エンジニアが多くの会社で求められるようになり、プログラミングはビジネスマンの必須スキルになるとまで言われるようになりました。とは言うものの今の社会人、大学生のほとんどはプログラミングというものに触れたことがないのではないでしょうか。
私自身大学生のころからホームページをいじり始め、以来独学でコツコツと学んでいますが、独学では詰まったときに教えてくれる人がおらず挫折しやすいのも事実です。
しかしながらどんなプログラミングの勉強サイトもだれにでも完璧に理解できる教え方をしているわけではありません。そこで、独学でうまくいかないときは同じ内容のところを別のサイトで勉強することをおすすめしています。
今回取り上げるサービスはある程度無料で使えるものが多いので、途中で詰まったら別のサイトでの説明を聞いてみてください。きっと理解が進むはずです。
目次
ドットインストール – プログラミングの概要を知る
ドットインストールはプログラミング学習者にとってはあまりにも有名なサービスですね。おすすめする人とドットインストールの強みをご紹介します。
■ こんな人におすすめ
プログラミングがどんなものかまずは知りたい。初級者向け。
プログラミング作業を自分でしていくレベルに達するのは難しいかと思います。
■ ドットインストールの強み
初級者向けの1レッスン3分程度の動画でプログラミングを学習することができます。
有料版(980円/月)にアップグレードすることで中上級者向けの動画も視聴することができるようになります。
有料版のプレミアムサービスでは以下のことができるようになります。
Progate (プロゲート) – 動画よりもテキストで学ぶ
プロゲートは270,000人のユーザーをかかえるプログラミング学習サイト。2018年3月現在、12カ国に展開しており、急速にその会員数を伸ばしています。
■ こんな人におすすめ
プログラミング初心者。ドットインストールと同じくプログラミング作業を自分でしていくレベルに達するのは難しいかと思います。
有料版(980円/月)にすることで中級者向けのレッスンも受けることができます。
■ プロゲートの強み
教材がすべてイラスト中心のスライドとなっており、紙のテキストよりも直感的で、動画よりも自分のペースで学習できる点が強みです。また、ソフトのインストールなしに実際にコーディングの練習もできるため身につきやすいですね。
アカデミック版では2つのコースのレッスンがすべて無料になります。
youtube プログラミング動画 – 具体的な解決方法を調べる
youtubeには無料のプログラミングレッスン動画が多くアップロードされています。”programming”と検索すれば700万件以上の動画がでてきます。
■ こんな人におすすめ
英語に自信がある初級~中級者。もちろん日本語の動画もありますが、数がかなり減少してしまいます。
コメントシステムを作りたいなど、具体的に知りたいことがわかっている人。
※プログラミングの情報は英語での情報が圧倒的に多いため、本格的にプログラミングを学びたい人はリスニングとリーディングのスキルは身につけておくことをおすすめします。
英語の学習もしたいかたはこちらの記事が役に立ちます。
■ youtubeプログラミング動画の強み
レッスンの数が圧倒的に多く、細かな内容についての動画が多くアップロードされています。そのため、具体的にやりたいことがわかっている場合はyoutubeをおすすめします。
paiza(パイザ) – エンジニアへの転職も可能
PaizaはIT/WEBエンジニア向けの転職・就活情報を掲載するメディアですが、同時にプログラミング未経験者が動画で学習できる環境も提供しています。述べ62,000人のユーザーがいます。
■ こんな人におすすめ
プログラマーへの転職を考えている。初級者向けのコンテンツが多いですが、ある程度スキルを身に着けたあとは、自分のプログラミングスキルが他社で通用するかの腕試しもできます。
■ paizaの強み
1レッスンが3分と短く練習問題もついているため効率的に学習ができ、paizaのエンジニアに質問も可能となっています。
600円~/月の有料プランでは中級以降のレッスンも視聴可能となります。
Stackoverflow / teratail – エンジニア向けQ&Aサイトで質問
独学で勉強するうえで問題なのが質問する相手がいないことです。そんなときは検索するのももちろん大事ですが、それでも分からない場合は実際に質問してみる方法もあります。いくつか有名なサイトを載せていますのでわからないことがあればここで質問することをおすすめします。
stackoverflow
stackoverflowは会員数100万人超のプログラマーの間では有名なQ&Aサイトです。分からないことがあれば、検索してみるとたいていこのサイトが上位に上がってきます。
英語が主体のサイトですが、英語がどうしても無理な人は規模は小さくなりますが日本語版もあります。
stackoverflow公式サイト
stackoverflow日本語版公式サイト
teratail
teratailは日本国内のエンジニア向けQ&Aサイトでは最大級のサービスです。回答率は90%以上を保っており、たいていの質問に対して回答してもらえます。
freeCodeCamp – プログラミングで非営利団体を救う
freeCodeCampではプログラミングを学び、修了書を得た人たちがNPOのために実際にコーディングする機会が与えられます。プログラミングの練習と社会貢献が一緒にできるまさに一石二鳥のプログラミング学習サイトです。
■ こんな人におすすめ
英語が苦にならない人。
社会貢献をしたい人。実際の練習の場が欲しい人。
■ freeCodeCampの強み
プログラミングスキルを実践で鍛えることができる。また実際に責任の伴う仕事なので続きやすい。
社会貢献ができることも大きな魅力のひとつです。
treehouse 無料体験
treehouseはアメリカを拠点とした動画学習サイト。5万人以上のユーザー数と299コース、23トピックものボリュームがあります。
有料のサービス(25ドル/月)ですが、7日間の無料体験も可能です。すべて英語でのレッスンですが、字幕をつけることも可能です。
■ こんな人におすすめ
英語でプログラミングを勉強することに抵抗がない。(前述したとおりエンジニアにある程度の英語の勉強は必須です)
本格的にプログラミングの勉強をしたい。
■ treehouseの強み
他の動画学習サイトよりもコンテンツ数が多く、プログラミングだけに留まらず、Webデザインやヴァーチャルリアリティ(VR)等のレッスンをうけることができます。
また、5万人のユーザーがいるためコミュニティが活発で質問に対しての回答が返ってきやすいです。
独学でプログラミングを勉強することについて
冒頭にも書いたとおり、独学は詰まったときに理解するのにも一苦労ですし、継続も難しいです。
ただ、そういった苦労を経験していれば実際にプロとして働くとなったときに役立つことは間違いありません。
昔、エンジニア間でもggks(ググれカス)というのが流行りましたね。教えてもらうよりも自分で調べ、勉強していく姿勢がエンジニアには求められているのだと思います。
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