるけど、全体に興味が大して湧かないってなんなんだろ。
物事に対してでも他者に対してでも、興味関心を持てるってことはすごいことだよなぁ、、、って思う。