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二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む 作者:木塚ネロ

第四章

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第7話 帰還者、短い入院生活と再会 3


 悠斗が見舞いに来てから数日後、ダラダラと暇な時間を過ごした俺は、ようやっと病院という名の檻から解放された。

「お世話になりました」

「いえ、無事退院していただくことができてホッとしました」

 平日の午前中のため、迎えは誰もいない。見送りは主治医の前田先生と看護師の方だけだ。

 舞は『兄様が迷子になって泣いてしまうのは哀れです』なんて言って迎えに来ようとしたが、初日はともかく、学校を休んでまで俺の迎えに来ることが妹にとって良いことだとは思わない。

 だから、『怠け者兄様がベッドで寝過ごし、病院の方々に迷惑を掛けないか心配です』とか、『忘れ物をしたなどと言ってナース服の女性をナメクジのように視姦するおつもりですか?』とか、『兄様の、変態、スケベ、ナース萌え、イヤらしい兄をもってこの妹、慙愧の念に堪えません』なんて罵倒にも耐え……、耐え……、られませんでした。

 だって無理っすよ、昔からあのジト目に面と向かって勝てる気がしないんですよ。
 それに毒舌の切れ味も微妙に上がってるし、最後の方とかほとんど話を聞けなかった。何か話してたような気がしたけれど、傷心の殻に閉じこもってました。ぐすん。
 むしろ、入院期間中だけでもちゃんと学校へ行かせることができたことのほうが奇跡に近い。

 なので、本来は午後一に退院予定だったのを時間を繰り上げてもらって帰ることにした。
 家に着いてから舞に連絡すれば流石に学校をサボったりはしなくなるだろう。後でさんざん拗ねられるだろうけど、大丈夫、舞はリンゴゼリーを献上すれば大抵のことは許してくれる。

「これから何かと大変でしょうが、お大事にしてください」

「はい、お気遣いありがとうございます」

 舞に持ってきてもらった普段着を着て、その他の荷物をバッグに詰め込んで肩に掛けた。
 俺は深くお辞儀をした後、病院に背を向けて歩き出した。

 天気は揚々と晴れ渡っていて、その抜けるような青さは、俺の心の決意のように堂々としている。
 色んな事を考えて、あれもこれも不安ばかりで、だけど、俺の不安なんてどうでもいいと思い切ってしまえばなんということもなかった。
 俺の不安なんてより、俺には守らなくちゃいけないものがある。

「さてと、まずはいつもの日常を取り戻さないとな」

 俺自身の意識と周囲の世界との間にある一年以上のズレ。
 変わったこと、変わらないこと、分かること、分からないこと。
 一刻も早く擦り合わせて、俺の記憶の中の日常を取り戻す。

 舞の側にいて、俺があいつを守るんだ。
 大切な人を失くさないように、手放さないように。
 他の何かに構う暇なんてない、間違えて、守れずに、そんな経験、もう二度と……。
 もう二度と、もう二度と……?

『なぁ、妾たちはどこで間違えたんじゃろうなぁ……』

『妾にできることなら、いくらでも、何でもしてやる。それこそ、世界の半分だってくれてやる。だから、なぁ、妾のそばに来てくれ、お願いだ』

「っ!?」

 ギラリッと痛むような強烈な日差しに目が眩む。
 目の前を顔の見えない誰かのサラリとした紅い髪がなびいて。
 けれどその幻影に手を伸ばした次の瞬間、ズキリとした頭痛の光の中へと消えていく。

「……これにも慣れてきたなぁ」

 足掻いている。俺の中で、きっと失くしてしまった俺が足掻いている。
 ……なんとなく感覚でわかる。必死に表に出てこようとしている俺自身を感じる。
 悠斗のためにも、舞のためにも、そして俺自身のためにも記憶は取り戻すべきだったけれど、どうしても、俺はこの感覚が好きになれなかった。

 いや、好きでないというより、怖い。

 俺の内側で叫ぶ声は本当に自分自身の声なのかと思うほどに、苦しみと怒りに満ちている。
 思い出さなきゃと理性で考え、思い出せと過去の自分が訴え、けれど、心のどこかが怯えている。

 本当にこれが自分なのかと、どんなひどいことがあったのかと、振り払った不安がそのたびに顔を出す。

「だけど、さっきのはなんか、ちょっと違ったな……」

 憎しみとか怒りとか、そんな感情ばかりが伝わってくるいつもと違い。
 さっきは優しい気持ちになって、愛しさとせつなさに溢れて、だけど最後はやっぱり悲しい気持ちになった。

「まったく、本当にいったい、なにをやってたんだよ、俺は」

 若干恥ずかしい愛情の余韻感じながら、自分の気持ちをごまかすようにガシガシと頭を描く。
 というか、女の姿を思い浮かべて悲しい気持ちになるって言うことは、記憶が消えた間の俺は失恋でもしたのだろうか。

「~~~――っ、ヤメヤメヤメッ!! あーくそっ、ドツボに嵌まりそうだ」

 乾いたアスファルトを踏みしめながら、少し立ち止まって頭を振る。

「あら、何に嵌まりそうなのかしら?」

「? ……、あ、あなたは……ええ、っと」

「え、何その反応、もしかして忘れられてる!? 私よ私っ、ほら、川上久美子っ!! 『月間・ユートピア』で記者をしてる!」

 声をかけてきたのはカーディガンを羽織り、黒髪を結い上げた大人っぽい女性だった。けれど、慌てた態度でガサガサとバッグから雑誌を取り出すその落ち着きのない姿はミスマッチすぎてなんとも言葉が出てこなかった。
 女は化粧と髪型で化けると以前に母さんが言っていたが、これはひどい。

「あ、あーぁー、はい、はい、川上さんですよね、大丈夫、覚えてます覚えてます」

「……あなた、もう少し嘘のつき方を覚えたほうがいいわ。そこまで分かりやすいと怒りを超えて殺意が湧いてきちゃうから」

「いや、本当に忘れてないですよ。ただ、前は夜だったし、俺自身が平常心じゃなかったし、川上さんも今とは全然違う格好だったじゃないですか。正直、別人かと思うぐらい見違えました」

「あったりまえでしょ! 張り込み最終日を超えた姿と、ばっちり戦闘スタイルを整えてきた姿に違いがなかったら女として泣きたくなるわよ」

 見違えたと言ったのが嬉しかったのか、弛んだ顔で胸を張るそこそこの年齢の女性。
 見た目だけじゃなく中身も化粧しないと意味がないですよ、とは言わないほうがいいんですよね、分かってます分かってます。

「って、そうじゃないそうじゃない。こんなことを話しに来たんじゃなかったわ」

「あー、今日はもう帰ってゆっくりしたい気分なんでまた日を改めて……」

「あぁ……?」

「ッていうのは無理ですよね、はい」

 鋭い視線と低い声に押され、俺は愛想笑いをするしかなかった。

「この時間だと、お昼はまだよね? 適当にそこらのファミレスに入ってお話ししましょうか。っと、その前に、コレ」

「? マスク?」

 受け取ったのは使い捨て用の白いマスクだった。

「そう、それからコレと、コレも。なんでそんな無防備な格好で出歩こうとしてるのよ」

「え? あ、はい?」

「ほら、早くつけてつけて! 危機感が足りなすぎ!」

 マスクの他、サングラスにニット帽まで渡され、促されるまま俺は古典的な胡散臭い変装姿にさせられる。

「『転移志願者』たちの話、聞いてないの? どっぷり嵌まってる犯罪者は完全に頭がおかしいから、素性がバレたら絶対あなたに神風アタックしてくるわよ」

「……き、気を付けます」

 俺の危機感はまだ足りなかったようだった。




「とりあえず、ドリンクバー二つとハンバーグのライスセット二つで」

「ドリンクバー二つにハンバーグのライスセットですね。かしこまりました」

 入店したファミレスは、お昼には早い時間帯なのにそこそこの客入りだった。

「まったく、もう少し注意したほうがいいわよ。最近はこの国も物騒だから。自分の立場、理解できてるんでしょ」

「……以後、重々注意します、はい」

 その忠告は的を得たものだったので、何も言えずに萎れるように頭を下げた。

「ま、とは言ったけどそこまで心配する必要もなさそうね。きっちりガードもついてるみたいだし」

 ちらりと川上さんが視線を向けた先にはどこにでもいそうな背の高い男が入り口付近の席に座っている。

「あー、えっと、やっぱりあれって俺のことを守ってるんですか?」

 気のせいかと思っていたけれど、病院の前で挨拶をしていたあたりからずっとこちらの様子を伺っているような気配を感じていた。

 ただ、悪意は感じないし、俺のことをというよりは俺の周囲を監視しているような気配を感じる。それも目に付く範囲にいるのが彼だけというのであって、それ以外の複数の気配がある。

(……いや、待て待て俺、能天気すぎるだろ。悪意は感じないとか、見えない範囲の気配を感じるとか、なんだ俺、中二病が再発? 待て待て待て、黒歴史に後戻りとかマジ無理だから)

 ここ数日、なぜか自然と浮かんでくる根拠のない感覚を頭を振って否定する。

 とはいえ、現実に入り口付近の席に陣取っている男の人はいるわけで。

「聞かされてないの? 私、あなたのこと待ってたら、あそこで知らん顔してるおっさんに無理やり引っ立てられたんだけど。そんでもってあなたのことを記事にしないよう、誓約書まで書かされたんだけど」

「……いや、俺をそんな目で見られても」

 ジト目で見られた俺は視線を逸らす。

「名前も実名も出さない、ただのインタビュー記事でもダメだって。帰還者がいること自体を隠し通すことにしたみたいね。『もしあなたが書く不要な記事で死人が生まれたらどうするおつもりで?』とまで言われて記事にする勇気は私にはないわよ」

「……だったらなんでこうして?」

 はぁ、とため息をつく川上さんへと問いかける。

「完全な興味本位よ。いろいろ頑張ったんだもの、記事にできなくてもせめて話を聞くくらいのことはしておきたいじゃない?」

「まぁ、なるほど……?」

 そう言いながら、俺はどうしようかと思う。

「で? 三万円分の話は聞かせてもらえるのよね?」

「あ、あははは……」

 ワクワクとしたようににっこりと笑う川上さんに、さひとまず愛想笑いを浮かべる。
 で、記憶がない俺はいったい何を話したものですかね?


                  ☆


「はぁ~……疲れたぁ……」

 ザパンッ、とお湯を無駄にしながら入った家の湯船は一日の疲れが溶けていくような気持ちよさだった。

『き、記憶喪失~? えっと、つまり、私、完全に無駄働きってこと?』

『むしろ、警察に目をつけられただけ損、みたいな?』

『くぅ~―……っ!! いい条件の合コン蹴ってまで頑張ったのにっ、頑張ったのに……っ!』

 そんなやり取りを交わして川上さんと別れた俺は、当初の予定通り家に着いてから舞の携帯にメールを入れた。

 電話で直接話す勇気はなかったので簡潔に事実だけを記したメールを送ったら、速攻で電話がかかってきた。
 その電話に出るのをためらっていたら、『チキンな兄様、玄関で正座して待っていてください。帰ったら大切な大切なお話があります(ハート♪)』と現実逃避したくなるお返事が返ってきた。

 そんなわけでにこやかに笑いつつ、血のように赤い夕陽を背負いながら帰って来た妹様に、ずーっと説教を受け続けた。
 今日あったことを洗いざらい聞き出され、川上さんのこともバレた。

 絶対零度の視線で見下ろされた俺は、『バカ兄様は下半身ばかりがご立派なのですね』とか、『クズ兄様は女性の扱い方から覚えるべきです、まだ兄様には早いですよ』とか、『この健気な妹、ダメ兄様が女性に襲い掛かるゲス兄様になる前に舞が一から調きょ、指導して差し上げましょうか?』なんてチクチクチクチクと責められまくった。

 お供え物のリンゴゼリーを用意して土下座しながら待っていなかったら、きっと朝までお説教コースだっただろう。

「明日からは学校か……。舞の同級生で、悠斗の後輩になるなんてなぁ」

 俺はぽつりとつぶやいて、のぼせ上がる前に風呂を出た。
 パジャマに着替えて居間に戻ると、舞がソファに座ってテレビを見ていた。

「あ、兄様、ちゃんとお湯には浸かりましたか? あぁ、ほら、しっかりと頭を乾かさないと風邪を引きます」

「おいおい、いいって。子供じゃないんだから。それより自分が風呂に行って来いって」

「そうですね、それではお風呂を頂きますね。……お湯、汚したりしていませんよね? ゴミ兄様」

「あの、ホントもう勘弁してもらえませんか? 兄さん、可愛い妹にこれ以上いじめられたら立ち直れなくなりそう」

「ツーンです。兄様が悪いので知りません」

 すまし顔で子供っぽいことを口にしながら視線を反らす舞。
 あぁ、なんだこれ、うちの妹、可愛すぎるんだけど。
 俺のツボをグリグリする可愛さなんですが。

 俺は風呂へと向かった舞を見送って、冷蔵庫に入れておいた缶ジュースを取り出しに行く。

 居間に戻って手持ち無沙汰にテレビの電源を入れると、やっていた番組はよくある事件の特集バラエティだった。
 芸能人やら専門家やらコメンテーターやらが集まって、再現VTRを見て色々話す奴だ。

(……また、転移志願者絡みの事件についてか……)

『……ということは、容疑者は自殺ではないかもしれない、ということですか?』

『えぇ、自殺の方法として自らの喉を刃物で切り裂くというのは常軌を逸していますからね。自殺の手段のほとんどが首つり、次いで高所からの飛び降りといわゆる練炭自殺。明らかに苦しそうな方法で自殺する意味はないですから

『いやでもあれっしょっ、犯人の人ってさ、薬物もやってたんっしょ? もう本当におかしくなってたんじゃないですかね?』

『だとしたら被害者の女の子が最後の抵抗したってことですかぁ? いやぁーん、可哀そう……』

『なんにしても、やり切れない事件です。せめて被害者の『斎藤 聡美』さんの魂が安らか……』

 プツッ、と俺はテレビの電源を落とした。

「……もう寝るか」

 一気に缶の中身を飲み干して、居間を出て『俺、先に寝るな~』声をかける。
 舞が『はぁーい』と返事をしたのを確認して、俺は二回の自分の部屋へと向かった。
 一年以上も主がいなかった部屋の中は、俺の記憶のまま綺麗に保たれていた。母さんの育てていた植物や、父さんの趣味だったバイクと同じように、舞が大切に管理してくれていたのだと分かる。

「…………」

 俺は布団を被って電気を消し、瞼を閉じて心を落ち着ける。

 そして、俺が失くしてしまった記憶のかけらを探して回る。
 これはこの数日で習慣化したことだ。寝る前はこうして記憶の在りかを探す。
 深く、深く、自分の中へ沈みこむように底を求めて潜り続ける。

 その底には何か、絶対に忘れちゃいけなかった何かがあるんだ。
 とても大切な何かが。

 だけど、どれだけ深く潜ってみてもその底へはたどり着けなくて、そのうち睡魔に絡みつかれて意識を手放してしまう。

 今日も俺の手は何も掴めそうもなく、鈍化した思考が眠りへと溶け込んでいく。

「…………、…………、っ、? 舞……?」

「…………」

 ウトウトとし続け、ようやく完全に眠りに落ちる寸前、キュッと背中の服を掴まれる感覚に、少しだけ意識が浮かび上がる。
 自分の物とは違う、少しお高いシャンプーの匂いを感じる。

 横向きに寝ていた俺は首だけ動かして背中側を見ようとして、やめた。

 俺はいつの間にか布団に忍び込んできていた舞に何か言葉を掛けることもなく、再び目を閉じた。




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